星野智子さんのヨハネスブルグ・サミット報告
   1.WHERE DO YOU GO FROM HERE
SEVEN & THE SUN
 温暖化に大気汚染など環境破壊がどんどん進むのに、各国政府は何も有効な手段を見いだせないでいる。政治のレベルで環境問題が交渉の材料になっているからなんでしょうが、このままだと我々はどうなってしまうのか、今回はかなりディープに考えさせられる回になりました。となれば、オープニング・ナンバーも問題提起が他の曲がいいと思ってこの曲です。トリプルAの新人バンド、セヴン&ザ・サンのデビュー・アルバムから。
   2.LIFE GOES ON
LEANN RIMES
 環境問題はとどのつまり南北問題に置き換えることが出来ます。たくさんの途上国と一握りの先進国。そのエゴのぶつかり合いの中で環境はどんどん悪化しているんですね。そして、人々の生活も、今のところ発展基調で進んでしまっています。
   3.THE EARTH , THE SUN , THE RAIN
COLOR ME BADD
 エネルギー問題一つ取ってみても、世界的な合意はなかなか得られない。ちょっと考えるだけでも原子力より自然エネルギーの方がいいに決まっていると思ってしまうんですが・・・。地球の恵み、自然の恵みをエネルギーにするのがいいと思うんだけどなぁ。
   4.WHEN TOMORROW COMES
EURYTHMICS
 今我々に直接関係するところで一番関心の高い問題がゴミ問題です。でも、これがまたくせ者。なかなか一筋縄ではいかない厄介な問題。根本的なところから、それこそ構造改革しないとダメという感じなんですけど、これまた難しい。このまま明日が来てしまったら・・・。
   5.HAVE FUN
THE BEAUTIFUL SOUTH
 お待たせしました。油井昌由樹さん出演、キャスティング・ディレクター担当という映画「TO END ALL WARS」が、とうとうDVDとビデオで発売されます。レンタルも同時に開始ということで、油井さんのメッセージは『楽しんで下さいねぇ』
   6.EVERYTHING WAITS TO BE NOTICED
ART GARFUNKEL
 NGOの人々の関心事の中でかなり上位にあるのが“情報公開”の部分だということです。正しいデータを元に正しい認識で物事を見つめれば、おのずと正しい解決法もわかるというもの。そう。すべての事柄は事実を知るところから始まるんです。この曲はアート・ガーファンクルの新作の中の曲です。
   7.NEVER STOP
JACKSON BROWNE
 開発と環境の両立は確かに難しい問題ではありますが、環境保護に対する取り組みは決してやめてはいけないもの。皆さんも性根を据えて、私たちとともに頑張りましょう。この曲はジャクソン・ブラウンのニュー・アルバムの収録曲です。