写真家・野寺治孝さんを迎えて
   1.RADIO RADIO
    MEJA
 今週のオープニング・ナンバーはメイヤのこの曲。BayFMで東京湾を話題にした放送をするということで、たくさんの人々に聞いて欲しいという願いをこめて、ラジオの力を歌ったこの曲にしてみました。
   2.PRECIOUS WORDS
   SWING OUT SISTER
 野寺さんにとって尊敬する写真家、ジョエルさんの言葉は非常に重かったと同時に、勇気づけられたり励まされたりという効果があったに違いありません。その意味でも“言葉”が人に与える影響は大きいと言わざるを得ません。でも、そんな言葉に影響されるのは、その言葉が発せられる状況を自分が受け入れているからだと思うわけです。この曲はスウィング・アウト・シスターの初期の名曲だと思います。
   3.JUST THE WAY YOU ARE
  BILLY JOEL
 実はゲスト部分を収録するときに、野寺さんの「東京湾よ、おまえは素顔のままでいい」という意味の言葉がでたとき、エイミーに、“ここでビリージョエルがかかるのよね”といわれ、あまりにも図星を指されたんで、意地になって違う曲を見つけようとしたんですが、この曲に勝る曲は見つかりませんでした。というわけで、ビリー・ジョエルの大ヒット曲、「素顔のままで」が、ここに日の目を見たわけであります。
   4.LAUGHTER IN THE RAIN
    NEIL SEDAKA
 子供の頃にはよく見たカタツムリ。最近見かけないなぁと思ったら、みんなに“それは目線が変わって気がついていないだけだ”といわれ、ちょっぴり反省。そういえば、カタツムリを見て、彼らは雨の日に楽しそうだなぁと思った覚えがあります。そんなことを思い出してたら、この曲が浮かんできたんです。当時、日本では今一つ当たりませんでしたが、80年代になってタバコのCMソングとしてリバイバルしました。
   5.BETTER DAYS
             FAITH HILL
 油井さんの「みんながきれいになると思ってたら絶対きれいになるんだ」という言葉。その通りだと思います。これぞ、言霊ってやつ?で、明日は今日よりもいい日になりますように、です。
   6.MY HOMETOWN
   BRUCE SPRINGSTEEN
 野寺さんの写真集『帰郷』には、哀愁があります。僕は東京生まれの東京育ちですが、僕が子供の頃は、東京といったって自然がたくさんあった。何しろ、環七なんて未舗装だったんだから。今では東京がふるさとだと思うと、面はゆい感じがありますが、記憶のなかには『田舎』の風景だった東京がしっかりと残っています。
   7.LONELY STRANGER
   ERIC CLAPTON
 この曲、野寺さんのリクエスト・ナンバーです。クラプトンが好きで、会社の名前もクラプトンのニックネームである『スローハンド』にしてしまったという野寺さんへのデディケイト・ソングです。アルバム『アンプラグド・ライヴ』から。