2008年1月13日

最新DVDを発表したアウトドア落語家・林家彦いちさん登場!

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストは林家彦いちさんです。
林家彦いちさん

 アウトドア系の“闘う”落語家、林家彦いちさんをお迎えし、ユーコンの河旅についてしゃべり倒した最新DVD「林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏と ユーコンを下る」のことや、顔に似合わない野菜作りのお話などうかがいます。

最新DVDは「不都合な真実」の手法!?

●ご無沙汰しています。前回は、モンベルのイベント「トライ&キャリー」のときに、特別レポーターとして、石川県からレポートをしていただいたんですよね。

「あー、行きましたね! 歩きながらしゃべっているところにマイクをくっつけたといった感じでしたね(笑)」

●すごく楽しいレポートでした(笑)。実は、彦いちさんに会わないうちに、DVDを発売されましたね。

「はい。このDVDを出すには、本業をちゃんとやらなきゃいけないということで、慌てて、このDVDを出したいがために(笑)、夏に落語のDVDのBOXを出しまして、落語六席を世間にぶつけて、そして、いよいよ僕が本当に出したかったDVDを秋口に出したということでございます」

●そのBOXセットはこの番組でもご紹介させていただいたんですが、あれはそういう目的のBOXだったんですね(笑)。

「そうです!(笑) 本業でガツンとやっているというものをぶつけておいて・・・」

「林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏と ユーコンを下る」

●そして、本来出したかったのが、このDVD「林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏と ユーコンを下る」なんですね!

「はい!(笑) ユーコン川を下ったのは随分、前なんですよね。これを、野田さんも獏さんもそれを文章にして、とても愉快なわけですよ。で、僕流にこれは、何かにならないかなと思ってライヴにしたんですね。で、写真にしてスライド・ショーにして、僕が喋るということで、喋り芸で旅を表現してみたら、思いのほか面白かったらしくて、僕はただやりたくてやっている感じなんですけど、それが反応がよくて、『どこかでやらないか?』という話が水面下でずーっとあったんですね。そしたら、これはずっとやっていく芸種でもないですし、だったら形にしたほうがいいんじゃないかということで、DVDにしようとコロムビアさんから声をかけていただいて、DVDになったというわけなんです」

●通常だと、せっかくの河旅だからビデオでも回しておいて、それが流れるのかと思いきや・・・。

「いいところに目をつけましたね! そうなんですよ。これだけ映像の技術が発達して、ありとあらゆるものがブロードバンドで手に入る世の中でしょ? でも、このDVDはですね、ユーコン川の壮大な動画は入っていません!(笑) 写真です! しかも、僕が撮った写真で、獏さんと二人羽織をした写真とか、数々のエピソードが詰まっていて、基本的には『喋る』ということだけが詰まっております」

●でも、逆に今時だなと思うのが、アル・ゴアさんの「不都合な真実」の手法と似ていてバッチリじゃないですか!(笑)

「(大爆笑)そうなんです(笑)。これ、意図したものではなかったんですけど、色々な人に言われました。最初言われたときは『何を言っているんだろう!?』と思ったんですけど、あとから『なるほど!』と気づいて、それからは『“不都合な真実”の形です』と言うようにしています(笑)」

●まさに、そんな感じです!(笑) あっちはちょっと怖いですけど、こっちは笑い倒しです(笑)。

「愉快な写真を見ながらしゃべるという(笑)。これは、落語という芸能もそうなんですけど、文章もそうだし、今は本当に色々なものが溢れているわけですね。そんな中、ユーザーとか観る側を信用しないという前提でどんどん流し続けているわけですよ。これでもかっていうくらいに。だって、テレビなんかを観ると、喋ったことがそのまま字幕になったりするわけじゃないですか。そうすると、どんどんイマジネーションが低下するんですね。一番ワクワクすることの1つに想像することってあるじゃないですか。僕らが小さい頃ではシートン動物記でもそうだし、ハックルベリーとかああいう冒険モノの時でも、『ここは一体、どんなところなんだろう?』って想像するっていうことが落語の面白さでもあるので、このDVDでは想像するということをみなさんに委ねましたので・・・」

●あえて動かない絵を使って・・・。

「そのほうが自然が広がると思うんですよ。『大きいなぁー』とかって。やっぱり感じたことしか喋れないし、何十年かやっていると、そうじゃないことをあたかもそうのように、プレゼンテーションする技術もつくと思うんですけど、本当に嬉しかったり悲しかったりっていうのは、その瞬間をドンとぶつけることで届くなぁと思いますね。思いを伝えるという」

●で、その想いがそれぞれの人々の思いに重なり合うとさらに共感し共鳴しますもんね。

「そうなんですよね。物語の面白さってそういうことだと思うんですね。DVDで、観た人それぞれのユーコン川の風景が広がっていただければという思いがありながら、語っている内容は馬鹿馬鹿しいという(笑)」

特典映像の裏話

●このDVD「林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏と ユーコンを下る」なんですけど、実際の旅は2003年の旅じゃないですか? で、番組でもその後にお話をうかがいまして、そのときも笑ったんですけど、このDVDを観てまた笑ってしまいました。これは、是非ご覧いただきたいんですけど、実は、DVDには特典映像がついていて、これがまた・・・(笑)。

林家彦いちさん

「あー、ありましたね(笑)。たっぷり入っております。これは、獏さんと対談をしようっていうのがひとつありまして、ではどこで対談しようかとなって、川っぺりだとか、山小屋風のところでやるとか色々考えたんですけど、やっぱり話芸ということで、末広亭でやろうと(笑)」

●ちょっと意外な感じがしました(笑)。

「末広亭で開演前に社長に言って、『いいですか?』ってきいたら、『どんな落語の話をするの?』って言うので、『旅の話です』って答えたら、『じゃあ、3人旅? 愛宕山?』って聞いてくるので、『そうじゃなくてユーコン川なんです』って答えたら、『えっ!? なんだそりゃ!』っていう(笑)。お席亭さんもこれまで長いこと落語をやってきたけど、『開演前にそんな対談をするのは初めてだよ!』って言われて(笑)、『すいません』なんて言いながら、そこでたっぷりと喋りました。時系列で喋っていくと、獏さんは獏さんの時系列の話があって、すごく面白いですね」

●これは、観ていただければ分かるので、多くは語りませんけど(笑)。

「そうですね。特典映像が二つ入っていまして、獏さんとの対談と野田さんの部分が入っていまして、本編では僕が1人で喋っています。特典映像も、最初は3人で喋ろうと思ったんですけど、野田さんに『場所を設けるので東京にいついらっしゃいます?』って言ったら、『うーん、東京かぁ・・・』とか言うわけですよ。どうやら行きたくないらしいんですね(笑)。『うーん、そうだなぁ』なんて言って、野田さんは親分ですから、しばらくして『東京でお好きな場所があれば、どの辺がいいですか?』ってきいたら、『じゃあ、彦さん、家に来ないか?』って言うわけですよ(笑)」

●東京でもなんでもない(笑)。

「(笑)。で、野田さん家に行きました。特典映像で予算も限られているので、『じゃ、僕が行きます』と。羽田空港から『これから乗りまーす!』なんて言いながら、飛行機に乗って野田さんがいる四国まで行って、で、野田さんの家に行くまでもずっと撮っています。これは喋ったほうがいいのかなぁ。面白いことになっています(笑)。これだけ手間暇をかけてこれだけやって、僕、ディレクターさんは素晴らしいと思いましたね。僕、全部ボツだと思ったら、僕の知り合いの役者関係の人とかが、これまで見た人を訪ねていくというパターンで一番面白かったとお褒めの言葉をいただいたんですよ。人のたずね方でこんな手法があったのかと(笑)。この手法をやったのはディレクターさんなんですけど、ちょっとだけ言うと、野田さん家に着いて『やったー!』っていうところは入っていて、ちゃんとディレクターさんとかがいると、着いて『どうも』っていうシーンがあるんですけど、次カメラが切り替わると『おはようございます!』って言っているんですよ(笑)。その間はなにかというと、僕が着いたときの喜びと、『野田さん、久しぶり!』という喜びと、そこからずっと酒を飲んでいるので全部映像がないんです(笑)。で、次起きたら朝っていう」

●あれはそういうことだったんですね。

「うん。間の映像はないです。そこで散々飲み食いして、これから休もうっていうときに、野田さんが『映画を観ないか?』って言うわけですよ(笑)。野田さんは洋画が大好きですから、『映画を観ないか?』とか言って、サム・ペキンパーの『ゲッタウェイ』かなにかを、『これはなー、いいんだ! 好きなんだ!』とか言うわけです。で、まず、どの映画が好きかというリストがバーっとあるので、まずそれに時間がかかるわけです。それでどんどん時間が過ぎて夜遅くなって、『これがいいんだ!』とか言って、『ゲッタウェイ』が始まるわけですよ。で、始まると『この男がな、こういうふうになって、こうなって、ここでいっぱい死ぬんだ。そして、こいつが悪いやつなんだ』って全部説明して、『明日、何時だ?』ってきいて寝ちゃったんですね(笑)。それで、野田さん寝ちゃって、あの映画長いんですよね。その『ゲッタウェイ』のあらすじをみんなで知っている中、ずっと最後まで無口で観たという夜でした(笑)」

●見終わった瞬間の「お疲れ様でした。おやすみなさい」っていう雰囲気が目に浮かぶようです(笑)。

「そんな感じでした(笑)」

●野田さんやりますね!(笑)

「素敵です! 僕、大好きなんですよ。朝起きると、朝起きたで、卵の中に黄身が2個入っていることってありますよね。で、ざるに卵をいっぱい入れて、野田さんが台所から持ってきて、『な、彦さん。この卵はな、全部に黄身が2個入っているんだ』って言うわけですよ。こっちは起き抜けでぼんやりしているわけですよ(笑)。昨日の『ゲッタウェイ』の暴力シーンだけが頭に残っている状態で(笑)。で、『どういうことなんですか?』ってきくと、『黄身が2個入っている卵を産むニワトリがいる山があってな、それを生ませるすごいばあさんがいるんだ』って教えてくれるんですよ(笑)。すごく面白いですね。この続きはまた今度ということで」

●是非(笑)。これはまた別機会にうかがいたいと思います。

「要するにユーコンに行くと、それを超えるような出来事がいっぱいあるので、そういうことが喋りとしていっぱい入っていると思っていただければいいと思います」

畑仕事でダジャレ三部作

●今日はDVD「林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏と ユーコンを下る」の裏話などもうかがっているわけですが、実は彦いちさん、野菜作りも始められたそうですね。

林家彦いちさん

「はい。僕、畑を去年始めたんですけど、『畑仕事に行きたい』っていう人がどんどん手を挙げていて、音楽関係の方もいたりするので、そういう方の時間を拘束すると、ギャランティが発生する人たちばかりじゃないですか。だから、僕はいつも『畑仕事はギャラ出ないよ』って言うわけですよ(笑)。『当たり前だよ!』とかって怒られるんですけど(笑)、でも本当に好きで来てくれるんですよ。で、畑には大根もいっぱい植えているんですけど、大根は持って帰るっていうふうにして、去年の冬におそばを作って、おそばを打って、そのときも仲間の春風亭昇太さんも来たんですけど、おそばを打ちたいんですよ。採れたての食品を食べるっていう。
 今、ダイレクトなものを人間が欲しているんじゃないですか。だから、環境だったら何とか運動っていうんじゃなくて、個人的に『大事にしなきゃ』という思いになってきている。そういうダイレクトなものに対して、心がものすごく枯渇しているんじゃないですか。かなり乾いた状態になっているので、嬉しくてほっとするんですよね。実際に行って畑仕事をしたら疲れるんですよ。それが、そんなに苦じゃないっていうのは土だったり、風だったり、そういう空気を感じることがほっとするのかもしれませんね」

●そもそも、彦いちさんはなぜ畑作りを始められたんですか?

「『やりたいやりたい』ってずっと言っていたんですよ。僕、他でやっているラジオ番組で『畑をやりたいんですよ』って言っていたら、『うちの畑どうですか?』って紹介されたりしていたんですけど、なかなかうまくいかなかったんですね。で、ちょうどそんなときにカメラマンの佐藤秀明さんが『彦ちゃん、畑あるよ』って教えてくれたんですよ。僕は本当に素敵な方に囲まれていて(笑)、『どんなところですか?』ってきくと、『いいんだー! 八ヶ岳がガーッ、甲斐駒ケ岳がガーッ、目の前がうわーっていうところなんですよ』って言うわけですよ(笑)。『佐藤さん、ガーッとしか言っていないじゃないですか』、『ハハハハ(笑)』って笑ったりして(笑)。その畑400坪あるんですよ。広すぎなんですよ(笑)」

●すごい!(笑) 本当に畑に行きたいっていう人がいたら、助かっちゃいますね。

「そうなんですよ。チームで来てください」

●では、フリント・チームで草むしりからお手伝いに!

「お待ちしています。変な人がいっぱいいるので(笑)。だから、そこで起きている出来事とかも落語的だしね。佐藤さんもダジャレが好きなんですよ。立派な方だし、ちゃんとしたところでは『佐藤先生!』なんて呼ばれたりするので、普段はダジャレとか言えないのかもしれない(笑)。大豆を植えていて、『大豆をだいず(大事)にしなきゃねー』ってボソッと言うんですよ(笑)。そうすると僕が近づいていって『まめにいきましょ』なんて言うわけですよ。そうすると佐藤さんが『ん!? 図に乗るな!』とか言うわけですよ(笑)。これは一応、三段オチになっているんですね。それが畑に『ワッハッハ(笑)』とこだましているんですね。ダジャレ三部作。三部作とは言わないか(笑)。それほど大層なもんじゃない」

環境問題でも楽しくアウトプットすることが大事

●月刊「地球環境」にも連載をされているそうですね。

「はい。これは日本工業新聞社っていう出版社が発行している月刊『地球環境』に『林家彦いちのニコニコ地球噺』というのを月一でやらせていただいています」

●ここでは畑のお話とかも聞けるんですか?

「これは、再利用のカバンとかで、ちょっとおしゃれなカバンとかがあったりして、僕が日々の中で感じたことを書いています。あと『どうぶつの森』っていうゲームがあって、今でも子供達はやっているのかな、一昨年くらいにものすごくヒットをしたニンテンドーDSのゲームでして、動物達の森で色々な交流をして、手紙を出し合ったり、家賃が払い終わると、家が大きくなったりとか色々あるんだけど、あれで釣りをしているとゴミが釣れるんですよ。ゴミが釣れると『チェッ』とか言って捨てるんですけど、ゴミの再利用と焼却の施設を入れるべきだとかいうコラムを書いています(笑)」

●それ面白い!(笑) 入れるべきですよね!

「そこまで作るんだったら、入れるべきですよね! ゴミが釣れたら“たぬきち”っていうキャラクターが『チェッ』とか言うわけですよ。で、釣った魚をお金に換えたりもするわけですよ。これ、聴いている人で『そうそう!』って共感してくれる人いっぱいいると思うんですけど(笑)、100ベル、200ベルっていうお金の単位で買ってもらえたりするんですね。それで、ゴミが釣れたときもちゃんと買い取りシステムなんかも作られるべきなので、そういう日常の中の細かいことをこのコラムに書いています」

●彦いちさんはこの番組でアウトドア落語家とご紹介させていただいていたんですけど、もう環境活動落語家の林家彦いちさんっていう感じですね。

「いえいえ(笑)。今、環境って言えばいいとか、エコロジーって言えばいいって風潮になってきていますけど、本当にエコロジーのことを考えたら、エコロジーのイベントなんかないほうがいいわけですよね。本当に自然のことを考えるんだったら、もう死ぬしかないわけですよ。それをどう人間の生活に取り入れて、出すかっていうことで考えると、やっぱりデザインだったり、人にどう優しいかとか、アウトプットの仕方だと思うんですね。僕だったら、面白い話をするということで、それを隠すっていう言い方はイヤですけど、そういうのが大前提であるわけですよね。地球をよくするとか、僕、公の場でそんなこと絶対に言えないですよ(笑)。そんなことは思っていて当然という。その先に何があるか。で、僕が今日持ってきたカバンとかも、あれリサイクルっていうことは前面に謳っていなくて、デザインを売りにしているんですね。スイスのフライタグ兄弟が作っているカバンなんですけど、FREITAGっていうブランドから出ていて、デザインで売っているんですね。オシャレなものとして表参道とかで売っているから、ちょっと素敵だなぁと思って」

林家彦いちさんのバッグ
彦いちさん愛用のリサイクル・バッグ。
メーカー名は“FREITAG”。
トラックのほろに使っていた素材を
そのまま使って作ったバッグ。

●私も言われなかったら全然分からなかったです。

「あれ、トラックの幌なんですよ」

●さっきそんなふうにうかがって、全然そうは見えないってビックリしたんですよ。

「トラックの幌を切り取っているから、なんとか.comなんて書かれている幌だったら、そこを切りとっていると、『.c(ドット・シー)』だけがカバンの表に出たりとか、一点物という面白さとか、そこからどういうものを面白がるかっていうのも大事なんじゃないですか」

●これからは、買う側も面白がるっていうことが大切ですよね。

「発信する側もセンスが必要だと思うし、『環境です!』とか言って、すごく固いイベントがあったりもするんですけど、僕はそこからは何か伝わりにくいように思うんですね。もちろん、何かを決めなくてはならない地球規模的なところでゲラゲラ笑っていちゃいけないんですけどね(笑)。それを市民レベルでは、楽しくアウトプットするやり方っていうのが一番いいんじゃないかな。子供達にも『こういうもんだよ』って言うんじゃなくて、それが楽しい、土いじりは楽しいっていうことからいくといいのかなぁと思いますね」

●そういう意味では落語家の彦いちさんは、想像力をかきたてながら、みんなにそういうのを面白楽しく伝えていける立場にいる人ですから是非、頑張ってほしいですね。

「僕らは喋ることしか出来ないのでね。僕は、北風と太陽だと思っているので、『面白い! 面白い!』って伝えていくと、向こうも『そうだな』って思ってくれるとちょっと嬉しいかなと思います。『環境! 環境!』って言っていることがダサいって思わないでいただけるかなって思うんですね」

●またDVD「林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏と ユーコンを下る」も、話を聞きながら、写真を見ながら、「こんなところに行ってみたい」、「こんな偉大な自然があるんだな」って感じ取ることで、身近な自然に目が向くきっかけになるかなと思います。

「そう感じてくれると嬉しいですね」

●今年は畑のほうにもお邪魔をしたいと思うので、ザ・フリントストーンにもちょくちょく遊びに来てくださいね。

「是非、是非!」

●今日はどうもありがとうございました。

■このほかの林家彦いちさんのインタビューもご覧ください。
AMY'S MONOLOGUE~エイミーのひと言~

 彦いちさんとのお話は、インタビューというより、ただただ笑うばかりで、生で彦いちさんのお話をうかがえる私は一番ラッキーなのかもしれません(笑)。
 そんな彦いちさんは、想像する楽しさが落語の面白さでもあるとおっしゃっていましたが、それはラジオの面白さでもあると私は思っています。落語家さんとラジオのパーソナリティーは“喋りのプロ”という意味では目指すものは同じなのかもしれませんね。私も彦いちさんに負けないくらい、皆さんの想像力を掻き立てるような“喋り”ができるよう、これからも頑張ります!

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■落語家・林家彦いちさん情報

「林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏と ユーコンを下る」

最新DVD『林家彦いち 喋り倒し 野田知佑 夢枕獏と ユーコンを下る
コロムビアミュージックエンタテインメント/定価4,935円
 タイトル通り、林家彦いちさんが野田知佑さん、夢枕獏さんと共に、ユーコン川を下った時の模様を、スライドを上映しながら、おもしろおかしくしゃべっている映像が収められている作品。また、野田知佑さんと夢枕獏さんを、それぞれ迎えた特典映像も必見!
 

『林家彦いち喋り倒し』イベント
 バイカル湖に行ったときの面白い話が聴けるライヴが、2月17日(日)、下北沢の本多劇場で開催予定。詳細は決まり次第、お知らせしますのでお楽しみに。

 このほか、彦いちさんのスケジュールや連載記事などについては彦いちさんの公式ホームページをご覧下さい。
・林家彦いちさんのHPhttp://www.hikoichi.com/

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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. LA / OLD MAN RIVER

M2. SWEET, SWEET, SMILE / CARPENTERS

M3. RIDE THE RIVER / JJ CALE & ERIC CLAPTON

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

油井昌由樹ライフスタイル・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」

M4. HEY NINETEEN / STEELY DAN

M5. SHINY HAPPY PEOPLE / R.E.M.

M6. EVERYBODY'S TALKIN' / NILSSON

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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