2008年9月14日
エコビジネス・ルポ・第13弾
今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンは、平田裕之さんのインタビューです。 |
花園荘のオーナー“平田ファミリー”。
前列・右から大家さんご夫妻。息子の嫁リカコさん。後ろに立っているのが息子で“張本人!?”の平田裕之さん。 |
今週のザ・フリントストーンでは、ヒートアイランド、地球温暖化、エネルギーといった環境問題、そして、人と人との触れあい、信頼、助け合いなど、特に都市で希薄になっている人間関係の改善にもつながるであろう画期的な“物件”をご紹介します。題して、シリーズ「エコビジネス・ルポ・第13弾/エコ住宅編」。
先日、足立区にある花園荘という、畑がついている話題のエコアパートにお邪魔して、足立グリーンプロジェクトの代表、平田裕之さんや住人の方にお話をうかがってきたので、その時の模様をお送りします。
●今、私たちは東京都足立区にある話題のエコアパート、花園荘の東屋にいるんですけど、この東屋、涼しいですね。
平田さん「そうですね。上にはぶどうの葉っぱも生い茂っていて涼しいですね」
●この東屋は花園荘の共有スペースになるんですか?
平田さん「そうです」
●両サイドにはハーブ・ガーデンがあるんですけど、何種類くらい植えられているんですか?
手前がハーブガーデン。右が東屋。
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平田さん「何種類くらいあるんですかねー(笑)。5月に住人のみなさんとミーティングを開いて、今年のテーマはバジルを中心に色々な種類のハーブを植えたので、アイコちゃんっていうトマトもなっていて、朝晩になると住人のみなさんが『今日はこれを採ろう』っていって採ったりとか、オクラかなんかが植えてあったりして、それを朝の食卓に並べるっていうので、みなさん活用しているみたいですね」
●道路を歩いてきただけで、すごく目立つところにメゾネットタイプの二階建てで、「花園荘」というシンプルな看板が見えて、入ってくると、すごく緑いっぱいの一角があって、何よりの特徴が2DKGということなんですが、2DKGの「G」ってなんですか?
平田さん「GARDEN(畑)のGです」
●各お家の前に畑がついているんですね。それぞれのお宅の前の畑は、住人の方が好きなものを好きなように植えていらっしゃって、土間があるそうですね。
平田さん「そうなんです。畑と台所が繋がる空間を作ることが出来たら、住んでいるところのスペース、暮らしのスペースはより広がっていくだろうということで、畑と台所を繋ぎたいっていうのがあったんですね。でも、それを本当に作ろうと思ったときに、『畑でナスを採りました、ニンジンを採りました、はい台所』というふうにはならないじゃないですか。土がついていたりするので、やっぱりその間にクッションとなるようなスペースが必要なんじゃないかということで、アパートを設計してくださった山田貴宏さんが土間っていうスペースを入れたほうが住まい手にとって、機能しやすいような空間になるんじゃないかということで、土間というスペースを入れました」
●都会版、昔のお家みたいな感じで、懐かしいような新しいような不思議な空間だなぁと感じました。
平田さん「そうですね。住まい手の方が結構工夫していて、冬の間、苗を育てたり、先ほど言ったハーブを切って、それを乾燥させたりとか、ものすごく上手に土間スペースを使っていますね」
ここで畑がメインのエコアパート、花園荘、その概要をご紹介しておきましょう。
花園荘の大家さんの息子さんでもある平田裕之さんと建築士の山田貴宏さんがお書きになった『畑がついてるエコアパートをつくろう』という本を参考にすると、花園荘は木造2階建てのメゾネットタイプで、4世帯の入居。1階と2階を合わせた、一戸あたりの広さはおよそ15.7坪で、間取りはシンプルな2LDKに土間、納戸、そして5坪ほどのG、すなわち畑付き。
東京都多摩地区の木材を使い、ソーラーシステム「そよ風」やエコライフ情報システム「エコライブス」を完備。また、それぞれの庭には雨水を貯めるタンクを設置し、さらに、建物の周りには共有スペースとしての果樹園、ハーブ園、グリーンカーテン、そして私たちが腰を落ち着けてお話をうかがった東屋があるなど、エコアパートとしての色々な工夫がなされています。
●そもそも、花園荘を畑つきのエコアパートにしようと考えたのは誰のアイディアだったんですか?
平田さん「私のアイディアです。もともと築37年くらいの旧花園荘がありまして、それは祖母がつけた名前のアパートだったんですね。それが老朽化が激しくて、建物としても危険だということで、これをやめてしまって更地にしてしまうのか、もう1回アパートを建て直すのかっていうことになりまして、父から相談を受けたというのが経緯ですね」
●畑がついているアパートってないじゃないですか。
平田さん「地方に行けばありますけど、都会にはないですよね」
●少なくても東京23区では初めて聞きました。
平田さん「初めてだと思います」
●このアイディア自体どういう発想から生まれたんですか?
平田さん「もともと足立グリーンプロジェクトというNPOで、コミュニティガーデンというのをやっていたんですね。で、コミュニティガーデンというのもなかなか聞き慣れない言葉かもしれませんが、畑というものを野菜を採るためだけじゃなくて、人と人が集う、地域みんなの顔が見える関係が作れるような交流の場として活用できるんじゃないかっていうのが、サンフランシスコとか、ニューヨークとか、スペインとかボズニアとか世界中色々なところで行なわれているんですね。それを、足立区でも6年間やっていたんです。その活動を通じて、畑を作る、何かを収穫する、何かを分かち合うっていうことが、すごく自分たちの暮らしを豊かにするんだっていう経験、確信があったんですね。で、アパートを建てようっていったときに、畑にアパートがついていたら、すごく面白い物件になるはずだという確信があったんです」
玄関は畑側。つまり畑の横を通って家に入る。
手前は狭いながらも果樹園。 |
各戸の畑に雨水を溜める青いタンクがあり、
畑の水やりはこれでOK! |
●じゃあ、2DKGというよりは、「G2DK」という感じなんですね(笑)。
平田さん「そうです(笑)。はじめに建築家の山田さんにお話をしたときも、『畑にアパートがついているような物件が作りたいんです』って言ったんですね。普通、建築士さんに『家を建ててくれ』とは言うと思うんですけど、畑におまけで家がついているみたいな話はないかなっていう(笑)。ビックリされていましたね(笑)」
●しかも、畑についているお家自体もすごくエコにこだわって作っていらっしゃるっていうことなんですけど、いくつかエコ的なものをご紹介いただけますか?
平田さん「1つ、キーワードで言うと、パッシブデザインというのが非常に大きなキーワードなんですね。パッシブというのは『受身的な』という意味があるんですが、どういうことかというと、私たちが日常的に暮らしているところって実は色々な自然の力があるんですね。すごく簡単に言うと、太陽が照るとか、風が吹くとか、雨が降るとか、先ほど言った植物とか、周りの色々な自然とつき合いがあると。その持っている力を最大限に取り込むようにすれば、例えば電気をつけるとか、気温を冷ますとか暖めるといった電気とか石油とかに頼っている部分が、かなり軽減されるんじゃないかということなんですね。例えば今だと、暑くてエアコンを使っていらっしゃる方も多いと思うんですが、エコアパートに住んでいらっしゃる方は、ほとんど使っていないんですね。それは何かというと、今、夜の時間がだんだん長くなってきているので、放射冷却というのが起こるんですね。つまり、屋根から熱が放射されていって、気温よりも冷たくなっていると。家の中で屋根が一番冷たい状態になっている夜中の11時くらいは涼しいと。その時の涼しい熱を機械で自動的に床に取り込んであげる。そして、22~23度くらいの空気で冷やしてあげると、次の日の朝、それからお昼くらいまで涼しく1日過ごしていられるという仕組みなんですね」
●いいなぁー! ということは、電気代がすごくお安いじゃないですか。
平田さん「電気代がひと月2500円から3000円ちょっとといっているんですね。で、エアコンがない家が今年の夏は3軒あったので、みなさんが熱中症にならないか心配で、『エアコンなしの家ではないのでやめてください』と言っていたんです(笑)。で、住人の方に『どうでした?』聞いたら、『8月の1日からお盆くらいまでがものすごく暑くて、“さすがにもう無理だ”と思って、“今度の週末にエアコンを買いに行こう”と思った週末から涼しくなったので、多分今年はもういらない』って言って使っていないそうなんですよ」
●今年は春先にもものすごく暑かった時期もあったじゃないですか。
平田さん「ありましたね」
●ウチではワンコと一緒にハァハァゼェゼェしていたんですけど・・・。
平田さん「我が家も同じです(笑)」
●大家さんのお家は暑かったのに(笑)、エコアパートの花園荘の住人は涼しかったんですね。
平田さん「涼しく過ごしていますね。今なんかはエアコンを使っていないって言っていましたね」
ちなみに、花園荘にお住まいの古澤恵さんにクーラーのお話をうかがってみたら、こんなエピソードを話してくださいました。
古澤恵さん。オクラ、ピーマン、ナスを育て中!?
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古澤さん「実はうちだけクーラーがあるんですよ。今年は暑かったですけど、数えるほどしかつけていないですね。でも、住人の人たちは買うか買わないかで悩んでいるんですよ。普通、買うじゃないですか(笑)」
●普通、買いますよね!
古澤さん「でも、みんなは買うか買わないかで悩んでいて、それがおかしいなぁって(笑)」
●「買っちゃった私はどうなの!?」みたいな(笑)。
古澤さん「もともと持っていたんですね。だから、『持っていたからつけるか』っていう感じだったんですけど、『もう夏が終わっちゃうからいいかな』みたいな(笑)」
●平田さんは花園荘の構造上、こんな工夫もなされているとおっしゃっています。
平田さん「夏、暑い日差しっていうのは真上から当たるわけですね。だから、真上からの光をどうやって防ぐかっていうことが重要で、このデザインの中ではひさしが長くなっているんですね。そうすると、雨が降ったときに、雨が建物に当たらないので痛まないとか、洗濯物が干しやすいとか色々あるんですが、一番は夏の上からの日差しを遮ってくれる。また、南側にベランダも張り出しているので、ちょうど上からの光が建物の中に入らないようになっているんです」
●で、反対側になる北側のほうは後ろに駐車場があるというのもあって、すごくキレイな緑のカーテンで覆われていて、ゴーヤもなっています」
裏は緑のカーテン。
気温を下げるだけでなく、ゴーヤも収穫できた。 |
平田さん「ゴーヤが二十数本植わっていまして、全面に緑の壁が出来ています。1000本近くゴーヤがなるので、はじめのうちは珍しいし、住人の人たちも採って食べるんですね。でも、そのうちだんだん『自分たちは青虫じゃないんだ! ゴーヤばっかり食べていられない!』ってなって(笑)、今度は職場とかご近所にあげるんですね。それでもダメで、先週末、ゴーヤ祭っていうのを開いて、50人くらいの大きなパーティーをやって、ゴーヤづくしでした(笑)」
●(笑)。こちらの花園荘は、エコアパートなんだけど、コミュニティが密接な繋がりを持ってくるんですね。
(そこに、平田さんのお父さんでもある大家さんが登場)
大家さん「ゴーヤジュースです!」
平田さん「あ! 今、ちょうど話をしていたゴーヤ・スペシャル・ドリンクが出てきました」
●緑のカーテンの・・・。
裏にも雨水を溜めるタンクを設置。
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平田さん「緑のカーテンの汁が・・・、『汁が』って言うと飲みづらいですよね(笑)」
●(笑)。中身は白いですね!
大家さん「牛乳が入っています」
●ゴーヤとミルクですか?
大家さん「ゴーヤとバナナとハチミツと牛乳です。味はメロンジュースみたいな感じですね」
●いただきまーす!
大家さん「メロンみたいでしょ?」
●メロンみたい!
大家さん「これは結構評判ですね」
●ちなみに、大家さんは花園荘がこのような畑つきのエコアパートに変わって、どのように感じていらっしゃいますか?
大家さん「自分たちがやっていたものとあまりにも違いますね(笑)。でも、人と人の関係っていうのは、変わらないですね。住んでいる方は変わっていても、人間関係は変わらない。足立区は下町でもなんでもないんですけど、今は下町といわれて(笑)。人間関係が下町といわれていますね。住んでいただく方がどれだけ楽して楽しんで、安心して住んでいただくということが一番重要ですよね。住まいの快適っていうのが、エアコンが効いていたり、ワン・ドア、ワン・ロックみたいな状況だけじゃなくて、人と人の関係が見えるっていうのは、すごくいいんじゃないでしょうか。
今の若い方達っていうのは人と接したがらない。プライバシーばかりが重要になっていて、コミュニティが重要じゃないことが多いじゃないですか。だけど、やっぱり人間って人と人の間だから、重要なことかなと思いますね。私は建てる力はありませんが、こういうラジオなんかを通じて、建ててみたいなっていう人がいたら、是非、参考にして建てていただくとすごくいいんじゃないかなと思いますね」
一家3人で越してきた國富和正さん。
もうすぐ4人家族!? |
都会では希薄になってしまった近隣同志の人間関係について花園荘の住人の方にお話をうかがいました。まずは、古澤恵さんです。
古澤さん「住み心地はもちろんいいんですけど、周りの人との関係とか、もちろん、平田さんとの関係とか、そういうのも全部含めてすごくいいです。ちょうどいい距離っていうか、そんなにいつもベタベタしているわけではないんですけど、安心感があるっていうか、すごくいいですね」
同じく花園荘にお住まいの國富和正さんファミリーは、小さなお子さんがいらっしゃるということもあって、こんなことにも喜びを感じてらっしゃるようです。
國富さん「種を植えて、成長していくっていうのを見ていますし、色々な生物がここに来るので、蝶が卵を産んで成長していってとか、鳥がきてっていうのを部屋の中から間近で見て知っていくので、いいことなのかなぁと思いますね」
●“畑がついている”エコアパート、花園荘は建ってからおよそ10カ月が過ぎたところなんですが、発案者の平田裕之さんから見て、“エコアパート”というコミュニティがイメージ通りのものになっているのか、うかがってみました。
平田さん「思っていた以上ですね。夢として、こういうコミュニティが出来れば、こういう暮らしをしてくれればっていう思いはあるんですが、それを実現するのは住んでいる人たちだし、それってプライベートなことなので、押し付けられてやるものではないですよね。自分たちで感じていただいて、初めて成功するものなので、そういった意味では思っていたよりも、はるかに楽しんでくれたり、たくさん友達が来て、パーティーで僕らも友達になれたりとか、そういった効果がありました。また、オーナーの方達でこういったことに興味があるっていうことで、北海道で講演させてもらったりとか、色々なところに問い合わせがあったりとかね。そういったような新しい、思いがけないような波及効果っていうのもあるので、想定していた以上ですね」
●今後は“花園荘ワールド”が日本各地に広がりそうですね。
「畑楽人」と書いて「はたらくひと」と読む。
一体感を育むには重要なアイテム。 |
平田さん「アパート・ビジネスとしても結構いけるんじゃないかなと思っているんですね。それは何かっていうと、今までは回転していくことで、経営を成り立たせたっていうこともあったんですけど、今度、少子高齢化で、『空き家問題どうするの?』って話になって、なるべく長く住んでもらうってことになってきたときに、例えば、土を作っていたり、果樹が成長していくことになれば、同じような物件で移動しようって探しても、あまりないわけですよね。そうすると、すごく長く住んでいただけるっていうことは、経営上からしても安心ですよね。
例えば、駅からどれくらい近いかとか、コンビニからどれくらい近いかっていったことが、今まで賃貸物件を探すひとつのポイントでしたけど、『自分たちはこういうライフスタイルがしたいんだ』とか、『子供と一緒に土に触れさせる環境で育てたいんだ』とか、『家にいるときはリラックスしたいんだ』とか、ライフスタイルを志向する人達が潜在的にかなりいて、そういう人たちのニーズを満たす物件はないという状況の中で、そういったエコアパートがあれば、たくさんニーズはあるんじゃないかと思ったんですね。僕らも実は、それが一番心配だったんですよ。募集するときも、不動産に頼まずにブログで集めたんですね。で、それはなぜかというと、『僕らはこういう考えで、こういう素材で、こういうプロセスで、こういう人たちが作っています。住みたい方はいらっしゃいませんか?』みたいに告知をしていて、『果たしてそんなブログみたいな小さなメディアで、誰が見てくれるんだろう?』っていう思いもあったんですが、それが口コミを呼んで、最近ではよく工務店さんとかに、『もう一棟建てないんですか?』とか、『住みたいんですけど、いつ二号店を建てるんですか?』っていう要望がすごくあるんですね(笑)」
●そうですよね!(笑) 住人の方が長期で入られるということは、ある種、その人が出るまで、住みたい人は予約待ちみたいな感じになるわけですもんね。
平田さん「そうですね。一番ビックリしたのが、つい2~3週間前に私の奥さんが『今度、もし出る人がいたら、お金払ってウチで住もうよ』って言ってきたんですよ(笑)。こんなに近くに狙っているやつがいたと思って(笑)」
●だって、大家さん宅のほうは暑くてクーラーが必要なんですもんね(笑)。
平田さん「そうなんです(笑)。『やっぱり人に話すためには自分で住まなきゃダメだよね』って結論になっていて、私は本当に涙が出そうになりました(笑)」
●(笑)。ここは、ちょくちょく訪れさせていただいて、何がどう変わっていくかも観察していきたいなと思います。そのときは是非、よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。
花園荘の建築コストは、通常のアパートより1.5倍と割高。足立区の環境基金助成事業から400万円の助成があったそうですが、トータルの建築費は、土地代は別で4,470万円ほど。その分、家賃も管理費込みで12万3,000円と、周辺の相場に比べると2割増しだということです。
AMY'S MONOLOGUE~エイミーのひと言~
平田裕之さんと建築士の山田貴宏さんだけではなく、建設に関わったすべての人たちのこだわりが感じられる花園荘。実は花園荘と書かれた木のプレートの裏には大工さんや職人さんたちのサインが入っているそうです。
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エコアパート関連情報平田裕之さん/山田貴宏さんの本 花園荘ブログ:http://blog.canpan.info/eco-apa/ 足立グリーンプロジェクトのホームページ:http://www.greenproject.net/ |
オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」
M1. 緑の町に舞い降りて / 松任谷由実
M2. IN MY PLACE / COLDPLAY
M3. SO COOL / TAKE 6
ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」
M4. OUR TOWN / JAMES TAYLOR
M5. WAIT FOR ME / DARYL HALL & JOHN OATES
油井昌由樹ライフスタイル・コラム・テーマ曲
「FLASHES / RY COODER」
エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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