2004.10.03放送 アファン“こころの森プロジェクト”with C.W.ニコルさん 第1弾は同財団の理事長、作家の「C.W.ニコル」さんのお話ほか、各プログラムの様子や担当する自然解説員のみなさんのコメントをご紹介します。 ◎森は生き物。だから・・・ ●ひさしぶりにアファンの森に来ました。 ニコルさん「ひさしぶりですね」 ●森の中に子供達の声が響いています。今日は、今年の3月から始まった「アファン“心の森”プロジェクト」というのが実施されているんですが、このプロジェクトはどんなプロジェクトで、何がキッカケで始まったんですか? ニコルさん「森って生きているでしょ。見えないかもしれませんが、我々の足下には無数の生き物がいますし、周りでも歩いている、飛んでいる、伸びている。森は生き物だから、他の生き物の元気や力が癒しを手伝うんじゃないかと思ってこのプロジェクトを始めたんです。特に、社会でいじめられたとか、忘れられたという小さな生き物を元気にしたかった」 ●ニコルさんはそんな癒しの森にずっといるわけですから、どこかに旅をして戻ってきても、このアファンの森に抱かれてリラックスしていると思うんですけど、今週は私達もアファンに癒されたいと思います。 ニコルさん「そうだね。子供達はまだ半信半疑だけど、一番最初に私は『深呼吸をしなさい』と言ったんです。町の空気は汚れています。ここの空気は酸素が豊富なだけではなく、木からの物質、精油があるんですよね。だから、ゴミとか菌を巻き込んで消してしまうんですよ。毎日こういう色々な種類の木がある森にいれば、深呼吸を20回するだけで、随分病気は治りますよ。普段、人間は肺の6分の1しか使っていないんですよ。だから、いっぱい使っていっぱい出すと元気になります。そして、頭がスッキリするんですね。僕みたいな飲ん兵衛にはとってもいいですよ(笑)」 ●(笑)。都会の空気は深呼吸しようという気にもなりませんからね。 ニコルさん「都会で深呼吸をすると咳が出るからね」 ●私達もこのあとアファンの森をゆっくりと探検してみようと思います。 ◎アカオニさんと深呼吸 長野県・信濃町の「アファンの森」で開催された「アファン“心の森”プロジェクト」。 初日、森の入り口に到着した子供たち20人を、ニコルさんが出迎え、最初は子供たちと雑談のような感じで交流が始まりました。 そしてニコルさんは挨拶をかねて、子供たちに「深呼吸をしてみて」と自ら、そのやり方を指導。実はこの呼吸法は空手の呼吸法なんですが、子供たちはニコルさんの掛け声にあわせ、森の空気を胸いっぱいに吸い込み、そして吐く深呼吸を繰り返しました。 ニコルさんの胸には「アカオニ」と書かれたネーム・プレートがついていて、そんな「アカオニ」さんはあっという間に子供たちの人気者になっていました。 ニコルさん「自然体で立って。手を広げて。それから空気をお腹いっぱいになるまで吸っちゃう。森はどういうところかというと、まず、木の種類はどのくらいあると思う?」 子供「10個!」 ニコルさん「10ね。種類よ?」 子供「100個!」 ニコルさん「あなたの方が近い。大体70種類くらいの木があります。そして木を好む生き物がいます。ブナの木に200種類以上の小さな昆虫がいます。その生き物たちはブナがいないとダメなんです。つまり、森は無数の生き物で出来ているんです。君たちは森に入ると寂しくないはずです。この足下にも無数の生き物がいます」 子供「アリがいた!」 ニコルさん「君、目がいいね! そう、アリ。色々な生き物がいる」
今回は複数の養護施設から集まった児童20人を対象に行なわれましたが、ニコルさんの挨拶のあと、子供たちの緊張をほぐし、関わる大人たちの顔を覚えてもらい、打ち解けるための工夫として、自然解説員の高力一浩(こうりき・かずひろ)さんの指導のもと、みんなで輪になって、となりの人の手をつかむなどの簡単なゲームを行ないました。 高力さん「こんにちはー!」 一同「こんにちは」 高力さん「あまり元気がないね」 一同「こんにちはー!」 高力さん「大分、元気が出て来たね。それじゃあ、せっかくだからみんなが仲良くなってみんなの顔をなんとなく覚えられるようにゲームをしたいと思います。丸くなって下さーい!」 打ち解けるための楽しいゲームを数種類行なったあと、3つのグループに別れ、自分が呼んでほしい名前を書く、名札作りが行なわれました。 これは各グループのリーダーはじめ、参加した大人たちも全員ということで、私たち取材班もそれぞれ名札を付けたんですが、そうすることで、子供たちに親しみと、知らない大人はいないという安心感を持ってもらう意図が大人の名札にはあるようです。(ちなみにAD高橋は「おにぎりくん」、構成のじいさんは「くりちゃん」と名札に書きこんでいました) ●“心の森”プロジェクトということで、色々なプログラムをやっているんですけど、今は休憩時間ということで、自然解説員の高力一浩さんと福田哲也(ふくだ・てつや)さんのおふたりにお話をうかがいたいと思います。 今回のプロジェクトではどういったプログラムを担当されているんですか? 福田さん「私はほとんど行き当たりばったりです。栗が落ちているなと思ったら栗を拾って食べるし、クルミが落ちているなと思ったらクルミを洗って食べるし、ツルがぶら下がっていたら遊んでみるし。『やってみよう』って言わんで、うまくいけば子供達が勝手にやりだすんですよ。そうなったら、後は怪我をせんように見ているだけ」 ●遠くで見ていても、子供達が「あっ、何かいる! これなーに?」とか「カエルがいるー!これ何ていうカエル?」ってどんどん集まり、先生方も引っ張られていってましたね。 福田さん「興味がみんな違うんですよ。学校だったら1つのことを行儀よくやらせるのがいい先生と思われていますけど、この子はこれが好きであの子はあれが好きでってあちこちになっちゃうと、こっち(先生)は大変だよ!(笑) 大変だけど、動き出したらその方がいいと思いますね」 高力さん「止まらないしね。その五感で色々なものを感じるようにさせてあげたいなというのが僕達の役目ですね」 ●高力さんは今日はどういうプログラムをされているんですか? 高力さん「似たようなもので(笑)、まず崖をみんなで下りて、あとは興味を持ちそうなところへ連れていって、興味を持ったものをとことん突き詰めるという感じですね」 福田さん「『この顔が見たかった』という顔がどの子にもありますよね。その顔が見られたら僕は満足ですね。最初の顔見たでしょ?」 ●はい。 福田さん「プログラムをやっている時も分かるじゃないですか」 ●ええ。目の輝きがどんどん変わっていく。夢中になっていってるんですよね。不思議なのが、子供だけじゃなくて大人も森に入るとそういうところはありますよね。行き当たりばったりでついていきながら、リーダーとして引っ張っていく。 高力さん「リーダーっていうよりはガキ大将ですね(笑)。ガキ大将の後をガキ大将予備軍がついて歩いているみたいな感じでしたね(笑)」 福田さん「それしか自慢できるものはないからね(笑)」 高力さん「『森の遊びなら誰にも負けないぞ』みたいな(笑)」 福田さん「僕達が一番心掛けることは、僕はあまり勉強していないけど、高力さんにしても秋山(恵生〈よしお〉:この日に講師を務められたもう1人の自然解説員の方)さんにしても大層色々勉強してるんだよ。あちこちに講習を受けに行って資格も取って、俺はないよ(笑)。先生並みに知っているんだけど、それをいかに出さないで済ますかいうのを心掛けていますね。聞かれてもいないのに『さぁ聞け!』って言ってもダメなんだよ」 ●それでは学校の授業のようになってしまいますもんね。 高力さん「子供達が聞いてきても、名前を聞きたいわけじゃないんだよね。どういうものなのかとか、どういうものと関わりがあるのかとか、食べるのはどういう動物なのかとかね。そういう関わりを知りたがっているので、別に『これはトリカブトですよ』とか、『これはオオバユリですよ』っていうのを聞きたいわけじゃないんだよね。トリカブトならなぜトリカブトが面白いのか、怖いのかということを知りたいんだよね」 ●ある程度の年齢になると男の子と女の子で興味を示すものも違えば、扱い方も変わってくるじゃないですか。今回の子供達は小学校の5~6年生とうかがっているんですけど、先ほど森の奥の方で男の子が“アカオニ”ニコルさんに弓矢を向けていたり、1人の女の子がカゴにお花や虫を入れて見せに来てくれたんですよ。その姿はハイジのように女の子らしく、男の子も男らしかったんですが、男の子らしさ、女の子らしさっていうのはそういうところに出ますよね? 福田さん「『弓の材料は自分で見つけるように』って言ったら、男の子はちゃんと自分で材料を見つけてくるしね。女の子は最後まで弓の材料になるようなものを持ってこなかったね。そんなに熱中しなかったですね。男の子の気持ちは自分の時間をさかのぼるだけでいいんだけど、女の子の気持ちはちょっと分からないですね。でも、かわいいですよね」 高力さん「カゴを持っていた子はウチの班なんだけど、例えばカエルなら男の子も女の子も興味を持って追いかけるし、サワガニだっていうと一生懸命追いかけるんですけど、女の子はその合間に少しずつ物を拾って、ドングリを拾ったり栗を拾ったり、最後にはかわいい花を乗せて。五感を開いて本物に近くなっていくとそうなっていくんじゃないですか」 福田さん「多分、僕はあのくらいの年の時にいい顔をしてたって気持ちがあるの。もっといい顔で夢中になっていたから、みんなももっと夢中になれるはずって思うの。まだ、そこまではいっていないの」 ●ガキ大将達としてはプログラムに子供達が戻ってきて、いずれはその子たちが大きくなってプログラム・リーダーのような形で大将になって・・・。 高力さん「なってくれればいいなぁ」 ●そういう風に成長していってくれれば嬉しいですよね。 高力さん「どうせなら、遊べる大人になってもらいたいなぁ」 ●自然解説員の平木順(ひらき・じゅん)さん、サウンド・セラピストで小学校の音楽の先生もされていらっしゃる池田邦太郎(いけだ・くにたろう)さんのおふたりにお話をうかがいます。平木さんはどういったプログラムを担当されているんですか? 平木さん「私は、子供達に森の中で思う存分遊んでもらいたいので、子供達がやりたいなと思うことを優先で、ある程度こちらで『木の音を聞いてみよう』とか、『草で笛を作ってみよう』とか、『笹舟をつくって川に流してみよう』とかプログラムを最初に決めておくんですけど、子供達がたまたまカエルがいてカエルに興味を持ったとすると、そのカエルを題材にして遊ぶようなプログラムに替えてしまいます」 池田さん「ええ。あれは僕の普段の音楽の授業でよくやっていることで、音楽の時間中に『はい! 今からお昼寝ターイム』ということでブルー・シートを持って子供達が屋上に上がって、アイ・マスクをしてとにかくそこでのんびりお昼寝をする」 ●平木さんは同じグループで子供達と一日中過ごす中で、変化っていうのはあるものなんですか? 平木さん「ありますね。最初に子供達がアファンの森に来るときは、キラキラと目を輝かせているお子さんもいるわけなんですけど、『何が始まるのかなぁ。また嫌なことされないかなぁ』って暗い顔をされているお子さんもいらっしゃるわけですよね。それが帰るころには『すごく楽しかったぁ。また来たいー!』っていう顔に変わりますよね。この変化が楽しくてやっているようなものですね」 ●池田さんのプログラムの中で、聴診器で水の中の音を聴くというのがありましたよね? 池田さん「基本的に聴診器とか集音器というのは音を聴く道具ですよね。非常に面白いんですよ。保健室で聴診器を見つけて自分の心臓の音を聴いたときに『こんなに面白い音を聴く機械がなぜ音楽室にないんだ!』と思って、手作りで作ったりいろいろとやって、今、聴診器は全員分揃っているんです。集音器もおもちゃ屋さんで見つけて『音を楽しむこんなに面白い機械がなぜ音楽室にないんだ!』ってすぐ買ったんです。音を楽しむことを純粋に追求しているので、聴診器や集音器は僕の授業に必需品なんです。今日も、子供達には川の中の音を聴診器で聴いたらどんな風に聴こえるのか。『ゴボゴボゴボッ』って聴こえると『わーっ!』と言った時の子供のニコッとした顔を見るのがたまらなくて(笑)。それで、『音を楽しむってそれが音楽なんだよ』っていうことを子供達に言ったわけですけど、パラボラのついている集音器も同じですね。非日常というか、音を楽しむということをとことんまで追求すると、歌ったり合奏したりすることもそうなんだけど、自然の音に耳を傾ける。で、その道具として聴診器や使うというのがいつも子供にバカウケです」 平木さん「子供達は日頃、お店で買ったものしか食べたことがないですよね。『森の中にはこんなにおいしいものがあるんだよ』って教えてあげたいんです。『自分が採ってきたものをただ火で炒めたり、茹でたりしただけでこんなにおいしいんだよ』っていうのを子供達は食べて初めてそこで気付くんですよね。で、自分が採ってきたものだから尚更おいしいんですよ。今回は森だけだったんですが、前回は川でカジカを捕ったんですよ。でも、魚だからみなさんあまり食べないだろうなって思ったら、子供達はおいしいおいしいって全部食べちゃったんですよね。12~13匹捕まえて『きっと子供達は食べないから、後で大人たちで食べようぜ』って言っていたら、みんなお子さんに食べられてしまったんですよ(笑)。残りませんでしたね」 ●“大人たちが勝手に決めつけてしまっている子供”っていうのが、のびのびと森の中に入ることによって意外な面が見られるというのはあるかもしれませんね。 平木さん「施設の先生方がまさに同じことをおっしゃいますね。『この子のこんなところを初めて見た』っていう声を何回も聞きました。実際、お子さんが住んでいらっしゃるところは、これほど近くに森がないと思うんですよ。自分達が子供の頃は、ここほどの森っていうのはあまりなかったんですけど、森の中で遊ぶ環境っていうのは豊富にありましたので、カエルをいじったり、川の中で魚をバシャバシャと追いかけてみたりという遊びが出来たんですよ。ところが残念ながら今のお子さんはそういう環境にいないですよね。人間のDNAなのかなという気がしますね。その環境に連れていくと戻っちゃうんじゃないですか」 ●特に普通の生活の中だと、気を回しすぎて『危ないからやめなさい』とか『汚れるからやめなさい』って言われるのが、ここでは泥だらけになって当たり前。それが勲章のようになるというのがすごくいいなと思いますね。まだまだこの後もプログラムは続きますけど、子供達にどんなものを得て帰ってほしいですか? 平木さん「今、人間は都会の中で暮らしていると、自然と人間を切り離してしまいがちなんですが、人間も自然の中の一員であって、自然の中から色々なものをいただいて生きているんだよ。自然はなんでも許してくれるから、人間もなんでも許してあげないといけないよっていうところを子供達に分かってもらいたいですね」 池田さん「僕の場合は“クニポン”という名前が大分浸透していますけど(笑)、とにかく『もう1回クニポンに会いたいな』って思われるように信頼関係を作る。アファンの森に来れば僕に会える。で、アファンの森にもう1回行きたいという感じで子供との信頼関係ができればいいなと思っていますね。とにかく、ここに来れば色々な人がいる。その中に僕も(平木)順さんもいる。やっぱり、森とそこにいる人間達が子供の心の中に残ってくれればいいなと思っております」
お昼寝タイムの後は聴診器で水の中の音を聴いたり、集音機で森の音を聴いたりしたあと、今度はストローとフィルム・ケースで、お手製の笛をみんなで作って、自分たちで音楽を演奏してみようというということになりました。このプログラムが終わるころにはお手製の笛の音階をマスターし、自由に奏でる子供も現われ、アファンの森の中に、子供たちの笛の音が響いていました。 ●私達はニコルさんに森の中を案内していただいて、初めての道も通りながらサウンド・シェルターというところに着きました。 ニコルさん「そう。今、通ったところは2年前に財団が買った土地なんです。1年半、環境アセスメントを徹底的にして、それから松木(信義:森の番人)さんの好む場所に今変えているんです。このサウンド・シェルターというのは僕が付けた名前で、この形のものはカナダの北のクリー族とかクチン族とか、トナカイを追いかける人々が秋にトナカイの群れを待っているときに、この半分くらいの大きさのものをキャンバスで作るんですよ。前にたき火を焚くための(石造りの)反射板があるんです。すると大きな耳になるでしょ。だから、子供があんな向こうにいるけど隣にいるように聞こえるでしょ。トナカイの群れが移動するとき、こういうものの中にいれば3~4km先でも聞こえるんですよ。そうすると、下手な行動もせず移動の道を変えないで待ち伏せをして捕る。僕は森の中で森の音を聴きながら、たき火を楽しみながら、それからもう一つの効果、マイクはここにいてね。僕はシェルターの外に立ちます」 ●私の隣にいたニコルさんが、反射板の向こう側に立ちました。 ニコルさん「ここから物語を話しますと、シェルターの中にいる子供達20人全員に聞こえます。分かる?」 ●分かる! 今、ウチのスタッフが端に座っていたり、斜めに座っていたり、私は真ん中に座っているんですが、すごくよく聞こえます。 ニコルさん「僕はたき火の前にいますけど、今戻ります。森の中の色々なストーリー、物語を語る先生がここで話します」 ニコルさん「雨が降っても雪が降っても、ここの中で森が見えるでしょ。音が楽しめるし、たき火の火と炎と火花と火の踊りも見えるんですよ。だから居心地最高です」 ●森の中のリビング・ルームっていう感じですね。ここに来る手前に掘り返している土地がありましたけど、その部分というのは池を作るそうですね? ニコルさん「これから新しい池を4つ作って。地面の下に水がある。それで木が酸欠になるんですよ。だから、いい木が育たない。でも、表面が乾く。だから沼ではない。今のシステムで水が集まるんです。だから、水を好む昆虫と鳥と植物も増えるし、周りの土手の木が大木にもなれるんですよね。いいところになりますよ。この中で、ブナ、トチ、サクラ、ミズキ、ナラ、クリ、ヤマボウシとかがものすごく元気になります。本当に生物が好む森になるんです。今までここは実験林ですから、色々なやり方をしているんですよ。場所によって何も触っていない。場所によって木を間引いています。場所によって笹を切り倒してまた木を植えているんですよ。造林しているんですよ。この場所は一番手を入れる場所。松木さんがもう70歳になるから、『俺の最後の仕事になる』と言っているんです。僕はそう思いませんけどね。こういう大胆な仕事はもうアファンでは出来ないと思う。でも、10年くらいしたらすごく良くなる。台が作ってあるでしょ?」 ●はい。木と木の間に木が渡してあって人が登れるようになっています。 ニコルさん「そういう場所が3つあるんですよ。この場所でずっと記録をとるんです。どうやって緑が増えて、どうやって木が伸びてくるとかね。楽しみですよ」 ●というわけで、どんどん変わっていくアファンの森なんですけど、今週はアファンの“心の森”プロジェクトのプログラムのの様子を見ながら、ニコルさんにお話をうかがったんですが、来週はニコルさんとツリー・クライマーのジョン・ギャスライトさんを交えてお話をうかがいたいと思います。 ニコルさん「僕はあの男大好き。木の上で対談しようか?」 ●木の上対談(笑)。じゃあ、どうなるかお楽しみに。今週はありがとうございました。 ニコルさん「どういたしまして」
都会から田舎の学校に転校してきた少年「祐介」と森の中に住む老人「モーガン先生」の心の交流を描いた感動作。 ■「財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」会員募集中 「ニコル」さんが理事長を務める「財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」では随時、活動をサポートして下さる会員を募集しています。会員になると四季ごとに森の様子を伝えるハガキが届く他、会員向けの「森の見学会」にも参加できます。ぜひこの機会に入会して下さい。尚、財団のホームぺージは現在、更新はお休みしていますが、会員の募集要項などは見ることができます。トップぺージより「あなたにもできること」をクリックして下さい。 年会費:アファン会員、一口 5,000円 賛助会員、一口 5万円 問い合わせ:財団事務局 TEL:026-254-8081 WEBSITE:http://www.afannomori.com/ 最初に戻る ON AIR曲目へ ゲストトークのリストへ ザ・フリントストーンのホームへ photos Copyright (C) 1992-2004 Kenji Kurihara All Rights Reserved. |