2006年6月25日

熊谷さとしさんの動物おもしろ生態学

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストは熊谷さとしさんです。
熊谷さとしさん

 動物に関するユニークな本を出してらっしゃる、自然保護運動・図画工作執筆家「熊谷さとし」さんをゲストにお迎えします。「熊谷」さんは学習漫画家でもいらっしゃるので、掲載する動物の絵ももちろんご自分で描かれていて、環境教育の教材を作ったり、動物専門学校の講師なども務めるなど、多方面で活躍されています。そんな熊谷さんにフィールドワークを通して得た、動物の面白い生態などうかがいます。

クマは「クマッ」となく!?

『クマは「クマッ」となく?!』

●熊谷さんのご本の中で目を引き、「おやっ!?」と思ったのが、『クマは「クマッ」となく?!』という本のタイトルなんですが、本当にクマは「クマッ」と鳴くんですか?

「鳴くんですよ。普段、クマは『ベアー!ベアー!』って鳴くんですね。だから英語でBEARっていうんですよ。普段、機嫌がいい時は『ベアー!』って鳴くんですね。だから、その『ベアー!』が名前になったということは、おそらくアメリカはクマにとって居心地のいい場所だと思うんですよ」

●機嫌のいい時は「ベアー!」なんですね。

「で、『クマッ』ていうのは子グマが母グマに危険を知らせる声なんですよ。『人間が来たぞー!』とか、『いじめられてる! 助けて!』とか、『お母さんも気を付けて!』とかね。そういったいわゆる警戒音なんですね。そういうクマのストレスが名前になったわけでしょ。ということは、日本人はあまり上手なつきあい方をしていなかったんじゃないかなっていうことが分かるんですよね。ま、僕の思い込みかも知れませんけどね」

●なるほどね。「クマッ」って鳴く声、聞いてみたいなぁ(笑)。

「じゃあ、鳴いてみましょうか?(笑)」

●はい!(笑)

「『ク』はあまり発音しないんですね。発音記号で言うと『K』ですね。『K』で発音しない声で『マッ! マッ!』って感じです。そういう声なんですよ」

●クマっていっても色々な種類がいますけども、全部がそうなんですか?

「僕が聞いたのはツキノワグマですね」

●これ、面白い! 実はリスも「ワン!」と鳴くそうですね(笑)。

「そうなんですよ。これも警戒音で、ビックリしたときの鳴き方なんですよ。彼らは人間が来るっていうと、木の裏側にパッと逃げたりするんですけど、たまたまリスも気が付かないで、出合い頭で人間と出会ったときに、どうしていいか分からずに思わず『ワン!』って鳴くんですよ(笑)。僕も『まさか!』って思ったんだけど、プレーリードッグってご存じですか?」

●はい!

「あれ、リスの仲間ですよね。ジリスの仲間なんですけど、何故、ドッグっていうか知ってます?」

●分からないです。

「『ワンワン』って鳴くからなんですよ(笑)」

●なるほどね(笑)。

「リスの仲間なんだけど、ちゃんと『ワン』って鳴くんだなぁっていうのは、それで納得するでしょ」

●そうですね。こういう鳴き声っていうのは、私たち人間が普通にフィールドに入っていけば、聞こえてくるものなんですか?

「時期によりますね。繁殖期であるとか、子育てで子供に餌を届けにきた時だとか、そういう季節によって聞こえることもあるという感じですね」

●でも、そういう声が聞こえても、まさかリスの鳴き声だとは思いませんよね。

「でも、リスは出合い頭だから『おっ! リスがいる!』って人間が思ったときに、困ってフリーズ状態になって、思わず『ワン!』って言うわけですからね(笑)」

●出会ってみたいなぁ。

「しょっちゅう『ワンワン』言っているわけじゃなくて、普段は『チーチー』とか、そういう声ですね」

●人間でいうところの、よく漫画で出てくる「げっ!?」ってやつですよね?(笑)

「そうでしょうね(笑)」

●これは熊谷さんが長年フィールドに出られている中で、偶然出くわしたりしているんですよね。

「そうですね。偶然だったり、脅かす気はないんだけど出合い頭で脅かしちゃったりとか、そういう時でしょうね」

●でも、そうやって自然の中へ入っていくと、面白いですよね!

「面白いですよー! これは、動物学では本当はやっちゃいけないことなんですね。擬人化することですから。でも、何が面白いかというと、『人間だったらこうだなぁ』とか、足跡を見ていても、どうしたって遠回りしていると。ということは何かあるなと。『俺だったらこっち行くのにな』とかっていうようなことで、フィールドワークしていくわけですけどね。だから、僕と同じところが面白いなぁと思って、割とやっているんですね。例えば、コウモリなんかの場合には、ご存じの通りエコーロケーションといって超音波でものを見たりとか、障害物をよけたりしますよね。超音波を発して、餌なり、障害物に当たって反射したものを聞いて、その位置を知るわけでしょ」

●視覚ではなく聴覚で感じているんですね。

「そうですね。やつらは蛾を捕まえて食べているわけなんですけど、やつらが超音波を出すでしょ。すると、超音波を聞ける蛾がいるんですよ」

●その蛾、すごい!(笑)

「結構多いんですよ。やつらは後ろ脚に耳がついていて、それで超音波を聞いた瞬間に羽をキュッとすぼめるんです。そうすると、揚力が落ちてストンと落ちるんですね。すると、コウモリが『この辺に蛾がいたな』と思って飛んできても、ストンと落ちるから逃れられるんですよ。空中戦でしょ?」

●すごいですね!

「ね? 蛾の中にはヒトリガなんかもそうなんだけど、そういう連中はコウモリの超音波を聞くとわざと妨害の超音波を出すんですって。そんなやつもいるし、『私は食べてもまずいですよー!』っていう超音波を出しながら飛んでいる蛾もいるんですよ」

●サバイバルで生きるための知恵なんですね。

「そうですね。そんなハイテク空中戦が夜な夜な近所の駐車場の上空で行なわれているわけですよ(笑)。面白いですよね」

●面白い! 実際に舞っている蛾とかコウモリを千葉のスタジオの近くで見たりするんですけど、「舞っているな」っていうのは分かっても、それだけのものと思っていたのが、人間からすると本当のハイテクな戦いを行なっていたんですね。そうやって人間の生活と照らし合わせたり、人間の生活に置き換えてみると、それらの動物や生き物達っていうのがすごく馴染みやすくなるし、親しみをもてますよね

「そうですよね。親しみももてますし、同じところに生きているんだなぁって感じますよね。だから、僕らが困っていることも、同じように困っているんだろうしとかね。で、彼らを保護するならば、自分達だったらどうしようかと思ったことを試してみると、意外とそうだったりするわけですよね」

タヌキは環境の危機を告げる動物!?

●熊谷さんの最新の本にあたるのが、『フィールドワーカーのための動物おもしろ基礎知識』でよろしかったですか?

「いえ、最新の本は『日本の野生動物』というセット本が全6巻出ています」

『フィールドワーカーのための動物おもしろ基礎知識』

●失礼いたしました。この『フィールドワーカーのための動物おもしろ基礎知識』って、この「おもしろ」がないとちょっと難しそうな感じがするんですが、「おもしろ」の部分もいろいろな色で書いてあって目立つんですが、実際に読ませていただくと、すごく分かりやすくなっています。イラストもついているので、さらに分かりやすいんですけど、動物のことをもっと知りたくなるし、知ることが楽しくなってくる本ですね。

「ありがとうございます」

●本の中で「里山で暮らす野生動物たち、特に日本の里山なんかは日本の文化と調和して生きている」と書かれていらっしゃるじゃないですか。一番分かりやすい例がタヌキで、物語とかにもなっている月夜の晩にお腹をトントン叩きながらとか、ぶんぶく茶釜の歌とかもありますけど、ああいうのも全部、生き方に関係しているんですか?

「関係していると思いますよ。『証誠寺の狸囃子』にしても、和尚さんのところにいるわけですよね。なぜかっていうと、お寺は縁の下が広かったりして巣穴にもなるし、えさが食べたかったら、お墓へ行けば何かしらお供え物が上がっているわけでしょ。そういうことを考えると非常に棲みやすかったんだと思いますね。やっぱり和尚さんは優しいからそういうことを鷹揚(おうよう)に見ていてくれたんだろうなとかね」

●そう考えると、人間はえらいぞって思っていたのが、いい塩梅に利用されているんですね(笑)。

「そうなんですよ(笑)。結構したたかに生きているんですよね。里山の生活なり文化を自分達の生活に取り入れているのが、里山動物なんだろうなぁって思うんですね」

●この『フィールドワーカーのための動物おもしろ基礎知識』の中でも、熊谷さんは里山動物という提言をなさっていますけど、これについて詳しく教えていただけますか?

「里山に住んでいて、お墓のお供え物を狙っているとか、餌付けをされている動物達は野生動物らしくないという言い方をする人がいるんですよ。でも果たして、今、原始的な自然というのはないわけで、ほとんど里山なわけでしょ。というか、人間が里山にしちゃったわけでしょ。そしたら、そこに棲んでいる動物達に向かって『お前達は野生動物らしくない』と言うのは、『高校球児は坊主じゃなきゃいけない』みたいな言いがかりと似ている気がするんですよ。別に、茶髪でピアスをした豪腕投手がいたっていいわけでしょ。それと同じように、そんな里山動物にしちゃったと考えた方が逆に自然保護をどうしたらいいのかっていうのが見えてくるような気がするんですよね。里山動物にしちゃったんだという反省ですね」

●人がそうしてしまったんですね。

「そう。そうしたら片方で里山というものをもう一度回復するとか、彼らが事足りる山に戻してあげるとかね。そういうことをやっていくほうがいいと思うんですよね。『農作物を食べるから野生動物ではない!』ではなくて、農作物を食べるようにしちゃったんですからね。
 僕は専門がニホンカワウソなんですね。ですけど、ニホンカワウソのフィールドワークっていうのが今、日本で出来ないんですよ。絶滅寸前なので。ですから、1989年から韓国に行って、韓国にいるユーラシアカワウソでフィールドワークをしているんです。果たして、ニホンカワウソと同じなのかDNAとかで調べてみないと分からないんですけど、僕の友達に獣医がいるのでそいつに調べてもらっていて、多分、生態も同じだろうと思って、韓国でフィールドワークをしっかり勉強して、それを国内に入れて探しているわけです。1989年から韓国に行くようになってから、当時は河原にカワウソの足跡しかなくて、川のゴミもせいぜい大根のしっぽとか、色が抜けた唐辛子とかそんなのしかなかったんですね。で、毎年行くようになってから何がだんだん変わってきたかというと、川のゴミがマットレスとか、冷蔵庫とかになってきたわけですよ。で、電気のなかった村に煌々と電気がつき、今まではブタとかを飼っていたので残飯も出さなかったんですが、残飯を出すようになったら野良猫がいついちゃった。だんだんそうなってくるんですね。今度、何年か後に行ったら、川の水が臭うようになってきた。そして、河原にはカワウソの足跡しかなかったのが、今度はタヌキの足跡が出るようになったんですよ。今まで見なかったんですよ。ということはひょっとして、日本の感覚から言うと、タヌキがいるから自然が残っているっていう感覚だけど、そうではなくて、環境の断末魔を告げに来る動物なのかなって思うと、日本はやばいですよね」

●そう考えるとカラスとタヌキが増えると、ちょっとやばいぞっていうことなんですね。

「飽食になったから餌付いちゃったり、山が荒れているから、結局そこに下りてきて残飯を食べるしかなくなってるんですね」

●タヌキってかわいくて、一番身近な野生動物って思っていましたけど、そうじゃないんですね。

「自然保護団体の感覚から言うと、タヌキを守れとか、タヌキがいるから自然が残っている、それも間違いではないと思いますけど、でも、もう一方の言い方をすると、実はやばいという断末魔を告げにくる指標動物だと僕はひそかに思っているんですよ」

●野生動物の中でも一番「やばいぞ!」を告げに来る動物なんですね。

「それで、出て来れない動物達はすでにいなくなっているっていう可能性がありますよね」

おもしろイグアナ進化論

●熊谷さんのご本を読ませていただくと、楽しみながら色々なことを考えさせられたりするんですけど、『フィールドワーカーのための動物おもしろ基礎知識』の中で進化論の話とかもあって、面白いんですね。でも、ちょっと言葉で説明するのは難しいので、是非、読んでいただきたいと思うんですけど、この進化論で見てみると、人間とコウモリって大元は一緒なんですね?

「一緒ですよ! だから、僕達だって超音波を使えるんですよ。超音波の一番は一目惚れとか、あるいはこういう経験ないですか? なんとなく田舎のお袋のことをふーっと考えたら、突然電話がかかってきたとかあるでしょ?」

●ありますね!

「あれ、きっと超音波なんですよ」

●第六感とか色々言っていますけど、あれは超音波なんですね?

「そうだと思います。超音波に磨きをかければ、コウモリみたいに超音波で歩けるようになるんじゃないですか。分かんないけど(笑)」

●(笑)。これを見た瞬間に私は進化論って面白いなぁと思い、さらに今いる生き物達は今後どう進化していくんだろうって考えたんですよ。熊谷さんはどう進化するとお考えですか?

「分からないですね。僕らは進化の途中ですからね。地球の大きな力で気候の変化とか地殻変動とか色々あるでしょうけど、それ以上にもっと瑣末な部分で進化って起こっているんだなぁって思うんですよ。『あれをもっと喰いたい!』とか『あいつから逃げたい!』とか『メスにモテたい』とか、意外とそういう瑣末な部分から進化って起こっているような気がするんですね。
 ガラパゴスゾウガメなんかもそうだけど、たまたま甲羅のえりの部分が違うんですよ。島ごと、カメごとによってね。そこに気付くっていうのがダーウィンの偉いところなんですけどね。僕ら凡人は『違うなぁ』というのは気が付くけど、そこで終わりですよね。ダーウィンとの違いはそこだと思うんですけど、フィンチのくちばしにしてもそうですよね。緑がいっぱいあるところのカメの襟ぐりはドーム型なんですよ。ところが、雨が少なくて、緑があまりないところのカメの甲羅の縁は、サボテンを食べるのに首を伸ばさなきゃいけないので、えりの部分がカーブしちゃってめくれ上がってるんですね。島ごとにそういうゾウカメがいるわけですね。で、食べられているサボテンだって黙って食べられていないんですね。ゾウガメがいる島のサボテンは高木なんですよ。ウチワサボテンで同じなんですけど、ゾウガメがいない島のサボテンは低木なんです。だから、すごく進化が見えるんですね。
 で、イグアナなんかもいるんですけど、ご存じの通りウミイグアナとオカイグアナっていうのがいます。普通はリクイグアナって言い方もしますけど、海に対しての反対語が丘なので、あえて僕はオカイグアナと呼んでいます。千石先生の本に書いてあったんですけどね(笑)。そういうこだわり僕、好きなんですよ(笑)。ま、いいや。元々のイグアナの片方が『オイラ、海に行くわ!』って言ってウミイグアナになったわけですね。で、彼らは海岸にある藻を食べながら、非常に波が荒くて引き潮がきついんですね。そのために爪を鋭くして岩にしがみついて、こいのぼりのようにしているわけでしょ。片方は丘に上がってサボテンを食べるわけですが、サボテンも食べられたくないから高木なんですよ。で、サボテンでいう茎の部分が落っこちてくるのを待っているだけなんですね。で、落っこちてくるとワーッと食べるという生活をしているんですけど、これがエルニーニョのせいで海の水温が上がっちゃったんですね。それで、海岸線の藻が全部枯れちゃったんですよ。すると、ウミイグアナは食べるものがないでしょ。で、サボテンでもいいから食べたいので、オカイグアナになっちゃったんですね。そしたら、そこでたまたまかわいいメスのオカイグアナを見つけちゃったんですよ。それで今、ハイブリットがいるんですよ。ウミオカイグアナ。で、ウミイグアナは先ほど言ったように、爪がメチャクチャ鋭いから、その遺伝子がハイブリットにちゃんと出ていまして、やつらはなんとサボテンを登れるんですよ。すると、そのサボテンはきっとサルスベリみたいなサボテンになっちゃって、登りにくい木になっていくのかなぁとかね。そういうことでしょ? 面白いでしょ?」

●面白いですねー。

「それだけ生態系が非常にシンプルなんですね。シンプルだからヒューマン・インパクト、人間の影響なんかに一発でやられちゃうっていうことなんだと思いますね。日本の里山なんかの場合は生態系が非常に複雑でしょ。いわゆる生態網というネットですからね。だから、そこの部分の何かがいなくなっても、誰かがカバーするとかね。だから、目に見えないけど、そうじゃないんですよね」

身近に観察できるコウモリ

●これからますます雨のシーズンですが、梅雨だからこそ楽しめる観察とかってありますか?

「俺は梅雨にはあんまり外に出ないなぁ(笑)。5月、6月って機材のメンテナンスの時期なんですよ。気の利いたフィールドワーカーは外に出ないですね(笑)」

●なるほどね(笑)。子供達はピチャピチャチャプチャプしているのがいいということですね。

「そういうことです!」

●じゃあ、その梅雨が明けたら・・・。

「キャンプとかに行くのがいいんじゃないですか。夏はコウモリが見られますからね。僕は前まで、コウモリをずっとやらなかったのね。でもなぜ、コウモリの観察を始めたのかというと、近くの小学生達とムササビ観察会などに行っていたんだけど、今、難しくて、学校の外に子供達を出せないんですよ。先生が責任をとりたくないんでしょうけど、ところが学校の中だったら星の観察とか、夜は大丈夫だっていうので、『だったらコウモリを見ようじゃないか!』ってことで、コウモリ観察会を始めたんです。プールなんかの上でブンブン飛んでいるわけですよ。すると見えるんです。しかも、真夏だったら見えるのが夕方の6時半くらいから7時くらいかな。バットディテクターっていって、コウモリの超音波を人間の可聴音に変える機械があるんですよ。それで超音波を聞くと『テテテテテテ』って聞こえるわけね。で、虫を捕まえるときだけ、CF波がFM波に変わるので『ブイッ!』って音がするんですよ」

●楽しそー!

「すると、子供達は教えないのに1分間に何匹捕まえたかって数えているのね。それで、『1分間に5回捕まえた!』とかって言ってくるわけ。それで僕が『じゃあ、一晩中に何匹捕まえると思う?』って言うと目を丸くするんですよ。そうすると、教えないのに自分達で『コウモリがいれば殺虫剤いらないんだ』って思っちゃうんですね。それ、素敵でしょ?」

●素敵ですね。このバットディテクターを使ってのコウモリ観察は音ですから、ザ・フリントストーンはラジオです! 音はお任せ下さい!

「あ、そうですね!」

●クリアーにお聞かせすることが出来ますので、是非今度、フィールドワークに連れていって下さいね。

「いいですよ。この辺だって飛んでいますよ。深山幽谷に行かなくても見られる野生動物なんですよ。しかも先祖が一緒っていうね」

●そうですよね! 同じ仲間なんですもんね。

「そうですよ。それで、空飛ぶ生き物としては一番優れた生き物なんですよね」

●次回は是非、外でお会いしましょう! 今日はどうもありがとうございました。


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■自然保護運動 図画工作 執筆家「熊谷さとし」さん情報

『日本の野生動物』シリーズ全6巻
「動物がすむ里山とは?」
「タヌキを調べよう」
「ムササビを調べよう」
「キツネを調べよう」
「コウモリを調べよう」
「動物の未来を考える」

 学習漫画家でもいらっしゃる「熊谷」さんは、自らが描いた絵を掲載した動物に関する本をたくさん出しているほか、環境教育の教材を作ったり、動物専門学校の講師なども務めるなど、多方面で活躍されています。ここでそんな「熊谷」さんが最近出された本を何冊かご紹介します。
 尚、「熊谷さん」活動や身近な動物たちのことをもっと知りたい方はぜひ「熊谷」さんのホームページをご覧ください。

『フィールドワーカーのための動物おもしろ基礎知識』
偕成社/定価1,890円
 難しい動物学に関することを、絵とともにとっても分かりやすく、面白く解説。

『クマは“クマッ”となく!』
偕成社/定価1,260円
 “ゾウはなぜ首が短いのか”“トラの模様は縦じまか横じまか”など面白い話が満載! 漢字には読みがなもふってあるので、お子さんでも楽しめる本。

『日本の野生動物』シリーズ全6巻
偕成社/定価(各巻)2,625円
 「動物がすむ里山とは?」「タヌキを調べよう」「ムササビを調べよう」「キツネを調べよう」「コウモリを調べよう」「動物の未来を考える」の全6巻を揃えた子供向けのシリーズ本。

・「熊谷さとし」さんのHP:http://www.kumagai-satoshi.com/

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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. ANIMAL INSTINCT / THE CRANBERRIES

M2. ALL GOD'S CHILDREN / BELINDA CARLISLE

M3. THE SIGN / ACE OF BASE

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

油井昌由樹アウトドアライフ・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」

M4. PEACE ON EARTH / U2

M5. SEE THE CHANGES / CROSBY, STILLS & NASH

M6. NATURE ANTHEM / GRANDADDY

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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