2003.11.02放送 モンベル渋谷店オープン記念スペシャル
●辰野社長、ついに東京の渋谷にフラッグシップ・ショップをオープンさせましたね。 「フラッグシップという意味では、一昨年にOPENした1000坪の大きなお店が南町田の方にありまして、モンベルは2000アイテムくらいの商品、その他の商品を入れますと5000アイテムくらいの商品を一同に見せてあげられる場所になっています。しかし地理的には都心部から離れますので、やはり都心部にも1つ、そういった顔をいつか作りたいなと思って、たまたまご縁があってしかも渋谷の東急ハンズさんの目の前にお店を出すことになったわけです」 ●この渋谷店には、たくさんの方が訪れると思うんですけど、利用する人々に何か一言ありますか? 「最近の渋谷は、いわゆる青少年の犯罪などが起こって治安が悪くなっているというイメージをみなさんお持ちだと思うんですね。事実、我々のお店からそう遠くない場所で事件が起こったりしています。でもこれからの時代を担う若い人達に、ちょっとおこがましいんですけど、少しでもアウトドアの野外での自然の素晴らしさを理解してもらえるような情報の場になれればいいなと思っています」 ●気軽に立ち寄って情報交換とか、こちらの5階のイベントスペースでは色々なトークショーなんかも行なわれますから、そういう人達の話を聞くだけでも何かのヒントや参考になれば楽しいですよね。 「そうですね。まさに情報の発信基地になればいいなと思います」 ●モンベルさんはウエアとかグッズを見るたびに「あっ、欲しい。これも欲しい」ってなるんですけど(笑)。それ以外にもアウトドアの探検だったりスクールとかツアーのプログラムもやってらっしゃるじゃないですか。 「是非お買い上げ下さい(笑)。『モンベル・アウトドア・チャレンジ』『M.O.C』、モックという呼ばれ方をしてますけど、ここではカヌーとかカヤック、ラフティング、山イベントとしては登山ロッククライミング、それから自転車とありとあらゆるアウトドアフィールドで楽しむことの出来るお遊びを提供してお客様と一緒にアクティヴィティを共有したいという思いでやっています」 そんな辰野さんは、関係者の間では“笛吹き男”として大変有名なんですが、オープン・イベントではもちろん、辰野さん率いるモンベル社員バンド、「東風人(コチンチュ)」のライヴも披露されました。放送では、そのライヴから、辰野さんのオリジナル・ナンバー“四万十の春”“蘇州夜曲(そしゅうやきょく)”そして、「モンベル」の社名がもとになっている宇崎竜童さん作曲によるナンバー“美しき山”をお送りしました(詳しくは音楽のページ、THIS WEEK'S ON-AIR MONITORをご覧下さい)。辰野さん、オープンイベントでお忙しい中ありがとうございました。
片山さん「自分はモンベルさんの4階でも『UGO(ウーゴ)マウンテンバイク』という自転車を売っていただいているんですけど、それには濃紺をイメージして紺色を使っています。『なんでですか?』って聞かれたときには、去年エベレストを失敗して地団駄踏んで帰るときに振り向いた瞬間にパッと上を見たら宇宙だった。自分が地球の天辺の尖ったところにいて、背中にエベレストの頂上があって、目の前に宇宙があって、それが本当の濃紺で、そういう非日常、そこでしか体験できないものを自分の中にいっぱいとどめたいと思ったって、カッコつけて言ってるんですけど(笑)。 やはり8800mとかまで頑張らないと見られない景色というのがあって、1度見ちゃうと、多分社長もマッターホルンの北壁で岩釘の上にロープを外して1人で立ってみたり、そういう経験、エキサイティングなことをして、自分の命がたった1本の釘の上に、今立っている何千メートル地点でそういうことを繰り返さないと見えないものっていうのは、上手く言えないですけどあると思うんですけど」 辰野さん「F1と山登りとの共通点ってありますか?」 片山さん「物理的にはないと思うんですけど、最近思うのは、最終的には全部一緒で内面的な自分の部分だと思うんです。ある日突然、F1に乗ったときに死ぬのが怖くなったんです。戦うのが怖くなって全身全霊で戦えない自分がいることに気が付いたんですね。それは自問自答したときに『あっ、ケガをして死ぬのが怖いからだな』とか『結果を気にしだしたんだな』とか、そういう意味で『価値観が変わりだしたんだな』『要は歳をとったんだな』って一瞬雑念が入ったっていう感じだったんです。何も分からないで若いときの純真無垢なエネルギーで『有名になりたい』とか『俺が世界で1番になるんだ』じゃなくなってることに気が付いて『これはもうF1に乗る資格ない』って思っちゃったんです。 そこで、1度確認作業でカッコつけて『自分の心の井戸を掘るんだ』なんて言って山に向かったんですね。でも、登りながらテントの中で1人で『なんでこんなことやってんのかなあ』『自分にとって1番大事なものはなんだろう』とか『自分は人生に何を求めているのかなあ』って思って、そんな自分の問いに対して『お金が欲しいのか』『有名になりたいのか』『女の子にもてたいのか』とか色々浮かんだんですが、結局、答えを出せなかったんです。 でも、そうして去年、エベレストで振り向いた瞬間に、ポルトガルでクラッシュしたときに集中治療室でウチのカミさんが僕の横で泣いてた時のことを思い出して『しょうがない今日は帰ってやるか』って思い、初めて『あれっ、今まで自分の中で大事なものの中に家族って入ってなかった』って気が付いたんですよ。今まではプライドとか優勝とか地位とかそういったものが1番で、でも『もしかしたら子供も可愛いし家族って大事?』って言ったら、カミさんに『今ごろ何言ってんだ!』って凄く怒られましたけど(笑)。 そんな感じで、今、自分の身体を使って初めて気付いている段階で、それが内面的には全て一緒で、山から降りて帰ってくると、ちょっと強くなって逆に余裕があって人に優しくなれるという感じですね」 辰野さん「結局、自分は『何故、山登りをするのか?』ということに対する想いや答えは出たんですか? ベースキャンプで暇で何でこんな所でこんなことしてんのかなって思うでしょ?」 片山さん「分からないのが1つの答えでもあったんですけど、何を求めているのかとか家族の問題とか当たり前のことを確認しただけで、全然答えが出ないことが分かったんですね。1つだけ自分の中で分かったのは『なんて俺は小さい人間だろうなあ』って思ったこと。負けたくないっていうか、1番になりたいんですよね。」 辰野さん「相手のいない勝負をすることですな(笑)」 片山さん「はあ(笑)。ドライバーと山の関係で最近発覚したことがあるんです。例えば、オリビエ・パニスはモンブランに登っています。それからクリスチアーノ・ダ・マッタと話したらエベレストの本は全部読んでいて、F1を降りたら絶対に山に行くそうです。マクラーレンをテストしたアレックス・ブルツも山やっています。それからデイビッド・クルサードも山やっています。ジャン・アレジもミハエル・シューマッハもフリークライミングやってます。みんな山やるって言ってます。別件でシューマッハと話をしたら将来山やりたいって言ってました。マイケル・アンドレッティもミハエル・クルムもドライバーはみんな辞めたら山登るって言ってます。みんな通じるものがあるから、やりたいんだと思うんですよ」 辰野さん「1番共通しているのは集中力と持続力と判断力なんですよ。この3つの力というのは人間が生きていくうえで最も大事な生きる知恵なんです。ある教育者が『勉強の出来る奴は必ず共通点が3つある』と言っていたんです。それは何かというと集中力と持続力と判断力なんです。これは勉強をしている過程の中で身に付いたか、もしくはそういう力があるから勉強が出来たのかは分からないけども、必ず3つ共通点があるとおっしゃった。で、そう言われてみると僕は3つあるぞと思ったんです。でも勉強は全然出来なかったわけですけどね(笑)。ということは、その教育者曰く、人間の能力には限界がない。無限にあるというのはその3つの力をつける方法論が無限にあって、その内の1つが勉強であったり、山登りであったり、F1レースだったりするわけです。レースなんてのはまさに集中力と持続力と判断力がないとダメじゃないですか。それは山登りも一緒で、この3つの力というのがF1レースと山登りの共通項だと思いますね」
僕が1番痛感するのは、例えばミクロネシアの海で、彼らの航海術の中には波のうねりを読んだりとか海の中に住んでいる生物とかを見分けて航海する技術もあるんですけど、それが昔は適応できたのに今は適応できない、昔の航海術が今は使えなくなっちゃっているということがあるんです。もうちょっと詳しく説明すると、彼らは書き文字を持っていないので地図を全部歌にして読み込んでいて、その中には『ある海域まで行くとクジラの群れが出てきて』とかそういう様なストーリーも入っているんですが、実際その場所に行くと昔はクジラの群れとかがよく現れるポイントだったんですよ。ところが、今はほとんどそれが無くなってしまったりして、それは環境が変わっていくってことですよね。そういうのは本当に感じますね。 でも、僕達は昔に戻ることは出来ないし『昔は良かった』というノスタルジアからは何も生まれてこないと思っているので、こうやって変わっていく中で変化していく環境をじっと見つめながら、自分が感じたことをその場に居る人に伝えつつ、色々な所を見ていけたらなと思っています」 石川さん「今、僕が1番興味を持っているのが気球で空を旅することなんです。パラグライダーやハングライダーは数時間すると揚力で地面に落ちてしまいますけど、熱気球は燃料を積めば長く旅が出来るので、その気球で空を旅したいなと思っています。実は今日もこのスライドショーが終わったあとにそのまま栃木の方に行って気球に乗りに行くんですけど、ここ3ヶ月くらい集中的に気球に乗ってライセンスを取って色々な所を旅したいなと思っています。山の頂上からの眺めもそうですし飛行機からもそうですけど、空からの眺めって僕は物凄く好きで、気球ってそんなに高くまで行かなくても面白い風景が見られるんですよ。日本だけじゃなくて世界中行きたいんですけどね。 昔、星野道夫さんが『飛行機でカリブの大移動とかを撮ると、カリブを追い立てる感じでしか写真を撮れない。だから、アラスカを気球で飛んで空から写真を撮りたかった』というようなことを彼は言っていて、気球だったら音がしないからもうちょっと優しい写真が撮れるんじゃないかっていうことなんです。結局それは実現しなかったけど、そういう写真の撮り方もできるし風景の見方も出来るんじゃないかなと思っています。 また、出来る限り単独で旅をしたいと思っていて、2人以上じゃないと気球は操作がなかなか難しくて単独でというわけにはいかないんですが、色々やっています。なんとか2人で出来るんですけど、気球を組み立てて飛ばすまでもなかなか大変だったりするんですよ。1番やらなくちゃいけないのが風を読むことです。ある高さまで行くとどんな風が吹いていて、ジェット気流にはどうやって乗るか、上昇気流にどうやって乗らないかとか風を読んで空を旅しなくちゃいけないんですね。だから今は気象関係とかを学んだりしています。 気球は、1番高くて8000m~12000m位の空を旅するわけです。チョモランマは8848mでしたけど、その辺の高度で、太平洋や大陸を越えたりとか、そういう旅をやるわけなんです。そうすると飛行機が飛ぶ高さと同じ位の高さなので、飛行機を除けなくちゃいけないし、酸素ボンベを使う必要も出てくるはずです。色々考えながら今もやっているところです。
獏さん「もう、ちょっと白いのが僕もこの辺にありますけども(笑)」 辰野さん「白髪5人男というのが野田知佑、夢枕獏、佐藤秀明、藤門弘と私と大体いつもつるんで遊んでいるわけですけど、僕が『どっか行こう』って電話したらこの人は絶対嫌と言わない(笑)。NOなしですよ」 獏さん「だって二日前にいきなり四国へ来ないかって言うんですよ(笑)。『えっ、なんだろうなあ』と思ったら、以前から野田さんの家が完成したお祝いをやろうって決めていたんですよね。でも最近はみんなの都合がなかなか合わなくなっちゃったんですよ」 辰野さん「藤門弘なんか酷かったですよ。村会議員でトップ当選したっていう(笑)。しかもわずか200票ですけど(笑)」 獏さん「それでみんなの都合を合わせるのは面倒だっていうんで、辰野さんが『とにかく僕は2日後に行くから来ない?』って言うんで『あ、そうですか。じゃあ行きます』って言って行ったんですよ」 辰野さん「獏さんはすごいフットワークいいですよ。これは大したものです。今年は大きい旅行というのはどこに行かれましたか?」 獏さん「ほんの1ヶ月位前にユーコン川の支流のビッグサーモンリバーという川があるんですが、そこを野田さんと林家彦いちさんっていう落語家の方と一緒にずっと下ってきたんですよ」 辰野さん「やはり、そのビッグサーモンリバーでは釣りですか?」 獏さん「上流の方にかなり大きなキングサーモンがいたんですよ。そのサーモンを2時間半かかってようやく釣ったんですよ。普通サーモンって川に上がると捕食活動をあまりしないんですよ。5、6匹いてゆらゆら上に行ったり下に行ったりしているのが見えるので、何度も投げているんですけどダメなんです。もう口の中に放り込むしかないと思って、投げて開けている口の中にフッと入っていくんですけどダメなんですよ。2時間半くらいやっていたらようやく口のところに針がフッと通った時にくわえたんですね。ようやくメスを釣り上げたんですけど、オスが一緒に付いてくるんですよ」 辰野さん「そんな殺生なことをしない。野蛮でしょ。だから僕はそういうことをしない。僕以外はみんな全員釣りをやるんですが、僕は釣りはできないし泳げない」 獏さん「あっ、泳げなかったんですか? 弱点が1つ増えましたね(笑)」 辰野さん「泳げないからカヌーに乗るんです(笑)。皆さん泳げなくてもカヌーは大丈夫ですよ。ちゃんとライフジャケットを着けるから、大丈夫ですからね」 獏さん「カヌーを水と同じ重さにして水中で漕げば大丈夫ですよ(笑)」 辰野さん「何を言っているんですか(笑)。今日はモンベルの渋谷ビルの5階にイベントホールといいますかサロンを作りましてね。なにがなんでも獏さんの写真展をやらしてもらおうということで写真を置きました。この写真集はどういう写真集なんですか?」 獏さん「10代の後半から相当入れ込んで写真を撮っていた時期があったんですよ。ここ10年くらいは写真を撮っていないんですけど、海外へ行くっていうと大抵ヒマラヤの南か北へ行っていた時期が非常に長かったんですね。その時にいっぱい写真を撮っていたのでそれをまとめて1冊にしようかなと思っていたんですけど、なかなか1冊にするコンセプトが見つからなかったんですよ。その時に『あっ、般若心経をコンセプトにやろう』と思いまして自分のヒマラヤ周辺で撮った写真を集めて、今ここに飾ってあるような写真を並べて本を1冊作っちゃったんですよ」 辰野さん「彼は本当に起用なんですよ。釣りをやっても上手いし、物を書かせてもほどほど書きますしね(笑)」 獏さん「そこそこやりますよ、僕は(笑)」 辰野さん「おまけに写真もプロも裸足で逃げ出すほどの上手さで、焼物もやるでしょ」 獏さん「焼物はねえ、まだド下手ですね(笑)」 辰野さん「いや、でも自分がちょっとやるとすぐ『第一人者』みたいな本を出すでしょ、あなた」 獏さん「いや、そんなことないですよ。写真の本だって始めてから10年以上たって出したんですよ」 辰野さん「でも陶芸の本なんて・・・(笑)」 獏さん「陶芸の本はですね、『俺達は上手いぞ』っていう本じゃなくて『こんなに下手ですよ』って本ですから、タイトルだって『 陶素人(とうしろう)』っていう本ですから(笑)」 辰野さん「これが『陶素人(とうしろう)』っていう陶芸の写真集です。ここに素晴らしい作品が1つ載っていますね」 獏さん「えっ、どれだろう? あーっ、素晴らしい(笑)。辰野さんの作品がこの本の中にも載っているんですよ」 辰野さん「あっ、本当、それを言わせたかっただけなんですけど(笑)。佐藤秀明、辰野勇、藤門弘、作。素晴らしい作品ですね」 獏さん「ウチに遊びに来た時に辰野さんが作ったんですよ。この人は何をやらせても起用なんですよ(笑)」 辰野さん「商売もほどほどやるでしょ(笑)」 獏さん「ビルも建てちゃって(笑)。それで家に来た人が作った作品も全部写真に撮ってこの本に載せちゃったんですよ。だから萩尾望都さんとか漫画家の方が来た時に『ちょっとやってみない?』なんてそそのかして作ってもらったりしたものとか、天野喜孝さんという僕の知り合いの画家の人が僕の作ったお皿に絵を描いてくれたりしたものとか、そういうのがこの本に載っています。下手なのは僕の作品ですから。上手なのは辰野さんと他の方の作品ですから(笑)」 辰野さん「ちゃんと押さえ所を心得てますね(笑)」
今回渋谷にお店が出来たということで、アウトドアなんかに興味がない人達が集まる渋谷、本当に全然かけ離れているんですけども、そういう所に店が出来て若い人達が『あ、これ面白そうだね』って道具とかモンベルのお店の商品をとっていただいて、さらに踏み込んで『じゃあこれで旅に言ってみようか』『アウトドアの遊びをしてみようかな』そういう効果になることを大いに期待しております。これからも頑張って下さい」 加藤さん「私は海外のフィールドに行くことが非常に多いんですね。特にアメリカが多くて、そんなアメリカのトレイルを歩いていると、モンベルの製品を着ている人がすごく多い。大概の人はアメリカのものだと思っているんですね。コロラドにもお店がありますし、おそらくアウトドアグッズのメーカーの中で海外にも進出してこれだけ浸透しているお店は他にはないと思いますね。歩いていてモンベルの製品を着ている人と話をして『それ、いいですね』と言われると、すごく自慢したくなっちゃうんですよ。モンベルの回し者じゃないんだけど『いいだろう』という感じになってしまうんですよ。特にこういう分野って海外からのものが圧倒的に多い中で、唯一と言っていいほど頑張っている日本の会社ですから、これからも期待していますので、幅広くなおかつクオリティを落とさずに良い製品を出していってい ただきたいと思います」 シェルパさん、加藤さん、先日の取材に引き続きコメントもいただきどうもありがとうございました。
辰野さん「ウチの社員は広い範囲で捉えれば約600名位の社員がおりますけども、全員がアウトドアが大好きで好きなことを仕事にさせていただいてるんです。そしてこの先も、自分たちの好きなことを精一杯楽しませてもらいながら、そういった仲間を増やしていきたいなと思っています」
今回取材をさせていただいたモンベルクラブ渋谷店。5階のイベントスペースでは現在、作家の夢枕獏さんの写真展を開催しています。11月16日(日)までは「般若心経」をコンセプトに、ネパール・ヒマラヤで撮った写真(エベレストなどの山やラサの都で撮った人々の暮らしや祈りの場面など)が展示されています。また、11月19日(水)からは第2弾として、花や昆虫のクローズ・アップ写真を中心とした作品が展示されます。 場所:渋谷東急ハンズの向かい側(最寄りの駅は渋谷駅) 営業時間:午前11時~午後9時 ○そのほかのイベント情報 12月3日(水):「雪崩」の講習会 12月6日(土)7日(日):冬の八ケ岳を紹介するトーク&スライド・ショー(予定) 入場料:無料 問い合わせ:モンベルクラブ渋谷店 TEL:03-5784-4005 HP:http://www.montbell.com/ ■片山右京さん 2年前にチーム右京を立ち上げ、様々なことにチャレンジしている片山右京さんは、マウンテン・バイクもプロデュースしています。片山さんが手掛けた「UGO(ウーゴ)シリーズ」は、街中で気軽に使えるマウンテン・バイク仕様。現在3種類、発売されているんですが、中でも最高峰の「ダウンヒル」は右京さんも使っている優れもので、世界に定評のある「シマノ製18段変速ギア」を搭載。また、コンパクトに折りたためるのも特徴で、お値段も3万9,800円とお手ごろ。そんな片山右京さんプロデュースのマウンテンバイクについてのお問い合わせは、片山企画:TEL042-741-1001 までどうぞ。 また、片山さんの「チーム右京」のホームページ「Team UKYO.com」も是非ご覧下さい。 HP:http://www.team-ukyo.com/ ■石川直樹さん 石川直樹さんは2000年に「ポール・トゥ・ポール・プロジェクト」に日本の代表として参加。世界7ヶ国の若者と、9ヶ月かけて北極点から南極点を、徒歩、スキー、自転車、カヤックなど、人力で踏破されました。その時に撮りためた膨大な数の写真からセレクトされ構成された写真集、 『POLE TO POLE 極圏を繋(つな)ぐ風』 は中央公論社から本体価格3,800円で絶賛発売中です。皆さんもぜひお買い求めください。 また、石川さんのホームページも是非ご覧下さい。 HP:http://www.straightree.com/ ■夢枕獏さん 今回のお話の中にも出てきた、陶芸の素人4人による奮陶記、『陶素人(とうしろう)』は、夢枕獏さんの「陶素人宣言」や座談会「陶芸の地獄を楽しむ」、吉田明さんインタビュー「縄文先生大いに語る」「鮎と蕎麦を自分の器で食べる」など、豊富なカラー図版と素人が陶芸を楽しむ様々なアイデアが満載。また、天野喜孝さん、萩尾望都さん、松本隆さん、寺田克也さん、辰野勇さん、佐藤秀明さん、藤門弘さんといったゲストの方々の作品も載っています。 『陶素人(とうしろう)』 本体価格1700円 /双葉社 で絶賛発売中です。 また、夢枕獏さんの公式ホームページ「蓬莱宮」も是非ご覧下さい。 http://www.digiadv.co.jp/baku/ 最初に戻る ON AIR曲目へ ゲストトークのリストへ ザ・フリントストーンのホームへ photos Copyright (C) 1992-2003 Kenji Kurihara All Rights Reserved. |