2008年7月6日
CHASING RAIBOW~虹を追い求めて~
今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンは、高砂淳二さんのインタビューです。 |
虹の写真集を出された自然写真家の高砂淳二さんをお迎えし、幸福のシンボルといわれる虹にまつわるお話や、サンゴ礁の現状などうかがいます。
●高砂さんとは番組的には3月以来ですから、約半年弱ぶりって感じですよね。そんな高砂さんは6月10日に小学館から「虹の星~THE RAINBOW PLANET」という写真集を出されました。この写真集に関してはINFORMATIONでお伝えしているのでお手元にある方も多いと思うんですけど、もうジャケットからしてため息が出るような写真ですね。
「ドカンとダブル・レインボウで(笑)」
●「きたな!」って感じなんですけど・・・(笑)。
「思いっきり虹ですよね」
●中の写真もとっても素敵な写真ばかりなんですけど、今回、「虹の星」ということで、写真集自体が全て虹なんですよね。
「全部、虹です。もう全ページ虹ですね。こんな本ってあまりないんじゃないかなぁって思いますね」
●私たちは高砂さんで虹っていうと、2003年に写真集として出された「ナイト・レインボウ」が印象に強いですよね。
「月の光で出る夜の虹の本を出しましたけど、あれで虹にはまり込んじゃって、それから火が消えずに(笑)、ハワイだけじゃなくて色々なところへ行って、昼間の虹とか、色々な虹を撮るようになったんですね」
●「ナイト・レインボウ」がキッカケだったんですね。
「そうです。それまでは普通に、色々な島へ行って、海を撮ったり、自然を撮ったりしていて、そんな中で虹に出会えばもちろん撮ったりしていたんですけど、そういうのからこの本には収められているんですね。だけど、『よし! 虹を追うぞ!』って撮ったのは2001年くらいからですね。『ナイト・レインボウ』に最初に出会ったのが2001年で、それで2003年に写真集として『ナイト・レインボウ』を出し、そのままずっとやってきたっていう感じですね」
●でも、「追うぞ!」っていっても、虹ばっかりは追って出てくれるものでもなかったりするじゃないですか。
「そうなんですよ。『あいつは当てもないことをやっているよ』っていうような意味で『CHASING RAINBOW』という英語が使われるらしいですけど、本当にその通りで、行っても撮れないし、『何しにきたの?』ってきかれて『虹を撮りにきた』って言うと笑われますよ、やっぱり。『そうなんだー。そういえば、ここ何ヶ月も見ていないわ』とか言われたりしてね(笑)」
●(笑)。高砂さんが大好きなハワイでは、スコールなんかがあると、比較的虹が出やすいのかなぁって思うんですけど、実際はどうなんですか?
「ハワイは虹を見るには場所的に一番じゃないですかね。あそこって貿易風がずっと吹いているでしょ。で、あそこの高い山にドンと当たって、上昇気流ができて、雨が降りますよね。だけど、低気圧の雨じゃないから、片方では晴れているわけですよ。それで、天気雨で虹が出るということで、条件的にはかなりいいんですよね」
●この本ではそれ以外はどこで撮られたものなんですか?
「あとは、ニュージーランドで撮ったのも結構多いですね。やっぱり、ニュージーランドも貿易風が吹いているんですね。で、ニュージーランドは北島と南島をキャンピング・カーを借りて、グルグルまわったんですよ。それで、南島を2週間くらいまわったときは、虹の『に』の字も出ず(笑)、ただキャンピング・カーで一人旅をしたっていう感じの旅でしたね(笑)。だけど、北島に家族と一緒に12日間くらい行ったんですけど、そのときは1回、とんでもない場所に巡りあえて、地形的に雲が湧いて、片方は陽が出るっていう場所があって、昼間に5~6回見て、夜もナイト・レインボウを3回見ましたね。そういう場所があって、そのときは喜んで1日中ずっと撮っていましたね」
●この番組では「ナイト・レインボウ」はおなじみなんですけど、リスナーの方の中にはまだ「ナイト・レインボウ」をご存じない方もいらっしゃると思うので、どういう状況で出る虹なのかをご説明していただけますか?
「普通の昼間の虹は太陽が背中にあって、それに反対側の自分の前に雨が降って、そこに光が当たっているときに虹が出ますよね。で、夜に太陽が月に入れ替わった状態で『ナイト・レインボウ』が出るんですよね。ただ、月にある程度、光量がないと出ないので、満月に近い必要があります。あとは、あまり明るいところだと見えないというのもありますし、月が高く昇ってしまっても、虹の原理的に出ないんですね」
●普通の虹でもなかなか見られないのに、ナイト・レインボウなんて、超ラッキーって感じなんですね(笑)。
「そうですね(笑)。あと、意識していないと、薄いものは見えないんですね。よく見て『出ているかなぁ』と思ってみると、『あ、出ていた! 出ていた!』って見つけられるんですけど、そこに全然意識がないと、薄くて気がつかないっていうこともありますね」
●今回の高砂さんの「虹の星」という写真集を拝見していると、全ページ虹が写っているんですけど、それ以外に私がすごく気になったのが、ブロッケン現象なんですね。山の上に人型に写る影があって、その周りが白くなっていて、さらにその周りに虹色がふわっと出るという現象ですごく幻想的ですよね。
「そうですね。あれは見るとビックリしますね。山に登る人はたまに見るっていいますね。結局、自分の前に地面があるとなかなか丸いところまでいかないんですよね。前が崖で山の上のほうから光が当たって、前に霧なんかがあると、ブロッケンが出たりするんですよね。昔の人はそれを見て『神が現れた』って言っていたらしいですよね」
●でも、本当にそう見えちゃいますよね。
「後光のようなね」
●ええ。天使なのか、何かが山の頂上に君臨しているみたいな感じで非常に印象的でした。
「そうですよね。それ、真ん中にあるのが自分の影なんですよね。あれは虹ではないんですけど、虹の一種というか、同じような現象なんですね。虹も自分が必ず中心にいるんですね。影は出ませんけど。自分が中心になってドーンとあるんですね。だから、現象としては同じ虹を見ているみたいでも、自分の横にいる人、さらに横にいる人は同じ方向を見て『あっ! 虹だね!』って言っているけど、自分のまん前にパッと左右対称に現れているわけで、見ている人それぞれちょっとずつ違うんですね。だから、マイ・レインボウじゃないけど、見ているものがちょっとずつ違う現象で、横からも見えないし、後ろからも見えないっていう面白い現象ですよね。個人的な自然との出会いなんですね」
●虹って本当にホッとさせてくれたり、パッと虹を見つけると、すごくハッピーな気分になるじゃないですか。普段、しょっちゅう見られないものだからこそ、「虹だ!」ってつい笑顔になってしまうものだと思うんですけど、そんな虹の写真を撮り続けていらっしゃって、その瞬間に写真に収められなかったけど、印象に残っている虹っていうのもあるでしょうし、誰かと分かち合いたくて「あの虹見た!?」って言いたくなることもあるんじゃないですか?
「結構ありますね。例えば、夜の虹を追いかけているときなんかは、森に夜入っていったり、滝つぼに降りていったりするときって、人に『一緒に行こう』なんて言えないし、そういう時って自分1人で行きますから、そういうところに夜中に入って歩いていると、ものすごく心細かったりするんですよね。あと、急に崖の上に出ちゃったりとか(笑)、怖いこともたくさんあって、そんな中でふっと虹が出たりすると、癒しってこういうものなんだって思ったりするし、あと『こんなところでこういうものを見ちゃったけど、奥さんに見せたり、友達に見せたり、分かち合いたい気持ちってこんなにあるものなんだ』って、改めて自分で感じますよね。あと、虹ってそういうパワーがあるんですかね。都会なんかでも虹が出ると、今はみんな携帯電話を持っているから写真を撮りますよね。で、撮ってそのあとにみんなやっぱり送るんですよね(笑)。たとえば夫婦喧嘩をしているところに虹が出たら、少なくても休戦状態になって、嬉しい気分になりますよね。そのパワーってすごいですよね」
●よく「虹の架け橋」ってフレーズがありますけど、本当に何かを繋いでくれるような・・・。
「そんな感じがしますよね」
●今回の写真集のタイトルが「虹の星」なんですけど、このタイトルにはどういう思いが込められているんですか?
「これは結局、地球のことなんですけど、みんなが知っている中で、液体としてちゃんと水があるところっていうのは、地球だけじゃないですか。で、ちゃんと液体としての水があって、雨粒になって落ちているところに光がきて初めて虹が出るんですね。光だけだったら、太陽があって、四方八方にどこにでも光が飛んでいるわけですよね。だけど、虹が出るにはどこかに水がないといけないので、それを考えると、地球にしか虹って出ないんだなと考えると、『俺達ってラッキーだよね』って思ったり、本当の虹を見てそういうことを考えると、ここでしか見られないと思ってなおさら嬉しくなるというか、そんなことを考えて『虹の星』というタイトルにしました」
●虹が見られる環境っていうのは、人が住める環境でもあるわけですもんね。人が必要とする空気だったり、光だったり、お水があってこその虹だから、逆にいうと、虹が見えるっていうことは「地球なんだぁ。この星に生きているんだ」っていう実感が湧いてきますもんね。
「自分達もほとんどが水ですからね。『そうなんだぁ。ここに出てくれたんだぁ』って感じがしますよね(笑)。あとは、虹が出ると、こっちももちろん見て撮っていますけど、見られている感じっていうのもありますよね。特に、夜の虹なんかを撮っていると、真っ暗くてほかのものって見えない状況でしょ。で、自分がいて、自分の手足とかも見えていない状態でしょ。自分の気持ちがあって、虹があってっていう状況になるんですよね。だから夜の虹って、目をつぶって虹を想像しているような雰囲気に近いですよね。なんか面白いですね」
●現在、コニカミノルタプラザ・ギャラリーでは、「虹の星~The Rainbow Planet~」という写真展が行なわれているんですが、実はこの写真集の中ではサンゴの海を空から撮影しているときに虹があってっていう写真もあるんですけど、今年は国際サンゴ礁年ということで、高砂さんもあちこちでスライド・ショーをなさったりしてるんですよね?
「はい、しています。この前も、環境省のサンゴ礁フェスティバルというのでお話をさせてもらって、今、地球温暖化が騒がれていますけど、海水温が2℃くらい上がると、サンゴって死んでしまうんですよね。よくシロクマが被害者の代表のようにして出ますけど、サンゴも暖かいところの代表のようなもので、白化現象っていって、温かくなると、白くなって死んでしまうんですね。で、あちこちでそういう現象が起きていますので、今年、国際サンゴ礁年っていうのを機会に、色々な人がサンゴの生態とか、どんな状況なのかっていうのを把握してもらって、ちょっとでも関心を持ってもらえればと思って、僕もあちこちで見てもらったりしています」
●空を見上げると七色の虹があり、海の底には本来、色とりどりのサンゴ礁があってっていう、とてもきれいな光景がなければいけないのが・・・。
「やっぱり、地球は繋がっていますので、海が変わったっていうか、全体的に変わってきていて、バランスも崩れてきているっていう感じなんじゃないですかね。特に、ここ数年は明らかにサンゴが少なくなっているんですね。1998年にエルニーニョ現象の大きいのがあって、それで世界中の何割っていうサンゴが死んでしまったんですけど、そのときに一番ひどかったのは、インド洋のモルジブであそこは一周歩いて15分くらいの島が1000くらい集まって国になっているんですけど、その島の周りに1~2メートルくらいの浅い海域があって、ほとんどキレイなサンゴに覆われていたんですね。だから、泳いだだけでものすごくきれいなサンゴが見えて、そこに棲む小魚も見られたんですけど、1998年のエルニーニョ現象の後に行ったら一変していて、同じ形のサンゴはあるんですけど、全部死んで、今までカラフルだったのが、魔法にかけられてパッと死んでしまったみたいな、灰色とか茶色の同じ形の石のようなサンゴになっちゃったんですね。で、そのあとはそれがどんどん崩れて瓦礫になって、それから復活っていうのがなかなか難しいんですね。で、サンゴってずっと生きているものではなくて、生まれたら死ぬっていうサイクルがあって、それが死んでいってだんだん堆積してそれがサンゴの島になったり、あとは、それが崩れて砂になって、島を作ったり色々するわけですよね。だから、死んでいってもそのあとずっと役目があったりするんですけど、健全な状況だと、生きているところも死んだところもあるっていう状況でグルグルまわっているんですけど、今は死んでしまって、ちょっと生き返ってくると、また水温が上がって白化しちゃったり、もしくは、変なときに台風がドカンと来て、全部壊されたりとか、なかなか復活する暇がないっていう状況なんですね」
●サンゴにとっては次から次へと災難が来ている感じなんですね。
「そうなんですよ。そうなると、サンゴ礁に棲む魚とか、ほかの生物達も生きられないので、そういうのもいなくなるわけでしょ。だから、どんどん海が枯れてくるわけですよね。サンゴの海って海の熱帯雨林って呼ばれていて、色々な生きものを育むんですけど、それが瓦礫になってしまったら、生きられるものは本当に少ないですよね。実際、サンゴはイソギンチャクを小さくしてマンション詰め込んだみたいな生き物ですからね。本当はそういうことを考えずに、流れて来たプランクトンを一生懸命捕まえて、食べて生きているわけなんですけど、結局それを見て『これじゃダメだよね』って思えるのは人間だけなので。僕、虹も随分撮っていますけど、そこにいるヒツジとかシマウマはいくら虹がキレイでも誰も見向きもしませんから(笑)、ずっと草を食べていますからね(笑)。やっぱり、それに感動できるのって人だけなので、それに感動できる人の役目っていうのが見えてきますよね。そういうのに感動して『これじゃいけない』とか、全体を見る役目というか、それを認識して生きていったほうがいいと思いますね」
●この写真集「虹の星」の中に「Warriors Of The Rainbow~虹の戦士~」というお話が出てくるんですけど、これはネイティブ・アメリカンの部族のお話なんですよね?
「そうです。色々な部族に伝わる共通のお話なんですね。話が2つあって、1つが空が汚れて鳥が落ちて、海が汚れて魚が生きられなくなってっていうときに、虹の戦士が現れて、みんな生きられるような世界に戻すみたいなお話なんですね。もう1つが、ちょっと長いんですけど、クリー族っていう部族のおばあちゃんがいて、そこにひ孫がいて、その頃は状況的には西洋人がそこに入ってきて、土地を奪ったり、言語禁止にしたりして、迫害していったわけですね。で、それまでずっと大地を大事にして生きてきた人たちで、みんなの繋がりも大事に生きてきたんですけど、そこにそういう人たちが入ってきて、ひ孫が『どうして、そういうのを大事にしてきたおじいちゃんとか、おばあちゃんとかお父さんをこんなにひどい目に遭わせるわけ?』っておばあちゃんにきくわけですね。で、おばあちゃんは最初は答えずに、ひ孫に『山へ行って○○をとってこい』とか、『自分で弓を作って、射て鹿を獲ってこい』とか、色々と命令をするわけですよ。それで、色々なことをやり遂げて、成長した青年がまたおばあちゃんに聞いたんですね。じゃあ教えてあげようということで、おばあちゃんが答えたのは、グレート・スピリットは、神がわざとそういう白人を送ってきたんだと。で、それによって最初、白人は迫害するけど、何が大事でその人々が生きてきたか、自然だったりコミュニティの繋がりだったりが大事だと知るようになると。で、片方のネイティブ・アメリカンのほうも、それまで大事にしていたものが1回崩れて、物の社会になるけど、また大事なことはこういうことだったんだって再認識して、それを今度は西洋の人たちに教えるようになると。そういう意味があって、わざわざ違いを作って、そこによこしたんだよっていうお話なんですね。で、そこに『あっちを見なさい』っていうと虹がかかっていて、『お前はこれから部族とか、宗教の違いを超えて、虹の戦士として戦うんだ!』というふうにひ孫に言うんですね。いい話じゃないですか」
●色々な違いを取っ払って、架け橋になるという虹の戦士ということなんですね。
「そうですね。だから、槍で本当に戦うんじゃなくて、そういう違いを超える戦いというか、それがこれからの戦いで、新しい人間の生き方というか、そういう戦士になれということなんですね」
●まさに現代社会で我々がいわれているような、「うちはどうのと言っている場合じゃないでしょう、みんなの地球なんだから」っていう、いつまでも虹が見られる星であるために、みんなで手を取り合おうよっていう、人類全員が虹の戦士にならなくちゃいけない時期なのかもしれませんね。
「そうですね。人間って昔は部族同士で戦ったり、色々あったじゃないですか。それが、国同士で争って、今は争っているところもあるけど、一生懸命話をして仲良くしようと頑張ったり、そこに来て今、環境問題が目の前にあって、いよいよ国同士のエゴでは解決できない問題が目の前にあって、でもすごく意味がありますよね。それを越えるには手を結ぶしかないし、いよいよ虹の戦士の卒業試験みたいな感じなんじゃないかなって思っているんですね」
●高砂さんはこれからも虹の写真は撮り続けて、CHASING RAINBOWですか?(笑)
「あんまりやると人生がどうなっちゃうか分かりませんけど(笑)、やっぱり撮るでしょうね」
●「虹の星」という写真集ができたばかりなので、もうちょっと先になるかとは思いますが、次の作品も楽しみにしています。今日はどうもありがとうございました。
AMY'S MONOLOGUE~エイミーのひと言~
様々な場所やシチュエーションで捕らえた虹の写真。その1枚1枚を観ながら感じたことは、虹はどんな景色、どんな生きものの上にも同じようにアーチを描いているということ。高砂さんは写真集の中でこんなことを書いてらっしゃいます。「水のある星にだけ光は虹となって姿を現わす」と。もしかしたら虹は幸福を運んでくれる架け橋であると同時に、「人間は豊かな水の惑星に住んでいるんだぞ~。そんな豊かな地球環境を大切にしろよ~」って、時折姿を現わして私たちにリマインドしているのかもしれませんね。 |
自然写真家、高砂淳二さん情報最新の写真集
高砂淳二・写真展『虹の星~THE RAINBOW PLANET』
尚、会期中、高砂さんのトークショーが7月12日(土)午後2時から。また、ギャラリートーク(高砂さんご本人による展示写真の解説)が、7月8日(火)、16日(水)のいずれも午後6時からと、19日(土)午後1時から開催。いずれも参加費は無料。
高砂淳二さんのホームページ:http://junjitakasago.com/ |
オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」
M1. 虹の下のどしゃ降りで / 松任谷由実
M2. RAINBOW / MEJA
M3. THE RAINBOW CONNECTION / CARPENTERS
ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」
M4. SOMEWHERE OVER THE RAINBOW / LIVINGSTONE TAYLOR
M5. CHASING THE RAINBOW / AMERICA
油井昌由樹ライフスタイル・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」
エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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