藤田紘一郎先生の“コレラが街にやってくる”
   1.DANGEROUS
ROXETTE
 地球温暖化が日本にもたらすもの。色々悪いことはありますが、今夜は温暖化の影響で出てくるコレラ菌など、微生物のお話。本当に怖くて危険な話です。だからというわけでもありませんがオープニング・ナンバーは“デンジャラス”です。
   2.WE'RE READY
BOSTON
 実は東京湾には昔の形、つまり強力なパワーを持ったコレラ菌が眠っている・・・。それが温暖化で海水が暖かくなると目覚めて活性化する、というコワ〜イお話。ということは、これらのコレラ菌は今まさに「いつでもOK」準備が整ってますという状態。だから、この曲を聴きながら、もっと怖くなろうというわけです。
   3.REAL REAL GONE
VAN MORRISON
 温暖化の影響は細菌ばかりじゃありません。人間の手で自然を痛めつけてきたばっかりに色々多種多様な種が絶滅の危機に瀕しているということです。食物連鎖の関係や多様性を考えると人間のせいでいろんなものが消えてなくなっているという悲しい現実があります。このままでは本当に全部なくなっちゃう・・・。
   4.LIVING IN DANGER
ACE OF BASE
 生物の多様な種が危機に瀕し、環境は激変。まさに私たちは危険水域で暮らしているということです。そのわりには自覚がないような・・・。ある人が、“温暖化の影響で気温が5度上がるんだってさ”というと“やったー、ラッキー。じゃぁ、あんまり寒くなくなるじゃん”って言ってました。なんだかなぁ。
   5.WE'LL BE TOGETHER
             STING
 水没の危機に瀕している南太平洋の島国ツバル。そこを救うために一人の日本人がチャリティ活動をしています。そのココロは、海面上昇による島の水没は決して他人事ではないということなんです。地球に生きる人々にとって、どこかの環境破壊はやがて自分に降りかかってくるもの。まさにみんな一緒なんですよね。
   6.I GET WEAK
BELINDA CARLISLE
 環境破壊に対抗するためには我々そのものが変わっていかなきゃだめ。それなのに、現代人は昔の人々に比べて免疫細胞が弱くなって、外敵にヨワ〜イ身体になってしまっているんです。このままではいけない・・・。
   7.STRONG ENOUGH
SHERYL CROW
 さて、この後人類はどうすればいいのか、この環境激変の時代にいかにして生き残るのか。その答えはある意味では非常に単純。外敵に負けない身体を作ること。つまり免疫細胞の強化しかありません。化学薬品での対症療法ではもうだめ。ストロングにならなくちゃいけないんです。