2004年5月23日
モンベル主催カヌー・カヤック・イベント「トライ&キャリー」
今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンはモンベル「トライ&キャリー」取材レポート第2弾です。 |
●シェルパ斉藤さんは今回の「トライ&キャリー」で、「ワンバーナー簡単クッキング教室」の講師をされているんですよね?
シェルパさん「はい。しかも、4回もやっています(笑)」
●(笑)。
シェルパさん「ワンバーナーとは何なのかということも含めて、ツーバーナーに対してワンバーナーと言っているだけで、言葉の意味としてはワンバーナーというのはないかもしれませんね。一般的にはコンパクト・ストーブですよね。燃焼器具でコンパクトになっているものが多いのですが、出来るだけ少ない物で調理してしまおうと。本にも書きましたが、僕は料理が得意ではないんですよね。好きでもないですし。だからこそ考えられる料理なんですね。僕はアウトドアであちこち旅をするのが好きですから、気持ちのいい場所で出来たてのものを食べたら、それに勝るものはないと思っているんです。ただ、さすがにインスタント食品ばかり食べていると飽きてくるので、あとは遊び感覚ですよね。僕の料理は何がすごいかというと、料理をしなくてもそのまま食べられるんですよ」
●今、シェルパさんが手にしてらっしゃるのは、私達もよくおやつに食べる「じゃがりこ」です。
シェルパさん「これをただコッヘルに入れて、水を入れて火にかけて混ぜればマッシュポテトになっていくっていう乱暴な料理です。では、試してみます。コッヘルにじゃがりこを入れます」
●ひとつこのまま食べてもいいですか?
シェルパさん「ここで『おいしい』と言われたらショックなのでダメです(笑)」
●(ひとつ口に入れて)普通の「じゃがりこ のりしお味」です。
シェルパさん「適当に水を入れました」
●本当に適当に入れましたね(笑)。
シェルパさん「僕、計量とか苦手なんですよ。何分目入れたりとか、カップいくつとかそういうの絶対にダメですから(笑)。今、バーナーに火を点けました。あとは、混ぜるだけです」
●キャンプに行った時に毎日「じゃがりこ」を食べるのもなんですしね。
シェルパさん「最後にマッシュポテト状にして、出来上がりですね」
●今回は「のりしお味」ですけど、何味でも問題ないんですよね?
シェルパさん「うん。でも特に『ジャーマンポテト味』がオススメですね。色々試した中では一番おいしかったですね。では、出来たてのホクホクをどうぞ」
●はい、いただきます。アチチチチ。
シェルパさん「料理はこのアチチが大事なんですよね」
●ん、おいしい!
シェルパさん「この『のりしお味』は初めてなので僕もいただきます。うん、おいしい。でも、せっかくだからもう一品やりましょうか?」
●はい、是非!
シェルパさん「使うものは餃子の皮。餃子の皮は何がすごいかというと、始めから小麦粉を練って伸ばしてありますよね。要は『そこまでしてあるじゃん! それをただ焼けばすぐ食べられるんじゃないか』というところから来ているんです。これの中にはハムとチーズを入れます」
●いわゆるスライスチーズですね。
シェルパさん「そうです。普通、料理には包丁を使いますよね。でも、面倒臭いから包丁は使わないんです」
●ここには包丁の「ホの字」もないですね(笑)。
シェルパさん「今日入れるのはハムとチーズなので手でちぎってしまえばいいやっていう(笑)」
●その通りです(笑)。
シェルパさん「手で適当にちぎって餃子の真ん中に置きます。水をつけた指で縁を濡らしまして、それでもう1枚をピッタリ重ねます」
●サンドイッチ状態にするんですね。
シェルパさん「はい。餃子って厚みをつけるじゃないですか。でも、薄い方が火のとおりも早くなるので、この時に出来るだけ薄めにする。で、中の空気を抜くような感じにしないとぷっくり膨れてしまいます。それでこれをグッと圧着させておしまいです。これを油で揚げるだけです。では、実際に油で揚げてみたいと思います。ごま油を適当に入れて・・・」
●これはごま油が一番いいんですか?
シェルパさん「香ばしく仕上がります」
●いい匂いですね。
シェルパさん「これで出来上がりです。では、召し上がってみて下さい」
●熱いですね。本当に熱いですね(笑)。ん、おいしい!
シェルパさん「始めから小麦粉で練ってあるわけだから、それをあぶればすぐに食べられますよ」
●これ、ご家庭でおやつでもOK!
シェルパさん「あ、イケるかもしれないですね」
●逆に、旅に行くときは持って行くものも限られますけど、家にいる場合はここにトマトを入れたりとか、ピザ風にしたりとか、好きなものを間に入れて、板チョコを入れてもいいかもしれないですね。
シェルパさん「あ、そうか。甘くするのも手ですね。他に旅先でしたらレトルトのカレーをはさんでもいいし、ツナ缶をはさんでマヨネーズをちょっとたらして包んで食べてもかなりおいしいですよ」
●『シェルパ斉藤のワンバーナー簡単クッキング』という本には、ツナ缶を使った他の料理もあったので、ツナ缶も持って行くと色々応用が利きますよね。
シェルパさん「ツナ缶は便利ですね。中に油が入っているから、油を持って行かなくてもそのままそのオイルを使ったりという応用もできますね」
●これは単身赴任のお父さん方にもいいですね。
シェルパさん「1人暮らしの若者にも出来ると思います」
●うちのアシスタントもまさに。
シェルパさん「あ(笑)、じゃあ是非とも試してみて下さい」
●今夜、彼が作ります。
シェルパさん「じゃあ、彼ができれば誰でも出来ると思うから、彼にこの本を読んで作っていただきましょう」
●というわけで、フリントストーンのメンバーはキャンプサイトに戻ってきました。『シェルパ斉藤のワンバーナー簡単クッキング』のレシピの中から、我がアシスタントの独身“料理をあまりしない”男性、りょうた君に作ってもらいたいと思います。「お茶漬けマヨスパ」がいいですね?
りょうた「がんばります!」
●シェルパさんのオススメだったのでこれを作りたいと思うんですけど、この本に書かれているコッヘルのサイズがなかったので、私達の今あるもので作ってみたいと思います。まずはサラスパを入れます。これ、サラスパにするのには理由があって、普通の麺を茹でるには時間がかかるけど、サラスパだと茹で時間が短いしコッヘルのサイズにちょうどいいので、サラスパが良いのだそうです。
確かに簡単でアバウトで良いとは言っても、かなり乱雑に入れましたがこれで果たしておいしい麺が茹で上がるのでしょうか(笑)。これで約4分間茹でることになります。
●さあ、麺の硬さは大丈夫ですか?
りょうた「大丈夫です」
●それからどうするんですか?
りょうた「火を止めて、お湯を捨てます」
●今のところはスパゲッティーを普通に茹でたという感じですね。持っている鍋のサイズに合わせて麺や水の量を調節していただければと思います。
次は「永谷園のお茶漬け」を入れて、何とそこにマヨネーズを入れます。
りょうた「多めに入れるとおいしいそうです。出来ました!」
●「お茶漬けマヨスパ」完成ー! 実際、お茶漬けの素とマヨネーズを多めに入れるとおいしいことが分かりました。是非お試し下さい。
●今回「トライ&キャリー」に参加されている、私のシーカヤックの師匠でもある内田正洋さんにお話をうかがいたいと思います。
内田さん「俺、教えてないよ(笑)。教えたっけ?」
●私が初めてシーカヤックに乗って、教えてもらったのが内田さんだったんですよ。
内田さん「あれは教えたって言うんですかね?(笑)」
●違うんですか?
内田さん「一緒に乗った(笑)」
●じゃあ、一緒に乗せていただいた内田さんにお話をうかがいたいと思うんですけど(笑)、このイベントには去年も参加されているんですよね?
内田さん「はい、来てますよ」
●話によると去年は「おいでよ」って言われて来てみたら、色々とやらされたっていう・・・(笑)。
内田さん「『とにかく来い』と言われて来たら、『これもやって、これもやって』って言われて『あ、そうっスか?』って感じでした」
●今年はどうだったんですか?
内田さん「今年はちゃんと打ち合わせ済み」
●水上レスキューを教えているんですよね?
内田さん「まぁ、レスキューっていうよりも、緊急事態にどう対処するかという話ですね」
●そんな内田さんが4月に『<ホクレア号>について語ろう』という本をマガジンハウスから出されましたが、これは雑誌スタイルになっていて読み応えもあるし、写真やイラストもすごくキレイです。「ホクレア号」というのは、以前フリントストーンでも話をうかがったことのあるナイノア・トンプソンさん(星の航海士)が旅をしていた船なんですよね。この船のことを簡単に説明していただけますか?
内田さん「簡単に言うと、人類が地球の半分くらいある大きさの太平洋にある小さな島々に、どうやって移住していったかというのを、20世紀の終わりに『こうやって行ったんだよ』と実証した船ですね」
●いわゆるエンジンもないし、頼りになるのは風と星だけ・・・。
内田さん「夜は星を見ながら、昼は太陽を見ながら、鳥を見ながらとかうねりの方向を見ながらとか、周りにある自然を緻密に読み取り、昔の人達は自由に太平洋を移動していたんだということを、今の人間でも出来ると証明してという感じですね」
●以前、内田さんやナイノアさんにもお話はうかがっているんですが、最後にご出演していただいたときに「ヤポネシアン」という不思議な言葉を生み出されていて、これがミクロネシアとかポリネシアと同じような、ヤポネシア(JAPONASIA)のヤポネシアンという海洋民族だという話をされていて、だから「ホクレア号」と同じようなことが日本でもあっていいんだっていう・・・。
内田さん「もっと話が深いんですよ。日本人も島の人間だから、ということはあまり意識していないけども、現実は島の人間なんですね。その島の人間達である日本人が太平洋の中で一番大きな島に住んでいて、人口も多く文化が非常に進んでいる国である日本人の祖先と、ポリネシア人(ハワイ人)の祖先がひょっとしたら同じじゃないかって、最近、学者が言ってるっていうことが書いてある本なんです。この本の最後の編集後記にも書きましたけど、30年かかっています。僕は航海士の勉強をするために大学へ入ったし、パリダカへ行っていた頃は砂漠の航海をしていましたし、そのあと17年くらいシーカヤックでやっているじゃないですか。そのうえでナイノアと会って、ここ5年くらいハワイのカヌーの連中と一緒にいて分かってきたことなんですね。だから、彼らを見ていて僕らの兄弟だと思いましたね。それがこの本を作った動機だし、別にハワイの報告をするために作った本じゃないから、ハワイの人達にも読んで欲しいから英語にしたんですね」
●それで(巻末に)英語で書いてあるんですね。
内田さん「そこが一番大事なポイントで、僕らとハワイの人達はルーツが一緒なんですよ。ということを学者が言っているわけだから、それを今の日本人が理解すれば、実は僕らは太平洋の民族の祖先の子孫だということになるんですね」
●以前、ナイノアさんにお話をうかがったときに、最後に「ホクレア号で日本に来てくれますか?」とお願いしたときに、「僕達が行こうと思うことは簡単だ。でも日本の人達が自分達自身でホクレアが日本に行く意味を見出して、そのヴィジョンを描いてくれたらこれは実現する」とおっしゃっていたんですよ。
内田さん「それが最近、逆も言えるということが分かってきて、僕が見つけた祖先(ハワイの人達)との繋がりというのが、今度はハワイの人達が日本に来る理由にもなるわけですよ。彼らも自分達の祖先の島に帰るっていうことにもなるでしょ。そこがホクレアにとって大事なんですよ。そのホクレアが来ることで日本は自分達の祖先を思いだすので、そうすることで次の『カマクラ』という日本の船が絶対的に必要なんですよ」
●その「カマクラ号」というのは完成までは時間がかかりそうですね。私達もタイガー・エスペリさんにお話をして、「カマクラ号」を作っているところを取材させて下さいと言っていたのですが、是非今度、「カマクラ号」があるところに行って、またじっくりとお話をうかがいたいと思います。今日はどうもありがとうございました。
石川県羽咋市で開催されたモンベル主催の「トライ&キャリー」、2日目の夜にも、近くの公民館でトークショー&コンサートが開かれました。
トークショーの司会は社長の辰野さん、ゲストは内田正洋さん、シェルパ斉藤さんに加え、冒険ライダーの風間深志さんという個性的な顔触れ。
風間さんは22年ぶりに出場したパリダカの事故で左足に大怪我を負い、入院治療中ということで、車イスで駆けつけました。
そんな風間さんの事故の報告から始まった、抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)のトークショーの模様を、ダイジェストでお送りします。
風間さん「どうも1年ぶりのご無沙汰でございました。その間にパリ・ダカール・ラリーというのに行ってきまして、今日の僕の本当のシナリオは凱旋帰国で『やったぜー!』て帰ってくるはずだったんだけど、こんなに痛々しい格好になっちゃいました。
1月1日にフランスをスタートしてスペインまでの2800kmがあるよね。それからモロッコに渡って1月4日の7時55分が僕のスタートの時間なんですよ。リエゾンというわけで一般の道を370km走った向こうに、SSというのがあるです。内田さんもパリダカに7回も出ています」
内田さん「8回です(笑)」
辰野さん「実はこの内田正洋は、カヤッカーでもありライダーでもあったんです。今、思いだしたわ」
内田さん「あ、そうです(笑)」
風間さん「本当はカヤッカーじゃないんです(笑)。あれ? カヤッカーって言っているの?」
内田さん「すいません(笑)。パリダカの話になると、僕がパリダカに最初に出たのが1982年なんですけど、風間さんも同じ1982年に出ているんですよ。僕らはパリダカの初めての日本人の1人なんですよ。だから歴史が長いんですよ。忘れていました(笑)」
辰野さん「2人ともバイク?」
内田さん「風間さんは僕のバイクの先生です」
風間さん「そんなことないよ」
内田さん「僕はその時は4輪のナビゲーターですから。僕は基本的にナビゲーターなんですよね。『お前には早いよ』って言われて、僕はオートバイではなくて4輪の方に乗っていましたけど、その時に風間さんは、お互いに1982年は完走しているんですけど、クラス優勝もしているんですよ。結構すごかったですよね?」
風間さん「もう、長い付き合いですね。今年、僕もあれから22年ぶり2回目の出場だったんですよ」
内田さん「22年ぶりだったんですか(笑)」
風間さん「そう。僕、32歳だったんですよ。その時、偶然にも総合18位になったのね。それで味しめちゃって(笑)、『その栄光をもう一回やらないと、世間は俺のことを忘れてるな』なんて思って行ってみたんですよ(笑)」
辰野さん「でも、実際そうなんですよ。世間から忘れられるってやっぱりつらいことで(笑)、彼(シェルパ斉藤さん)なんかはすごいんですよ。何やったか知ってます? 耕耘機(こううんき)で日本一周したんですよ(笑)。彼ら(風間さん&内田さん)は早く走ることを一生懸命競っていたわけ。一方、彼はどうやったら世間にウケるかっていう発想から考えて(笑)、耕耘機に乗って日本一周をしたんですよ。ちょっとその話を聞こう」
シェルパさん「別にウケるためにやったわけじゃないし(笑)、パリダカと耕耘機を一緒にされたら非常に困るのですが・・・(笑)」
辰野さん「(笑)。いやいや、接点あるやん!」
シェルパさん「でもパリダカは早く行くものですし、僕はいかに遅く行くかと考えて遅い乗り物を探したら、たまたま耕耘機をもらったから『こんなにゆっくり進むものはないな』という感じで始めたんです。ただ、耕耘機を終わって次は何をやるのかと考えたら、結局は歩くことがいいのかなと思って、今また歩いて旅をしているんですよ。で、世界7大陸の各トレイルを年に1回くらいのペースで歩いてという感じで、それを中心に他の旅をしたりという感じでやっています」
辰野さん「冒険家ってある年齢でどこかで限界を感じる時ってあるんですよ」
風間さん「僕は全然感じていなかったんです」
辰野さん「それが問題なのよ(笑)」
風間さん「もう120日入院していますけど、一番信じがたく受入れがたいのが僕のベッドのところに『風間深志53歳』って書いてあるわけ。これを見るたびに『嘘だよ。これ絶対に違う』っていつも受入れられないのが年齢なんですね。そのくらい今回初めて自分の年というものを、改めてつくづく噛みしめたという事件でした」
シェルパさん「僕は今43歳なんですよ。だからみなさんが冒険に行った時の年なんですけど、僕の上には内田さんがいたり、風間さんがいたり、さらに上には野田さんがいて、『あ、20年後まだ大丈夫なんだ』っていう良い見本がいるから・・・(笑)」
辰野さん「安心しちゃいかんぞ(笑)。いやでも、この前、三浦敬三さんが90歳でエベレストに登ったでしょ。あれは感動したね」
内田さん「感動したねぇ」
辰野さん「あの人すごいよ」
ここで話の流れは思いがけない展開に・・・。
風間さん「モンベルという会社はどうして給料は高いし、社員は何故こんなに明るいのかなって思わない?」
内田さん「思う思う。秘密知りたい」
風間さん「ね? どこの営業所に行っても社員が明るいんだよね。『よっぽど(給料を)もらっているんだろうなぁ』と思ったらそんなことないんだよね(笑)」
辰野さん「黒い服を着たあの辺(スタッフの方)が若干笑っているぞ(笑)」
風間さん「いや、これは世の中銭金じゃないということだよ。やっぱり、生きがいとか職場の夢とか趣味で合致しているから、みんながハキハキしているし明るいんだよな。それを言いに今日僕はわざわざ来たんです。だから今、お店が28店舗29店舗とどんどん伸びていくんですよ」
内田さん「毎月(新店舗が)出ているからね」
風間さん「この不景気にですよ、みなさん(笑)。どうしてモンベルっていう会社は儲かるのかなっていうのは、みなさんで検討していくと面白いですよ」
辰野さん「ОK! それじゃ極意を教えましょう。この『トライ&キャリー』の目的は3つあるんです。1つ目はまずお客さんに喜んでもらうこと」
風間さん「それは、なんて言ったってそうだよね」
辰野さん「お客さんが面白くない、不愉快な思いをするようならやらないほうがいい」
風間さん「それはそうだよね。みなさん面白かったですか? 面白い人ー?」
内田さん「はーい!」
風間さん「はい、当たってる。正解!」
内田さん「1つ目ОKです」
辰野さん「満足していない人もいるかもしれないけど、とりあえずありがとうございました。2つ目は(商品が)少し売れたらいいな。みなさん買いましたか?」
風間さん「3分の1だね(笑)」
内田さん「いや、今日カヤック売れてましたよ。売れたカヤックに俺、サインさせられたもん(笑)」
辰野さん「それは売れたら嬉しい」
風間さん「『トライ&キャリー』っていうのは、ここでみんなでカヌーに挑戦して、それで持って帰ろうよっていう意味ですか?」
内田さん「試せ! 持って帰れ!(笑)」
辰野さん「キミ! せっかくいい話してるんだから」
風間さん「分かった分かった。黙って聞こう(笑)」
辰野さん「今日はやりにくいなぁ(笑)。昨日は本当にアカデミックでねぇ・・・」
風間さん「ミスキャストだね。ミスキャスト(笑)」
辰野さん「来年は、スタッフ考えような(笑)。3つ目の目的は、モンベルの従業員はアルバイトとかを含めると全国に700人くらいいるんですよ。そのみんなが顔を合わすことは滅多にないんです。こういうイベントでみんなが結束してやるということは、ものすごく深く関わって一生懸命やるでしょ。この結束というのが実は、みなさんのお力を借りてみんなが1つのことを成し遂げていくというのが、ものすごい力になるんです。おまけに、なんかごめんなさい、会社の宣伝ばっかりで恐縮なんですが、実は昨日のモンベル・バンド(先週の放送で曲をお送りした『東風人(コチンチュ)』のこと)も、そこでやっているPAの音の調整も結構難しいんですよ。これ全部ウチの社員ですから。これを全部自前で出来る会社は日本広しといえどウチくらいしかない(笑)。この機材も全部ウチの。それ、どうしてか知っています? 社長が笛を吹きたいから(笑)」
風間さん「そうなんですよ(笑)。今、モンベルが何故儲かるかを社長が3つ言ったけど、これ全部嘘なんだよね(笑)」
風間さん「今、従業員が700人いるって言ったでしょ。それをどういう風に洗脳しているかというと笛なんだよね(笑)」
風間さん「もう笛をイヤっていうほど聞かされるんだよね(笑)。それでみんな笛で心が1つになっているんだよな(笑)。笛でもっているんだよね。だからPAなんかあるに決まっているじゃん(笑)」
内田さん「昼休みに必ずやっているんだから(笑)」
風間さん「朝礼、昼休み、それから放課後ね。放課後はないけどさ(笑)。これ笛だもんなぁ(笑)」
辰野さん「半分当たっているからちょっと言えん(笑)」
風間さん「そうですよね? 辰野さん?」
辰野さん「うん。ちょっとシェルパさんの話を聞こうかな」
シェルパさん「なんかね、困ると必ず僕のところに来るんですよ(笑)。隣に座ったもんだからさっきからチラッチラッと・・・(笑)」
風間さん「あのね、僕言いかけたもんだからついでに言っちゃうんですよ。25周年の時に、始めて見させていただいたんです。もう30周年でしょ?」
辰野さん「来年30周年」
風間さん「会社の創業時に社長を含めた7人で始めたのが、25年経ってもその7人がまだいるんですよ。こんな会社ありますか? それは笛の力じゃないんですね。笛を吹く前の話だからハートなんだなぁと僕は思っているんだよね。それがモンベルのハート&笛(笑)」
風間さん「それはやっぱりすごいと思う。嘘偽りなくすごいと思った」
辰野さん「やっぱり君、今日来ないほうがよかったよ(笑)」
風間さん「いや、これでよかったんだよ(笑)」
辰野さん「こんな足でやめとけって言ったんですよ(笑)。まあ、いいや」
と、抱腹絶倒のトーク・ショーの模様をお送りしましたが、これはまだまだほんの一部で、当日トークショーが行なわれた一ノ宮公民館では、1時間に渡り笑い声がこだましていました。
最後に、野田知佑さんから、今回の「トライ&キャリー」のようなアウトドア・イベントについてうかがいました。
野田さん「こういうアウトドア・イベントというのは、なかなか普通の人はアウトドアに1人で出かけて、何かをやるというのは大変なんですよ。よっぽど慣れた人じゃないと。それから、ズボラな人とかナマケモノの人にとっては、イベントに参加をするというのは楽ですよね。今回も感心したんだけど、遊園地に行くのと同じノリですね。ディズニーランドに行くのと同じ感じでみんな来ていて、アウトドアを体験して親子で遊んで帰る。遊園地と違うのは体を動かすので、非常に気分が爽快である。それから親子で何かをやる。カヌーを漕ぐとか、テントに寝るとかそういうものが今一番、みんなに足りないものなので、なかなか良いんじゃないかと思いましたね。
イベントにたくさん参加をすると、アウトドアがかなり上手くなりますよね。上手くなったらさらに単独でどこかへ行けばいいので、それまでは親子で技を磨いて上手くなるといいですね。これは慣れの問題なので、ナイフの使い方にしても慣れたらみんな上手になりますよ。青年になってナイフが使えないというのは恥ずかしいことなので、こういうアウトドア・イベントに参加して色々な体験をさせる。今、日本ではアウトドアのイベントで体験をさせるというのが、一番良いんじゃないかな」
3日間取材にご協力頂いたみなさん、ありがとうございました。
モンベルの社長、辰野勇さんとミニ・ツーリングを行なったときの模様や、辰野さん、野田知佑さん、石川直樹さんによるトーク・ショーの模様などをお送りした、「トライ&キャリー」の取材レポート第1弾(2004年5月16日放送)もご覧ください。
■バックパッカー/紀行家「斉藤政喜」さんの新刊
『シェルパ斉藤のワンバーナー簡単クッキング』 ■シーカヤッカー「内田正洋」さんの新刊
『TARZAN特別編集 <ホクレア号>について語ろう!』 ■宗次郎さんのNEW MAXI SINGLE
『遥かなる尾瀬』
5月2日の、イベント2日目には宗次郎さんのオカリナ・コンサートも行なわれました。そこでは4月29日に発売になったばかりの新曲『遥かなる尾瀬』と『夏の思い出』も披露されました。5月23日のザ・フリントストーン番組内でもこの曲が放送されました。
<お申し込み方法> ・宗次郎さんのオフィシャル・ホームページ:http://sojiro.net/ |
オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」
M1. ALL SUMMER LONG / THE BEACH BOYS
M2. IT'S SO EASY / LINDA RONSTADT
M3. 海へ来なさい / 井上陽水
M4. 遥かなる尾瀬 (ライヴ)/ 宗次郎
M5. 夏の思い出 (ライヴ)/ 宗次郎
油井昌由樹アウトドアライフ・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」
エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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