2008年12月28日

ベスト・オブ・ザ・フリントストーン2008

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンはベスト・オブ・ザ・フリントストーン2008です。

 2008年4月、17年目に突入したザ・フリントストーン。そんな今年は51回の放送のうち28回の放送で新しいゲストをお迎えすることができました。もちろんこれまで何度となく出演下さったゲストの方々を改めてゲストにお迎えし、その方々が“今”どんなことを考え、行動していらっしゃるのかうかがうのもとても楽しく勉強になるのですが、新しいゲストの方々にお話をうかがうこともとても新鮮で刺激的でした。
 そこで今回は、2008年最後の放送ということで「ベスト・オブ・ザ・フリントストーン2008」と題し、今年出演してくださったゲストの中から、記憶に残るお話などお届けします。

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 今年は6月に「ベスト・オブ・ザ・フリントストーン」の上半期編をお届けしましたが、そのときのテーマは「明るく前向き、ポジティヴでユニーク」。まずはそんなテーマのもとご紹介したコメントの一部をダイジェストでお届けします。

風間深志さん
田中律子さん
加藤千晶さん
野中健一さん
三神彩子さん

 まずは今年、創設20周年を迎えた「地球元気村」の大村長、風間深志さん。なんと15年ぶりのご出演、今ではサンゴを移植する活動をされている女優の田中律子さん。そしてミニコミ誌「野宿野郎」の編集長、加藤千晶さんです。

風間深志さん
「『20年経ったんだから、自然との調和ができる理想的な地域とか、限定した場所ってどこにあるの?』っていうところで、それの集大成的な元気村を作りたいっていうのがずっと悲願なんですよ」

田中律子さん
「もう子供みたい。手塩にかけてね(笑)。だから、ウチの箱入り娘なんですよ(笑)。その海に戻したサンゴは、しばらくオニヒトデとか、ブダイに食べられないようにちゃんとかごをかぶせてあげて、それこそ本当に箱入り娘ですよ。ある程度大きくなるまでかごで2年くらい育てて、大きくなったらそのかごを外してあげて、『あとは頑張るんだぞー!』っていう」

加藤千晶さん
「私の場合は、とりあえず寝袋だけで寝るっていうのが野宿で、あとはお金がかかるところに寝るのは野宿じゃないなぁとか、それくらいですかね。あとは、どこでもいいんじゃないですか。寝袋を持ってどこかに行くという行為に憧れを持って始めてみたら、案外できるということが分かって(笑)、深みにはまっていったという感じですね」

 2008年は「食」に関するニュースも世間を賑せましたが、番組では“食の原点”に関するようなコメントが記憶に残りました。「昆虫食」の研究を20年以上続けてらっしゃる、立教大学・教授の野中健一さん。そして「東京ガス」のチーフ・エコ・クッキング・インストラクター、三神彩子さんのコメントをお聴き下さい。

野中健一さん
「これはラオスで聞いた話なんですけど、『なぜ虫を食べるの?』ってきいたら、『タマサーだからいいんだ』って言っていたんです。タマサーとは『自然の』とか、『天然の』という意味なんですよ。で、『どうしてタマサーだといいんだ?』って聞くと、『自然を取り込むっていうことは健康にいいし、身体がよくなる』って答えが返ってきたんです。それで最近、タイなどではタガメやコオロギなど養殖が増えていて、魚も養殖物が入ってきているんですけど、色々な自然のもののほうが養殖よりいいと」

三神彩子さん
「昔から『三里四方の野菜を食べろ』っていうことわざがあるんですけど、なるべく12キロ以内のものを食べていれば、健康で長生きできますよっていう意味だったんですね。で、やはり土地の持つ力ってあると思うんです。土地のものを食べるとその土地に適した生き方ができるようになるって昔から言われていますけど、それは本当だと思っていて、さらにエコロジー的に考えてみても、遠くから運んできたら、運ぶためのエネルギーをたくさん使っているんですね。なので、近くのものを食べましょうっていうのはとても理にかなった行動なんですね」

 番組ではこの秋、千葉県いすみ市にある「ブラウンズ・フィールド」で自給自足を目指すマクロビオティック料理の研究家、中島デコさんにお話をうかがうことが出来ました。マクロビオティックとは日本語でいうと「玄米菜食」となるんですが、その神髄を中島デコさんはこんな風に語ってらっしゃいました。

中島デコさん

中島デコさん
「マクロビオティックで一番大事なのは、身土不二(しんどふじ)っていう、自分の体と土は2つに分かれないよっていう考え方なんですね。土地のものを食べましょう、旬のものを食べましょうっていうのは当たり前のことなんですけどね。あとは、一物全体っていって、どうせ食べるならホールフード、全体を食べましょうっていう考え方があるんですね。ご飯の粒も周りの殻を取らずに、白いご飯じゃなくて、玄米そのままを食べましょう、あと、もしお魚を食べるんだったら、頭から尻尾までを食べましょう、お野菜だったら種のものを食べたら、根も食べましょう、葉っぱも食べましょう、皮もむかないで全部ホールで食べましょうというものなんです。要するに、シンプルな昔の日本のおばあちゃんたちが、もったいないからと大事にしていた食事方法をちょっと洋風にして、戻れば戻るほど、日本人の体にも合っているし、気候にも合っているし、体がどんどん活性化されて免疫力も高まって、自然に病気が治るよっていう素晴らしい食事法なんですね。病気治しの発想ではなくて、自然に治っていくんだよっていう哲学なんです」

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 今年夏には、日本に一時帰国されていたハワイの外洋航海カヌー「ホクレア号」のクルーで、海洋写真家の内野加奈子さんをお迎えしました。そのとき内野さんは、ハワイから日本までのカヌーの旅についてこんなことおっしゃっていました。

内野加奈子さん

内野加奈子さん
「カヌーの上の旅なんですけど、どちらかっていうと暮らしっていう感じなんですね。食事を作って毎日その上で生活していくっていう感じで、それこそ、32年間のおかげで色々なところが心地よくできるように改良されていて、逆に自分の気持ちも、ないものを求めるよりも、逆に今あるものを使って『こんなにシンプルに人は生きていけるんだ』って方向にシフトしていくんですね。言ってしまえばないものだらけなんですけど、でもそこに不便を感じないというか。逆にそういう風に本当にシンプルに生きていける自分の毎日が清々しい感じなんですね。正直、『不便だなぁ』ってことはなかったですね」

●ある種、ホクレア号での旅というのは、動く島の上で旅をしているような感覚もあるんじゃないですか?

内野さん「そうですね。ハワイにも『カヌーは島で、島はカヌー』っていうことわざがあるんですけど、本当にカヌーの上っていうのは水も限られているし、食べ物も限られていて、空間も限られていて、その中で限られた物を人が分け合いながら暮らしていくんですね。そういうのってカヌーの上では見えやすいんですけど、島でも同じなんじゃないかっていうのが、そのことわざに込められた思いなんですけど、本当に見えにくくなっているだけで、本当は限られた水と限られた食べ物に私たちの命が支えられているっていうことは、島でもカヌーでも変わらないんですね。例えば今、自分が飲んでいる水がどこから来ているかっていうのが、カヌーの上だとすごく分かりやすいんだけど、陸に来るとそこまで想像しないと繋がりは見えにくい。でも、限りなくある資源を使っているわけではなく、私たちは地球っていう場所に与えられたものを使っているんだっていう、想像力みたいなものを島に帰ってきてからも忘れたくないなぁっていうのはありますね」

 海といえば10月に「音楽と自然」というテーマの回にご登場いただいた石垣島出身の女性ユニット「やなわらばー」の東里梨生さんと石垣優さんはこんなことを話してくださいました。

やなわらばー

やなわらばー

東里さん「自分たちも島を離れて気づいたことなんですけど、『海ってこんなに青かったんだな』って久しぶりに島に帰ったときに飛行機から下を見て思ったんですよ。『何これ!? 青い!』ってなって、こういう中で毎日いたんだなぁって。当時は、学校へ行くときも学校の教室からも常に見えていたものだったけど、それに全然気がつかなかったんですね。住んでいるときに意識していなかったものを、今はひとつひとつちゃんと見ることができて、それを感じながら自分たちが想って作った歌を歌ったら、そこで実際にあるものとしっかりリンクするじゃないですか。石垣島の外で島を想って作ったものを、実際の島で歌うっていうのはイメージではないじゃないですか」

石垣さん「幸せに感じるよね。島から離れて作った曲を島に戻って、『夕陽が沈む海の前で歌いたいなぁ』って思ったり、『星空がワーって広がる中で歌いたいなぁ』って夢になってくるよね。もともと住んでいたから、やろうと思えばそういうことはできたはずなんですよ。だけど、その頃は全然気づいていなかったので、島から出て、初めてそういう感覚を持ちました」

東里さん「実際今、色々なところでライヴをしますけど、そういう歌を歌うと、どこにいても青い海が浮かんでくるんですよ。それが実際に島に帰って、その海を目の前にして歌うっていうのは、とても不思議な感覚になりますね。『これを守っていきたい』、『ずっとこれを自分たちの子供とか、孫とかに同じ風景を見せてあげたいなぁ』って思いますね」

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 今年は「エコビジネス・ルポ・シリーズ」が復活。「エコ住宅編」ということで、足立区にある“畑のついている”エコ・アパート「花園荘」を取材したんですが、大家さんの息子さんで「足立グリーンプロジェクト」の代表、平田裕之さんのお話をうかがい、これからのアパート・ビジネスの新たな可能性を感じました。
 また、番組では今年「環境問題の新・常識」という新しいシリーズもスタートしました。これまでリサイクルやゴミの問題を検証し、3回に分けて放送。そしてシリーズ第4弾は、「洞爺湖サミット」のあとを受けてお届けした「地球温暖化編」。「WWFジャパン」の気候変動プログラム・リーダー、山岸尚之さんは、今年10月から国内で試験的に始まった排出量取引の意義をこう話してくださいました。

山岸尚之さん

山岸尚之さん
「温暖化対策の肝として、トータルで排出量が減っていないと意味がないわけで、それをきちんとやろうと思ったときに、やりやすい方式っていうのが排出量取引制度なんですね。だから、実は取引の部分に目がいきがちなんですけど、もっと言えば、国全体で排出量をどうやって管理するかっていう制度なんですよ。
 そうすることによって、結局、何が起きるかっていうと、排出をするっていうことに値段がつくんですよね。1トンのCO2を排出するためにはこれぐらいのお金を払って削減をするか、あるいは別なところから排出する権利、排出枠を買ってこなきゃいけないと。大事なのは、今まで無造作にやっていたCO2の排出に値段がつくこと。で、値段がつくと何がいいかというと、取引に発展していくっていうのももちろんあるんですけど、もう1つ大事なのは、やっぱりどんな人でもどんな企業でも値段がついたら気にするんですよね。要するに、温暖化対策っていうのはもはや、良心的で頑張ってくれる人たちだけのものじゃないんですよ」

 そんな地球温暖化問題を一気に解決するような画期的なお話もありました。『鉄が地球温暖化を防ぐ』という本を出された気仙沼の漁師さん、畠山重篤さんの説明に私たちも目から鱗だったんですが、海の中には鉄分がほとんどないというお話、ご紹介しましょう。

畠山重篤さん

畠山重篤さん
「なんと、鉄は海水1リットル中たった10億分の1グラムだそうですよ。これはナノグラムっていう単位なんですよ。こういうことを分析している専門家に聞くと『中国の人口の中から1人を選ぶようなもんだ』って言うんですよ。それで、20年前にジョン・マーチンという学者が、その分析にやっと成功するわけですよ。そしたら、やっぱり鉄が足りないために、プランクトンが入れない海域があるっていうことが分かるんですね。ジョン・マーチンはアメリカ・カリフォルニアのモス・ランディング海洋研究所っていうところの所長だったんです。で、アメリカのカリフォルニアのずっと北にアラスカ湾っていうところがあるんですね。サケなんかがいっぱい獲れるところです。ここも、窒素やリンがいっぱいあるんだけど、どういうわけか、プランクトンの発生が少ない海域だっていうことが分かるんですね。それで、その鉄を量る技術で、日本のほうへどんどん行ってみると、どういうわけかプランクトンが増えてくるし、鉄濃度も濃くなってくると。
 北洋海域ってサケ、マスがいっぱい獲れたり、スケソウダラが獲れたり、タラバガニが獲れたりってすごいでしょ。『どうしてだろう!?』と。鉄はどこから来ているんだろうと思ったわけですね。それで分かったことは、北洋海域に鉄を運んでいるのが、なんと黄砂だっていうことが分かるわけですよ! あの悪者だと思っていた黄砂。
 風塵学(ふうじんがく)っていう学問があるんですね。ジョン・マーチンは、海に鉄を含んだ風塵、黄砂が供給されて地球の気候が変わる、それから温度が変わるということをふっと思うわけですよ。それで、ジョン・マーチンは急いで南極へ行くわけですよ。世界の海の20パーセントを占めている南極海が、窒素、リンはあるんだけど、鉄がないから植物プランクトンが増えない海域だと。だけど、今は間氷期(かんぴょうき)っていって暖かい時季だけど、今から約2万年前くらいの時代は氷河期っていって、すごく寒い時期でしょ。彼はひらめいて、そのとき植物プランクトンが大爆発で増えれば、CO2を吸収するわけですよ。暖かくなるっていうのは空気中の炭酸ガス濃度が濃くなるから、暖かくなるっていわれているわけでしょ。我々は光合成っていうと陸の植物のことだけ考えるけど、圧倒的に海のほうが広いわけですから、植物プランクトンの発生が世界の気候を支配するっていうことを感じまして、南極へ行って、ボストーク基地っていうところの氷柱を調べるわけです。南極大陸には約2000メートルの氷が積もっているんですね。そして、氷河期の氷柱を調べたら、今の30倍くらいの鉄を含んでいて、塵が南極海に注いでいたっていうことが分かるわけですよ!」

●すごーい! 壮大なドラマを見ているみたい!

畠山さん「それで、今から20年前にジョン・マーチンは『南極海にたった30万トンタンカー1杯分の鉄を供給してやると、地球は氷河期に戻る』って言ったんですね。これが、大騒ぎになるんですよ!」

●それは、大騒ぎになっちゃいますよね!

畠山さん「20年前に世界中が大騒ぎになった。我々はそんなことも知らないでいますよね。だから、海のプランクトンの発生が、地球温暖化の鍵を握っている可能性がかなり高いんですよ」

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永島祥子さん

 2008年は“地球”を感じるコメントにハッとする瞬間もありました。南極越冬隊の隊員として、2回越冬した「モンベル」の広報、永島祥子さんは、南極の魅力についてこんなことをおっしゃっていました。

永島祥子さん
「好きなポイントって前回も今回も変わらないんですよね。南極に行くと、地球をそのまま感じられるんですよ。厳しい世界なんですけど、私たちの一生からは想像できないくらい大昔から、多分この景色はこのままだったんだろうって、何億年前までさかのぼって想像できて、大きな地球、温かい地球に自分が住んでいるんだなぁっていう意識が南極へ行くと強まる気がするんですね。南極が好きなんですけど、私、それ以前に地球がすごく好きなので、それを一番感じられる場所だからですかね」

高砂淳二さん

 続いてご紹介するのは、今年『虹の星』という写真集を出された自然写真家の高砂淳二さん。『虹の星』というタイトルにした理由を高砂さんはこう話してらっしゃいました。

高砂淳二さん
「これは結局、地球のことなんですけど、みんなが知っている中で、液体としてちゃんと水があるところっていうのは、地球だけじゃないですか。で、ちゃんと液体としての水があって、雨粒になって落ちているところに光がきて初めて虹が出るんですね。光だけだったら、太陽があって、四方八方にどこにでも光が飛んでいるわけですよね。だけど、虹が出るにはどこかに水がないといけないので、それを考えると、地球にしか虹って出ないんだなと考えると、『俺達ってラッキーだよね』って思ったり、本当の虹を見てそういうことを考えると、ここでしか見られないと思ってなおさら嬉しくなるというか、そんなことを考えて『虹の星』というタイトルにしました」

 今年は「ブラジル移民100周年」、日本とブラジルの友好100周年だったんですが、ブラジルに魅せられた「ガンガ・ズンバ」の宮沢和史さんは地球のことをこんな風に思ってらっしゃいます。

宮沢和史さん

宮沢和史さん
「やっぱり、かけがえがないっていうことですよね。僕らは地球というところからいくら離れようと思っても、いくらジャンプしても1秒後には地球に戻ってくるくらい、地球と同化しているわけじゃないですか。俯瞰から見ると、俺はここでしか生きられないんだなぁっていうのをすごく感じました。足を地に着けて生きていると、あまり気にならないことも、ショックでしたね。アマゾンの森林の伐採であるとか、東京やニューヨークなんかの、こんなにエネルギーを消費しなくてもいいだろうっていうくらい煌々と宇宙から見ても照らされている状況とか、僕らが住めるのはここしかないんだっていうことをすごく感じました。
 あと、地球を1つの果物と例えるならば、空気がある層っていうのは桃の薄皮ぐらいしかなくて、僕が今ここにいると空って果てしなく上までいっているような気がするけど、ほんの薄皮ぐらいしか空気の層がない。だからこれを汚そうと思ったらすぐにできるくらいっていうようなことも感じましたね。かけがえがないなっていう」

今回ご登場いただいた方々のこのほかのインタビューもご覧ください。
AMY'S MONOLOGUE~エイミーのひと言~

 今年2008年も残すところ、あとわずかとなりましたが、皆さんにとって今年はどんな1年でしたか? 今年を表わす漢字一文字は「変」に決定しましたが、改めて今年2008年を振り返ると、世界的に見ても金融危機や原油価格の高騰、麻生総理誕生やアメリカの大統領選挙など、本当に「変化の年」でした。そしてザ・フリントストーンにも今年は色々な変化がありました。まず、フリント家の初代のスタッフが一時カムバック。その後、若いディレクターが家族に加わりました。そして9月には12年近く続いた夕陽評論家、油井昌由樹さんのコラムが終了するという、とても寂しい出来事がありました。ただ油井さんとのお付き合いが終わったわけではないので、いずれまたゲストとしてご登場いただくつもりです。そしてもう一つ、今年は番組にとって、何よりも辛い出来事がありました。それは今年10月、ザ・フリントストーンの生みの親で、フリント家のお父さんでもあるプロデューサーの村上太一さんがこの世を去ってしまったこと。でもいつも笑顔で、明るく前向きで、焚き火が大好きだった父さんは、これからもフリントストーン(火打ち石)のように私たちにインスピレーションを与え続けてくれると思っています。
 そんな父さんと一緒にこれからも皆さんに楽しんでいただけるような番組を作っていくので、来年もどうぞ、よろしくお願い致します。
 皆さん、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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冒険ライダー・風間深志さんが大村長を務める地球元気村情報

 1988年に創設された地球元気村は今年で20周年。そんな地球元気村では随時、村民を募集しています。村民になると、会報誌が年4回送られてくるほか、参加料の割引などの特典もあるので、皆さんもぜひ村民になって、あちこちの元気村に参加して下さいね!
登録料:個人村民1,000円、家族村民(6人まで)2,000円

 地球元気村のホームページhttp://www.chikyu-genkimura.com/


田中律子さんが会長を務める「NPO法人アクアプラネット」

 女優の田中律子さんが会長を務めるNPO法人アクアプラネットは、サンゴ礁の保護/再生活動を行なっている団体。危機的状況にあるサンゴ礁を守るために、様々なイベントも開催しているので、ぜひご参加下さい。
 また、ダイビングの資格は持っていないけど、支援したいという方はぜひ、アクアプラネットの会員になって下さい。
費用:個人会員で、入会金1,000円、会費1,000円

 また、アクアプラネットが扱うTシャツを購入すると、その代金の一部がサンゴの移植活動に役立てられる「自然に恩返し代行」というシステムもあり、協力すると購入した方の名前のプレートと移植したサンゴの写真が「海からの感謝状」となって届くことになっています。

 NPO法人アクアプラネットのホームページhttp://www.aqua-planet.org/


加藤千晶さんが編集長を務めるミニコミ誌「野宿野郎」

 “人生をより低迷させる旅コミ誌”というキャッチ・フレーズがついているミニコミ誌「野宿野郎」は、現在5号まで発売中。毎回、編集長・加藤さんの連載記事「時にはトイレの中で・・・」ほか、ユニークな記事満載! 3号には雑誌BE-PALでもお馴染み、バックパッカー、シェルパ斉藤さんのインタビューも掲載。価格は号によって異なりますが、300円~500円。
 また、創刊3周年を記念して別冊『野宿戦隊!シュラフマン<予告編>』(500円)もDVD付きで販売!
 ミニコミ誌「野宿野郎」のお買い求めは、書店、または「野宿野郎」の公式サイトからどうぞ。取り扱い書店名や「野宿野郎」のそれぞれの内容などについては公式サイトをご覧ください。

 ミニコミ誌「冒険野郎」のホームページhttp://www.nojukuyaro.net/


立教大学 文学部 教授・野中健一さん情報

虫食む人々の暮らし
NHK出版/定価1,019円
 虫を採り、食すことで、生命と環境に五感で触れている世界中の様々な人の文化を紹介した本。しかしその内容は、研究記録というような難しいものではなく、昆虫食を巡る旅の本のような感じで、面白く読みながら、昆虫食がこんなに幅広く、奥が深いものだと分かる内容となっている。
 

 野中健一さんが隊長を務めるズブズブ(ZUBZUB)隊のホームページhttp://www.chikyu.ac.jp/zubzub/top.html


東京ガス(株)「食」情報センターの
チーフ・エコ・クッキング・インストラクター、三神彩子さん情報

パティシエ気分でエコ・クッキング
近代映画社/定価1,050円
 副題に「コンロとグリルでかんたんお菓子」とあるように、簡単にできるお菓子作りのレシピ本。写真がふんだんに使われ、見ているだけで甘い香りがしてくるような1冊です。もちろん、エコ・ポイントもしっかり指摘されているので、そのへんもチェックしながら、お菓子作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 

eco美人のつくり方~エコでカッコよく暮らす
近代映画社/定価1,260円
 暮らしや仕事、子育てなどのさまざまなシーンにエコを取り入れ、暮らしだけではなく、自分自身もスマートに生まれ変わる、そんな暮らし方を提案した1冊。エッセイだけでなく、具体的なエコスタイル実践の方法も掲載!
 

 三神彩子さんのブログhttp://blog.tokyo-gas.co.jp/eco/


マクロビオティック料理研究家、中島デコさん情報

ライステラスカフェ
 千葉県いすみ市にあるブラウンズ・フィールドの敷地内にあるライステラスカフェでは地元の野菜や豆類、玄米を中心としたランチプレートやスイーツなどが大人気! 皆さんもぜひお出かけ下さい。
営業:金、土、日の午前11時~午後5時

 ライステラスカフェのブログhttp://blog.goo.ne.jp/rice_terrace_cafe/

 ブラウンズ・フィールドのホームページhttp://www.brownsfield-jp.com/

最新刊『中島デコのマクロビオティック ライステラスカフェ
パルコ出版/定価1,785円
 ライステラスカフェで出している春夏秋冬のメニューを掲載。素材に対するこだわりやカフェが誕生するまでのエピソードなども紹介。
 


海洋写真家、内野加奈子さん情報

ホクレア~星が教えてくれる道
小学館/定価1,680円
 ハワイの外洋航海カヌー、ホクレア号の日本人初のクルーとして、昨年ハワイから日本までの、およそ5カ月、1万3,400キロにも及ぶ壮大な旅を経験された内野さんが航海の模様をまとめた本。ホクレア号の航海の意味や様々なエピソード、航海中に感じたこと、そして日本の寄港地での触れ合いなどが、とてもステキな写真とともに綴られています。皆さんもぜひ読んでください。
 

 内野加奈子さんのホームページhttp://www.kanaphotography.com/
 ハワイ在住の内野さんのホームページは、英語サイトではありますが、内野さんが撮ったホクレアの写真ほか、イルカやエイなどを撮った海中写真、島の写真、海鳥の写真など、素晴しい写真がたくさん掲載されています。ぜひご覧下さい。


石垣島出身の女性ユニット、やなわらばー情報

最新カヴァー・アルバム『凪唄
パパイヤれこーど/AKCY-58039/定価2,300円
 「やなわらばー」の最新カヴァー・アルバム。「風になりたい」や「涙そうそう」など、「海」、「空」、「自然」を感じる曲、全10曲を収録。「パパイヤれこーど」から発売されています。また、最新シングルは11月5日にリリースされた『ぷれぜんと』(AKCY-58041/定価1,000円)。
 

 やなわらばーのホームページhttp://www.ya-na.net/


WWFジャパン情報

 WWFジャパンでは、随時、会員を募集しています。会費は、月々500円から。詳しくはホームページをご覧ください。
 尚、WWFジャパンのホームページには地球温暖化に関することも詳しく載っているので、ぜひご覧ください。

 WWFジャパンのホームページhttp://www.wwf.or.jp/


宮城県気仙沼の漁師さん、畠山重篤さん情報

新刊『鉄が地球温暖化を防ぐ
文藝春秋/定価1,300円
 宮城県気仙沼で牡蠣や帆立の養殖業を営む漁師さんで「牡蠣の森を慕(した)う会」の代表でもある畠山重篤さんは、気仙沼湾に注ぐ川の上流の山に木を植える“森は海の恋人”運動で知られていますが、そんな畠山さんが世界的な海洋学者、故ジョン・マーチン氏の唱えた「鉄仮説」をわかりやすく説明しながら「海に鉄を供給することが地球温暖化を防ぐ一助になる」と提唱。日本でもいち早く“鉄”に着目したお百姓さんのユニークな実験のお話など、読みごたえのある1冊。
 

「牡蠣の森を慕う会」
 気仙沼で牡蠣や帆立の養殖業を営む畠山重篤さんが代表を務める会。同会のHPでは“森は海の恋人”運動のことや海辺の生きもの紹介、畠山さんの著書紹介ほか、カキやホタテの注文もできるようになっています。

 牡蠣の森を慕う会のホームページhttp://www.kakinomori.jp/


(株)モンベル情報&広報の永島祥子さん情報

「南極通信」
 第48次南極地域観測隊の隊員として南極で越冬、今年春に帰国された永島祥子さんの南極での奮闘振りや暮らし振りを掲載。永島さんのリポートに加え、写真もふんだんに掲載されているので、ぜひチェックしてください!

 南極通信のホームページhttps://www.montbell.jp/generalpage/index.php?general_id=10

「モンベルクラブ」会員募集中
 モンベルでは、随時「モンベルクラブ」の会員を募集しています。
 入会費は、無料、年会費は1,500円。会員になると、内容充実の会報誌『OUTWARD』やカタログが送られてくるほか、様々な特典があります。
 尚、入会はモンベルのホームページ、または、全国のモンベルクラブショップの店頭でどうぞ。

 モンベルのホームページhttp://www.montbell.com/


自然写真家、高砂淳二さん情報

写真集『虹の星~THE RAINBOW PLANET
小学館/3,150円(税込)
 ダブル・レインボウやナイト・レインボウ、白い虹など、世界中で撮影した素晴しい虹の写真満載! 地球が虹の星なんだということを実感できる作品。
 

 高砂淳二さんのホームページhttp://junjitakasago.com/


宮沢和史さん&GANGA ZUMBA情報

GANGA ZUMBAの最新アルバム『GANGA ZUMBA
エイベックス・エンタテインメント/VFCV-00029/定価3,150円
 8月にリリースされたGANGA ZUMBAのセカンド・アルバム。日本人のブラジル移民100周年を記念した音楽フェスタのテーマ曲「足跡のない道」や、番組でもオンエアした「きみはみらい」も収録。
 

宮沢和史さんの本『足跡のない道
マガジンハウス/定価1,365円
 曲「足跡のない道」の制作秘話や日系人の足跡を訪ねたブラジル取材の紀行文などを掲載。この本を読んでから曲を聴くと歌詞が深く心に染み入ってくる。
 

 GANGA ZUMBAのホームページhttp://www.gangazumba.jp/

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オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. CHANGE THE WORLD / ERIC CLAPTON

M2. BACK FOR GOOD / TAKE THAT

M3. 青い宝 / やなわらばー

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

M4. WINTER SONG / CHRIS REA

M5. I KNOW THERE'S AN ANSWER / THE BEACH BOYS

M6. きみはみらい / GANGA ZUMBA

M7. WHAT A WONDERFUL WORLD / LOUIS ARMSTRONG

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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