2010年9月26日

長澤ゆきの海菜採り初体験!
~浜辺のフォークシンガー・テミヤンさんを茅ヶ崎に訪ねて~

 今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストは、テミヤンさんです。
テミヤンさん

 浜辺のフォークシンガー、そして野草研究家のテミヤンさんには、この4月にご出演いただき、テミヤンさんが名付けた“海菜”のお話や、わざわざ作ってきてくださった、海菜を材料にした“Wヒジキ丼”をいただき、大感激したのですが、今回はテミヤンさんを茅ヶ崎に訪ね、海菜採りに同行させていただきつつ、海菜料理をごちそうになりました。今回はその時の模様をお送りします。

 

海菜探しスタート

※茅ヶ崎に到着した長澤を、テミヤンさんご本人が車で駅まで迎えに来ていただき、そこから10数分のところにある海菜採りの現場まで行きました。

●ここは何という海岸なんですか?

テミヤンさん「ここはジャングルっぽいでしょ? 場所は茅ヶ崎の外れのところにある海岸なんですけど、ここまで来ると食草が残っているし、松林もあるし、海にある独特の森も残っているんですよね。ここは僕のとっておきの場所なんです。」

●ということは、前回話していただいた“海菜”がここで採れるということですか?

テミヤンさん「そうなんですよ! 前にもお話したんですけど、山菜は山で採れますよね。海の自然は限られたところにしかないんですけど、そこにも四季に応じて様々な食草があって、色々な形で利用されてきた植物たちがあるんですよ。」

●今日はそれを摘みながら、後でいただいたりしてもいいですか?(笑)

テミヤンさん「そうですね。食べたいですよね。この季節だと、葉っぱ類より、実の方があると思うんですよ。お花や実が中心になると思うんですけど、見つかり次第、採っていきましょう!」

●今日はよろしくお願いします!

テミヤンさん「はい、楽しみましょう!」

※海菜を探して歩いていると…

テミヤンさん「早速ですけど、ありましたね。」

●大きな緑色の葉っぱがありましたね。

テミヤンさん「3枚あるでしょ? これが特徴的で覚えやすいので覚えてほしいんですけど、海辺独特の植物ではないんですが、何という植物だと思います?」

●いやー、分かんないです(笑)。

テミヤンさん「ですよね(笑)。ツルなんです。ツル細工に1番向いているのは、アケビやサルナシが向いているんですね。だけど、これでもリースが作れちゃうんですね。見てみて、可愛い花が咲いているでしょ?」

●本当ですね! フジのような紫色の花ですね。

テミヤンさん「ですよね! フジは下に向いて長くなるんですけど、これはクズなんです。」

●葛きりに使うクズですか?

テミヤンさん「そうです。京都で黒蜜に付けて食べるとおいしい、あのクズですね。実はクズって、どこにでも生えているんですね。この海岸にも生えているんですよ。でも、今見てもらったように、3枚の葉っぱが大きいので、お花が隠れちゃってるんだよね。」

●そうですね。お花が咲いているということに気付かないですね。

テミヤンさん「そうですよね。でも、すごく可愛いんですよね。クズは新芽を生で食べられたりするんですけど、今の季節にこれを持って帰って、葉っぱの上に焼き魚やお肉の乗せて、お花を添えるというのもいいですよね。あと、お花は簡単に取れるんです。このお花は食べられるので、サラダに散らしてもいいですよね。でも、よく葉虫がついていたりするので、水にさらして、虫を取ってからにしてください。」

●それはオシャレですね!

テミヤンさん「これは海菜ではないけれど、例えば、友達が来るときに、海を散歩すれば簡単に見つかるので、それを使って振舞う。そういう楽しみ方もありますよね。」

●すぐに使えそうですね!

テミヤンさん「そうですね。」

★        ★        ★

※植物を見ながら楽しんでいると、海菜が見つかりました。

テミヤンさん「これ見て! ありました!」

●おお! 実がなっていますね! 小さいブルーベリーのような形をしています。これは何ですか?

テミヤンさん「これはエビヅルというものなんですよ。今はまだ緑色のものも多いんですけど、かなり熟してきたものもあるじゃないですか。実はこれ、野生のブドウなんです。」

●ええ!? そうなんですか!?

テミヤンさん「山ブドウって聞いたことあります?」

●はい、聞いたことはあります。

テミヤンさん「山ブドウはツル性の植物なので、10月の終わりになってくると、山は紅葉一色になるので、紅葉したツルを探すと見つかるんですね。なかなか結実した山ブドウってないんだけど、エビヅルは海辺や雑木林などに結構あるんですよ。大きさは、山ブドウの小型版だけど、同じ野生のブドウなんです。」

●ということは、ブドウのように甘い味がするんですか?

テミヤンさん「食べてみる?」

●いいんですか? では、一粒いただきます。

※エビヅルを試食しました。

今回の収穫
今回収穫したクズの可愛らしい花と
葉っぱ(三つ葉)。ブドウのような実はエビヅル。
 

●ほのかに甘い気がします(笑)。

テミヤンさん「確かにね(笑)。ブドウの仲間っていうのは、法律で決まっていることなんですけど、果実酒にしちゃいけないんですよ。だから、梅酒のようなお酒にしてもいけないんだけど、ジャムにはできるんです。」

●こういうほのかな甘さなら、ジャムにしても、しつこくなくて、いいジャムになりそうですね。

テミヤンさん「今の季節だと、他の果実はまだ緑でしょ? だからまだこれからなんですね。あ、ここにすごくたくさんあるよ!」

●本当ですね! いっぱいありますね! これって採り方にコツってあるんですか?

テミヤンさん「これって、茎になってますよね。これを上に向けて、ねじるようにすると、採りやすくなりますね。」

●固いですね。でも、テミヤンさんを見ていると簡単に採っているんですよね。あ、採れました!! 本当にブドウみたいですね。

テミヤンさん「小型のブドウってあるじゃないですか。あんな感じですよね。」

●種なしブドウのミニチュア版みたいな感じですね。可愛いですね。

テミヤンさん「また少ししかないですけど、今はまだ緑のものも、徐々に紫色になってくるので、これを集めて、グラニュー糖に入れて、ほうろう鍋などで煮て、こすと、フルーツソースのような、キレイなブドウのジャムができるんですね。パンもいいけど、ヨーグルトやアイスにかけて食べるとおいしいですよ。僕のオススメは、鳥のむね肉をソテーにして、このブドウのソースで食べると、オシャレな感じになるんですよね。」

●オシャレですねー!

 

松の葉っぱからサイダーができる!?

※海菜採りに何かコツがあるのか、テミヤンさんに聞いてみました。

テミヤンさん「一度、海菜のことを分かっている人と一緒に行くのがいいんですよね。山菜に比べて、毒性のある植物は少ないんですけど、『これはそうだ!』と思い込んでしまって、間違えて採ってしまうこともあるから、よく知っている人と一緒に行って、楽しむのが1番いいんです。」

●あとは、テミヤンさんの本をよく読んで、勉強するというのもいいですよね。

テミヤンさん「そうですね(笑)。本には海菜の違いを細かく書いてありますので、参考にしていただけるといいと思います。このエビヅルに関しても、よく見れば分かるんだけど、似たような実で食べられないものもあるので、思い込みは本当に危ないので、気をつけた方がいいですね。それから、狩猟本能じゃないけど、見つけたら全部採りたくなるんだけど、その時期においしいものだけを採るということが、山菜と同じく大事なことですね。」

●そうですよね。夢中になると、自分が食べられる量に関わらず、採っちゃいますよね。

テミヤンさん「鳥や虫から少し分けてもらっているような気持ちで採った方がいいと思いますね」

※さらに海菜を探します。

テミヤンさん「イヌビワがあった!! よかった! 見て、大きいでしょ? 採ってみてください。」

●先ほどの実よりも大きいですね。

テミヤンさん「すごいでしょ? これがイヌビワっていうんですけど、1つだけなんで割ってみましょうか。これはビワっていう名前がついているけど、イチジクの仲間なんだよね。割ってみれば分かりますよ。」

●本当だ! 小さい種がいっぱい入っていて、イチジクですね!

テミヤンさん「そうなんですよ。」

●食べられるんですか? いただきます!

※イヌビワを食べています。

●イチジクですね(笑)。

テミヤンさん「これは甘いでしょ?」

●甘くておいしいですね!

テミヤンさん「さっきよりおいしいでしょ?」

●バナナのような感じですね。

テミヤンさん「確かに、バナナのような感じですね。これは、熟しているから、蜜があふれ出ている状態なので、かなり甘いんですけど、これの実を崩さないようにして、日陰で干してから煮ると、おいしいジャムになるんですよ。それにしても、1個だけあってよかったね!」

●私たちのために最後の1個が残っていたような感じでしたね!

テミヤンさん「待っていてくれたとしか思えないですね(笑)。熟す前だと、緑色の状態なんですけどね。」

●熟すとキレイな紫色になるんですね。

テミヤンさん「その色から黒に近くなってくると、さらに熟して甘みも深まってくるんです。」

●おいしかったです(笑)。

★        ★        ★

※海に向かって移動中です。

テミヤンさん「ここから先に行くと、海にでます。」

●徐々に波の音が出てきましたね。

テミヤンさん「ここは松林の中なので、風が吹くと気持ちがいいですね。」

●本当ですね。海から潮の香りがしてきました。道も、さっきまではコンクリートだったのが、砂浜の砂が入ってきて、ますます海の感じが増してきましたね。

テミヤンさん「僕は子供の頃から松林の中で、松の葉っぱで弓矢を作ったり、輪っかを作ったりして遊んでいましたよ(笑)。これが松の葉っぱなんですけど、芽が4月ぐらいから伸びてくるんですね。その先を折って、水溜りにのせると、マツヤニがでてくるんですよ。そういう風に、色々な遊びがあるんですよ。」

●面白いですね! 自然の中にそれだけおもちゃがあるとは知りませんでした。

テミヤンさん「松ぼっくりの実を振ると、中から小さい羽が付いた実がでてくるので、それを割ると、売っているマツの実よりは大きくないですけど、それと同じようなマツヤニ臭のする実が食べられたりするんですよ。そういう遊びをしてきましたね。」

●松なら、色々なところにあるから、気軽に遊べそうですね。

テミヤンさん「新緑の季節になると、松葉をたくさん採って、洗って干してから、泡盛とかに漬けると、松葉香りのするお酒ができるんですよ。」

●スーっとするような感じですか?

テミヤンさん「3ヶ月ぐらいすると、マツヤニ臭がするんですけど、色々なカクテルに入れたり、女性だと何かと割ったりして楽しむという、そういう楽しみもあるんですよね。」

●色々な楽しみがあるんですね(笑)。

テミヤンさん「(笑)。あと、これは意外と知られてないんだけど、子供たちがすごく喜ぶのが、松葉を洗って、干してからビンに入れて、砂糖水を入れて、ビンの口をティッシュのようなもので固く閉めてから、2時間ぐらい日の当たるところに置いておくと、天然の松葉サイダーができるんですよ。」

●それは不思議ですね!

テミヤンさん「不思議でしょ? 実は、リンゴの皮でも作れるんですよ。元々サイダーに、アップルサイダーというのがあるように、そういう果物から作ったらしいのね。」

●そうなんですか。

テミヤンさん「実際は、気の抜けたサイダーぐらいにしかならないけど、発泡しているのを見ているだけでも楽しいんだよね。」

●そういう風にサイダーができているなんて知らないから、子供たちにとって、見ているだけで楽しいと思いますね。

テミヤンさん「そう言っているうちに、海にでましたね。」

●海に到着しましたー!

テミヤンさん「気持ちいいねー!」

海

 

長澤、海菜料理を食す

※海菜採りを終え、一行は、テミヤンさんとのコラボレーションで海菜料理を提供しているお店「トイヤーカフェ」にお邪魔しました。

●今回、茅ヶ崎まで来て、テミヤンさんと一緒に海菜採りを楽しませていただきました!

テミヤンさん「いかがでしたか?」

●楽しかったです!「こんなところにもあるんだ!」という、発見の連続でした!

テミヤンさん「今の季節は、まだ種類はあまりないんですけど、ある程度の実と花がありましたね。」

●そして、既につまみ食いもしちゃいました(笑)。

テミヤンさん「イヌビワも、待っていてくれたように、最後の1個が残っていて、写真を撮ろうって言っていたのに、食べちゃったから撮れないね(笑)」

●(笑)。おいしくいただいちゃいました。この後、さらに海菜をおいしくいただけるんですよね?

テミヤンさん「ここは茅ヶ崎にある『トイヤーカフェ』というお店なんですけど、ここは野菜を中心とした料理を提供している、とてもおいしいレストランなんですけど、以前ここでライブをさせていただいたことがあるんですね。そのときに、ここの女性シェフに僕の海菜のレシピを渡して、作ってもらったんです。それがすごくよかったんですよ! そこで実は、『トイヤーカフェ』は、平日の夜は営業していないということで『期間限定でお店をしないか?』ということになり、火・水・木ですけど、午後5時半から午後9時まで『テミヤンの海菜食堂』をオープンしています。
 3種類のレシピを女性シェフの方に作っていただいているんですが、このお店は元々、野菜を中心とした料理を提供しているので、以前番組で作った“Wヒジキ丼”のひき肉を、おからこんにゃくに換えたりして、コラボレーションという形で野菜料理を増やしてもらっているんですが、すごくおいしくて人気があるんですよ。今日はそれを食べていただこうかと思います。」

●楽しみです!

※1つ目の料理を試食します。

●最初の料理が来ました! さっきからいい匂いがしていたんですけど、これは以前に見たことがありますね。

テミヤンさん「“Wヒジキ丼・トイヤーカフェヴァージョン”です! 以前、この番組に出演させていただいたときに作ったものなんですけど、ご飯は玄米で、おかひじきとひじきが入っていて、ひき肉に見えるものが、実はおからこんにゃくになっています。」

●おからこんにゃくなんですか? 見た目はひき肉と変わらないですよね。

テミヤンさん「実は、この材料は全部さっきの海岸でも採れるんですけど、季節としては5月ぐらいに採れるので、今はハウス栽培をしているんですね。このおかひじきは、千葉の朝日で無農薬で作っているものなんです。千葉の寺島農場さんからいつも送っていただいている、無農薬でおいしいおかひじきなので、是非、食べてみてください!」

●外をいっぱい歩いて、お腹も空いてきたので、早速いただきたいと思います!

※Wヒジキ丼を試食しています。

●おかひじきがシャキシャキしていて、ひじきから海の香りがしています。おからこんにゃくなんですけど、味付けのせいなのか、味はこんにゃくというより、ひき肉のような感じがして、こんにゃくという感じがしないんですよ。

テミヤンさん「僕が作ったものより、こっちの方がしっくりくるぐらい、おいしいですよね。」

●前回食べたときも、パンチがあっておいしかったんですけど、今回の方が優しい感じがします。

テミヤンさん「ご飯が玄米ですから、噛めば噛むほど味に深みがでるし、とてもヘルシーだと思います。」

●2つ目の料理が来ました。これは、お好み焼きのように、上にソースがたっぷりかかっているんですけど、これは何ですか?

テミヤンさん「これは“海菜焼きそば”です!」

●焼きそばですか! おいしそう!

テミヤンさん「茅ヶ崎で採れたシラスも入っているし、おかひじきも入っていて、アジアン風な味付けにして、最後に優しいマヨネーズなどをかけて、ピーナッツもかけています。これはシェフがいい感じに調理してくれるので、こればかり食べにくる人もいるぐらい、人気の一品となっています。」

●きっと病みつきになる味なんですね。こちらもいただきたいと思います。

※海菜焼きそばを試食しています。

●新しい味ですね!

テミヤンさん「確かに新しい味かもしれないですね。でも、すごく変わった味ではないですよね。」

●焼きそばのイメージで食べたので、新しい味だと感じたんですけど、ソースがピリ辛で、おかひじきと合いますね!

テミヤンさん「そうですね。お塩などで味付けをしていると思うんですけど、そこに優しいマヨネーズにタイカレーのペイストを混ぜているので、少し東南アジア風な感じになっているんじゃないでしょうか。」

Wヒジキ丼
Wヒジキ丼。彩りもきれい!
海菜焼そば
海菜焼そば。人気の一品!

 

海菜を“見て・知る”ことで、楽しさが増してくる

※Wヒジキ丼、海菜やきそばをいただきましたが、その料理を作っていただいた、料理人の「越澤あやこ」さんにお話をうかがいました。

●本当においしい料理を作っていただき、ありがとうございました。

越澤さん「ありがとうございます。」

●最初にテミヤンさんから海菜料理を紹介され、調理をするようになったと思うんですが、どうでしたか?

越澤さん「初めてみる世界だったので、最初は想像ができなかったです。」

●実際に作ってみて、最初の印象と変わりましたか?

越澤さん「変わりましたね。あと、元々ここでやっていた野菜料理と相性がよかったので、そのことにビックリしました。とても共感できることがたくさんありました。」

●どういったところが共感できたんですか?

越澤さん「海辺で採れるものを食べるということは、茅ヶ崎に住んでいる人にとっては、地元のものを食べることになりますよね。ここで出している料理も、その土地で採れるものを使っているので、そこにすごく共感しました。」

●特に海沿いでは、ピッタリな料理だったんですね。どの料理もおいしかったです。ごちそう様でした。

越澤さん「ありがとうございました」

ご飯プレート
タタミイワシ・だんだん・
ご飯プレート。多彩で豪華!
料理人の越澤あやこ
料理人の越澤あやこさん。ごちそうさまでした!


※最後にテミヤンさんからお話をうかがいます。

●今回は、茅ヶ崎でテミヤンさんと一緒に海菜採りを楽しみ、そして、海菜料理をいただきました。ごちそうさまでした。

テミヤンさん「どうでしたか?」

●どれも、私が想像していた海菜の常識を、前回以上に覆されて「こんなに色んなバリエーションのある海菜料理ができるんだ」と思って、感動しました。今日、海菜を採って思ったことがあったんですけど、今まで私にとって野菜は、スーパーやコンビニに“買いにいくもの”だと思っていたんですね。だけど、野菜って摘めるんですね。

テミヤンさん「摘んだり、見つけて食べられるものというのは限られているので、それで食事をまかなうというのは難しいと思うんですね。東北や北海道など、豊かな自然があるところは別として、普段、散策したり歩いたりするときに、偶然そういうものを見つけたりすると、自然に対して、見る幅が広がるじゃないですか。海辺の植物にも目がいくと楽しいので、そういう世界が広がってくれるといいなと思って、海菜料理をやっています。」

テミヤンさん

●私も今日、色々な海菜の種類を教えていただいて、これまでは同じ葉っぱに見えていたのが、知って・見て・食べることで「これは前食べた海菜だ」とか、そういう風に親しみをもって触れられるなと思いました。

テミヤンさん「今の季節、エビヅルやイヌビワなど、果物が多かったけど、浜ダイコンとか、アシタバとか、浜えんどう、浜ボウフウなど、季節によって色々なものがあるので、たくさん採らず、少し摘んで、食卓を彩ったり、葉っぱを飾りに使ったり、実を箸置きにしたりと、知ることで楽しみの幅が広がるので、海辺を散策するときには、色々と覚えてもらうと楽しいと思います。」

●今日はまだ少し暑かったんですけど、一緒に海菜採りをしていただき、そしておいしい料理もたくさんいただいて、ありがとうございました!

テミヤンさん「ありがとうございました。」

●今度は春ごろの、海菜がたくさんあるときに採りにいきませんか?

テミヤンさん「浜えんどうとか、すごくおいしいんで、行きましょう!」

●そのときはよろしくお願いします。

この他のテミヤンさんのインタビューもご覧ください。

 

YUKI'S MONOLOGUE ~ゆきちゃんのひと言~

 今週は浜辺のフォークシンガー、テミヤンさんと一緒に海菜取りを楽しみ、美味しい海菜料理を頂きました。
 私は山菜料理も大好きなんですが、海菜は山菜とはまた違った潮の香りのする味で、とても美味しかったです。また海菜取りも発見した時の喜びがやみつきになりそうなので、今度は千葉でも探してみたいです!

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Temiyan(テミヤン)さん情報

「Temiyanの海菜食堂・In・TOIYAA CAFE」
「Temiyanの海菜食堂・In・TOIYAA CAFE」
 今回、試食をした“Wヒジキ丼”や“海菜焼きそば”、“タタミイワシ・だんだんご飯プレート(スープ付)”などのメニューがある「Temiyanの海菜食堂・In・TOIYAA CAFE」は9月末までの期間限定オープン。海菜料理がどのようなものか、実際に食べてみたい方は是非お出かけください。
◎営業日:火・水・木曜日
◎営業時間:午後5時30分~午後9時まで
◎詳しい情報:TOIYAA CAFEのブログ


ライブ情報
Temiyan(テミヤン)さんの今後のライブ情報です。
◎9月30日(木):横浜人形の家・赤いくつ劇場
◎10月16日(土):鵠沼海岸・JAM HOUSE


「日曜日の遊び方~山菜+海菜のフィールドノート」

本「日曜日の遊び方~山菜+海菜のフィールドノート
雄鶏社/定価825円
 海菜のことに興味がわいた方にオススメのこの本は、海菜のことが図鑑のように詳しく掲載されています。
 この本を読んで、海菜採りにお出かけになってみてはいかがでしょうか?
 


 その他、Temiyanさんの詳しい情報は、Temiyanさんのオフィシャルサイトをご覧ください。

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オープニング・テーマ曲
「JAVA DAWN / SHAKATAK」

M1. ALL LIVING THINGS / TEMIYAN

M2. ON THE BEACH / CHRIS REA

M3. 海 / サザンオールスターズ

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「UNDERSTANDING TO THE MAN / KOHARA」

M4. 幸せの小舟 / TEMIYAN

M5. SMILE / TEMIYAN

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
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