2011年1月16日
「バード・ウォッチング入門!」
長澤ゆき、生態教育センター・中村忠昌さんと共に、初めての野鳥観察
今回のザ・フリントストーンは、題して「バード・ウォッチング入門」!
先日、江戸川区にある葛西臨海公園で、長澤ゆきが初めてバード・ウォッチングを体験してきました。
初心者である長澤にいろいろ指導してくださったのは、NPO法人・生態教育センターの主任指導員「中村忠昌」さんです。中村さんに案内していただきながら、公園内にある鳥類園で、どんな鳥たちに出会えたのか、初体験の野鳥観察はうまくいったのか、今回はそのときの模様をお送りします。
長澤ゆき、初めてのカモの観察
●今回は私、長澤が初めてバード・ウォッチングにチャレンジするということで、葛西臨海公園の鳥類園に来ています。私は今、鳥類園の中にあるウォッチングセンターにいるんですが、今回はNPO法人・生態教育センターの主任指導員・中村忠昌さんに特別にバード・ウォッチングの個別指導をしていただきます。よろしくお願いします。
「よろしくお願いします。」
●早速ですが、私は今回、バード・ウォッチングって初めてなんですね。大丈夫でしょうか?
「大丈夫です。ですが、いきなりやると難しいことがあるかもしれないですが、僕も一緒に行って、色々教えますので、安心してください。」
●まず、持ち物なんですけど、双眼鏡は持ってきました。他に必要なものってありますか?
「双眼鏡が一つあれば大丈夫ですね。もし、バード・ウォッチングをしているときに疑問とか、分からないところとかがでてきたら、図鑑を使用したりしていただければいいと思いますが、最初は双眼鏡だけでいいと思います。」
●この葛西臨海公園の鳥類園では、今の時期はどんな鳥が見られるんですか?
「今は冬の一番寒い時期ですので、北からたくさんの冬ドリがやってきています。例えば、カモの仲間やカモメの仲間、冬にやってくる小鳥などがきますね。特に冬場は、最も鳥が来る時期で、葛西臨海公園でうまく見られると、一日で40~50種類の鳥を観察することができるので、バード・ウォッチングをするにはとてもいい時期ですね。」
●それは楽しみです! 今日は一日よろしくお願いします。
「よろしくお願いします。」
●それでは早速行きましょう!
※ウォッチングセンターを出て、中村さんと長澤はまず、最初の観察ポイントに行きました。
●先ほどまでいたウォッチングセンターを出て、今はカモがいる場所に来ています。ここはどのような場所ですか?
「ここは“上の池”という場所です。この鳥類園には池が二つあるんですが、今いる上の池は、雨水を溜めた淡水の池で、もう一つは海と繋がっている汽水の池である“下の池”という池があります。今の時期にカモがたくさん来ているのが上の池になります。」
●確かに今、たくさんのカモがいますね! 頭が少し茶色っぽい色をしているんですが、あれはなんというカモなんですか?
「あれは、この鳥類園で一番数が多いカモで、“ホシハジロ”というんですけど、今だと大体150羽ぐらい来ていますね。」
●大きさは、普通のカモと同じぐらいなんですね。
「そうですね。よく公園などで見るカモと同じぐらいか、少し小さいぐらいですね。」
中村さんに指導のもと、 望遠鏡を使って観察にチャレンジ! ●今日は風がかなり強いので、カモもかなり縮こまっているように見えるんですが、風が強いと、鳥たちも活動がおとなしくなるんですか?
「そうですね。あと、みんな縮こまって寝ているように見えるんですけど、実はカモって夜行性なんですよ。なので、風が強いのも影響しているんですが、カモは元々、昼間は寝ていて、夜になるとエサを食べに、海の方へ飛んでいきます。」
●そうなんですか。カモたちは今お昼寝中なんですね(笑)。ここには他にはどんなカモがいるんですか?
「色が白黒の“キンクロハジロ”というカモがいまして、ホシハジロと同じで、水の中に潜ってエサを取るカモなんですね。これが30羽ぐらい見ることができます。」
●大きく分けると、その2種類なんですね。
「そうですね。その2種類のカモが9割ぐらいになりまして、他には“オナガガモ”や“ハシビロガモ”、“コガモ”といったカモが冬にやってくるカモです。それ以外には、もしかしたら聞いたことがあるかもしれないんですが、カルガモという、一年中いるカモがいます。」
●カモだけでもたくさんの種類がいるんですね。
「そうですね。多いときには一日で10種類ぐらい見ることができますね。」
●ではこの後、双眼鏡を使って、鳥たちを実際に見てみたいと思います!
長澤、双眼鏡でユリカモメを観察
※二人はさらに移動して、次の観察ポイントに行きます。
●先ほどの場所から少し移動してきました。海が見えていますが、ここはどのような場所ですか?
「ここは鳥類園の南に面している海で、正面には“東なぎさ”という保護区があります。あと、旧江戸川が流れていまして、その河口にあたる場所になります。」
●東なぎさは島のような形をしていますね。
「あそこは橋がないので、人は渡ることができません。完全に鳥たちの楽園になっているところです。」
●その東なぎさの近くの海岸に来ているんですけど、目の前にたくさんの鳥がいますね! あれはなんという鳥ですか?
望遠鏡に先に見えたのはユリカモメ! 「あれは“ユリカモメ”といいます。どこかで聞いたことがあるかと思いますが、モノレールの名前になっていますよね。ユリカモメは元々東京都の鳥ということで、モノレールの名前に使用されたんですけど、あれはカモメの仲間です。」
●カモメの仲間って、ユリカモメの他に、どのようなカモメがいるんですか?
「葛西臨海公園には“セグロカモメ”という、カラスぐらいの大きさのカモメがいたり、数は少ないんですが、名前に何もつかない“カモメ”、少し珍しい“ズグロカモメ”というカモもやってきたりします。今紹介したカモメは冬のカモメなんですけど、夏になると、名前は聞いたことがあると思いますが、ウミネコという、ネコのような鳴き声をするカモメが多くなります。」
●彼らも、どこかから来ているんですか?
「そうですね。日本には冬にしかやってこなくて、普段はもっと北の方で子育てをする鳥ですね。」
●先ほど、鳥を見ようと双眼鏡を使ったんですけど、うまく見れなかったので、使い方を教えていただけますか?
「まずは、双眼鏡そのものの使い方として、双眼鏡の幅を自分の目に合わせます。そのとき、視野が一つの丸になるように、若干幅を狭めに合わせると視野が丸くなります。次はピントですね。これを調整するのを忘れてしまうこともあるんですけど、これを合わせます。」
●本体の真ん中についているツマミで調整をするんですね。
「そうですね。大体、手前か前の方についています。あと、実は右目に当たる部分が、実は調整できるように、回るようになっています。」
●ここでも、ピントを合わせることができるんですね。
「これは、ピントを合わせるというよりは、右目と左目の視力が違う方が、さっき教えた部分で合わせると、修正できるということですね。」
●では、そのやり方で合わせてみます!
「あともう一つですが、鳥を視野に入れることが難しいんですね。それを入れやすくするためには、例えば、正面に有名な遊園地のホテルがありますよね? あれは的が大きいので、すぐ視野に入れることができると思うんですが、あのホテルを視野に入れたら、そこから真下へずらしていくと、視野にユリカモメの群れが入ると思います。」
●なるほど。ということは、自分の視界の延長線上にある、目印になる何か大きなものから、徐々に鳥たちに近づいていけばいいんですね。
「そうすると、うまく視野に入るとおもいます。」
●分かりました。やってみたいと思います。まずは幅を合わせて、ピントも合わせて、さらに下げていいって、ユリカモメを見ると・・・。見えました!! 白くてキレイですね! でもみんな、さっきのカモと同じように頭が胴体に隠れているんですけど、これは寝ているんですか?
「そうですね。今は休んでますね。」
●鳥って、基本的にご飯を食べるとき以外は休んでいるんですか?
「そうですね。特に冬場は鳥たちの繁殖が終わっていますので、基本的には、ご飯を食べているか休んでいるかのどちらかということが多いですね。」
●こういう風に観察をしてみると、同じユリカモメでも、それぞれで少しずつ形が違う気がします。
「すごいことに気がつきましたね! 実はカモメというのは、羽の色で年齢が分かるんですね。羽を見て、白い部分が多いカモメは大人のカモメなんですね。逆に、茶色い羽が混じっていたり、クチバシや足の色が若干淡い色をしているカモメは若いカモメです。」
●それを知っただけでも、見方がかなり変わってきました!
「そういうことを知っているだけでも『今日は親が多いな』とか『子供が多いな』とか、そういったことも分かると思います。」
●今日は親が多そうですね。
「そうですか(笑)」
※さらに移動して、次の観察ポイントへ行きました。
●藪の中に、スズメぐらいの大きさの鳥がいるみたいなんですけど、あれは何ですか?
「あれは“メジロ”という鳥ですね。」
●見た目はウグイスみたいですね。
「実は、よく間違えられる鳥の一種なんですけど、こっちの鳥の方がキレイな緑色をしていて、目立つんですね。昔の人はメジロをウグイスだと勘違いしていたようで、花札の絵などに間違って描かれていることが多い鳥です。」
●それぐらい似ているということなんですね。
「そうですね。」
●色が本当にキレイで、カワイイですね!
「目の周りが名前の通り白くて、体は鮮やかなグリーンで、すごくキレイで人気のある鳥ですね。」
●今ここにいるということは、食べ物を探しているんですか?
「そうですね。基本的に小鳥は冬の間は食べ物を食べることに専念します。木の実を食べているか、カイガラムシという虫が木に付いているんですけど、そういったものを食べていると思いますね。」
長澤ゆき、たくさんの鳥と出会う
●さっきのところから、さらに海岸線沿いを移動してきました。また私たちの目の前に鳥が見えますが、あれはなんという鳥なんですか?
「あれはカモの仲間で、ヒドリガモとオカヨシガモというカモです。先ほどいた上の池にはいないカモで、海沿いによく見られるカモですね。」
●海沿いにいるということは、海のお魚を食べているということですか?
「よく見ていただくと分かると思うんですが、カモが徐々に岸の方に近づいていっていますよね。岸が緑色っぽくなっていますよね。ああいう、藻みたいな植物性のものを食べています。なので、魚などを食べているんじゃないんですよ。」
●色も全体的に茶色っぽいですね。
「そうですね。オスはもう少し鮮やかな色になるんですね。もしよかったら、望遠鏡で見てみますか?」
●はい。ちょっと見させていただきます。
「今、何色に見えていますか?」
●全体的に茶色っぽいんですが、濃い茶色と薄い茶色のグラデーションになっていますね。
「茶色が縞模様になっているのが、メスのカモなんです。それと、全身がネズミ色のカモが見えませんか? それがオカヨシガモといって、都会の公園などでは見ることができないんですが、葛西臨海公園ではよく見られるカモの一種です。」
●ということは、今2種類のカモがいるんですね。
「そうですね。あと、頭が茶色っぽいカモがいませんか?」
●頭が茶色っぽいカモもいますね!
「それがヒドリガモのオスですね。」
●同じ茶色ですけど、オスとメスでは少し違うんですね。
「そうなんです。実は、メスはどのカモも似ていて、茶色のまだら模様をしているんですが、オスは種類によって、色がはっきりと違います。頭が茶色のカモがヒドリガモのオスで、全身がネズミ色のシックな感じのカモがオカヨシガモのオスです。」
鳥類園には観察舎や観察するための窓があり、 すぐ近くで野鳥を観察できる! ●今、みんなエサを一生懸命食べていますね(笑)。
「(笑)。今はカモから距離が離れているので、向こうもあまり警戒していないので、観察もしやすいですね」
※さらに移動し、次の観察ポイントへ行きました。
●今、松が少し動いたように見えたんですけど、あそこに鳥はいますか?
「あれは“ジョウビタキ”というスズメぐらいの大きさで、冬にやってくる小鳥の一種ですね。」
●先ほど見たユリカモメなどのカモは、団体で行動しているじゃないですか。ジョウビタキのような小鳥たちは単独で行動するんですか?
「それはすごくいいところに気がつきましたね! 小鳥によっては、団体で行動している種類もいますし、単独でいる種類もいるんですが、ジョウビタキは冬に縄張りを作ります。なぜかというと、エサを確保するのが大変なので、オス・メス関係なく自分の縄張りを作って、その縄張りの中でエサを取るんですね。
今見えているのは、ジョウビタキのメスなんですけど、この海外の辺りは、彼女のテリトリーになっているんですね。」
●じゃあ、この近辺には一羽しかいないんですね?
「そうですね。」
●だとすると、貴重な一羽なんですね。
「ただ、葛西臨海公園の鳥類園の中にはいくらかいます。見れますかね? もう少し近づいてみますか。」
●そうですね。…見えました! 一瞬ですが、バッチリ見えました! キレイでしたね!
「今はもう離れちゃいましたけど、見えましたね。尾の辺りがオレンジ色で、すごくキレイなんですよ。実は、背中の辺りに白い斑点が二つあったんですけど、それも見えましたか?」
●見えました! それは何か意味があるんですか?
「それはジョウビタキの特徴なんです。白い斑点があるので、昔は“モンツキドリ”という名前で呼ばれていました。さっきみたジョウビタキはメスなんですけど、あれはまだ地味な方で、オスはお腹がオレンジ色で、顔が黒くて、頭が白っぽくて、メスよりもキレイなんです。残念ながら、ここは彼女の縄張りなので、オスを見ることは難しいんですけど、他の場所に行けば、見ることができるかもしれないですね。是非、探してみてください。見たらすごく気にいると思います。」
●非常にキレイなので、感動しました!
※次の観察ポイントに移動しました。
●今、林の中にある岩の中にある小さな窓がある場所に移動してきましたが、ここはどのような場所なんですか?
「ここは下の池という、海と繋がっている池で、今ちょうど干潟ができているんですけど、潮の満ち引きで景色が変わるところです。今は泥がでているところで、向こうに鳥が一羽いるのが見えますか?」
●見えますね。うずらのような模様をした、スズメよりも少し大きいぐらいの鳥がいますね。あれはなんていう鳥なんですか?
「あれは“タシギ”という鳥で、田んぼにいるシギの一種です。この鳥も冬にやってきます。今、クチバシを一生懸命に泥の中に入れているのが見えますか?」
●はい。クチバシが長いですね!
「あのクチバシで泥の奥の方にいる小さな生き物を食べていると思います。双眼鏡で見てみてください。」
●見てみますね。すごく模様が細かいですね。全体的には茶色い色をしているんですが、白い模様が網の目のように入っていますね。
「背中に白っぽい線が何本か見えますか?」
●はい、白い線が縦に何本かありますね。
「この周りにヨシという草が生えているですけど、あれが背中にかかっているように、真似ているんだと思います。」
●なので、一見すると気付きづらいんですね。
「すごくキレイな保護色になっていますね。」
●結構太っていますね(笑)。冬の時期ってたくさんエサを食べているから、太っているですか?
「そうですね。基本的にはエサをたくさん食べて、栄養を蓄えます。彼らは春に繁殖行動をしますので、それに備えているんだと思います。あと、彼らは北の土地で繁殖をしますので、その渡りの前のエネルギーを溜めているんだと思いますね。」
野鳥観察を通じて感じた、野鳥の特性
鳥類園にあるウォッチング・センター。 ここが観察の拠点。 ※バード・ウォッチングを終え、ウォッチングセンターに戻ってきました。
●今回は葛西臨海公園の鳥類園で、NPO法人・生態教育センター・主任指導員・中村忠昌さんに解説をしていただきながら、初めてのバード・ウォッチングをしてきました。今は、ウォッチングセンターに戻ってきましたが、たくさんの鳥がいましたね!
「そうですね。楽しんでいただけましたか?」
●はい! 初めてのバード・ウォッチングだったので、見られるかドキドキしたんですけど、たくさんいたので、とても楽しかったです! 今日はカモやカモメ、メジロなどを見たんですけど、それぞれ、いる場所が違ったのが気になりました。これは鳥によって、いる場所って違うんですか?
「そうですね。鳥がどこにでもいるわけではなくて、それぞれ好きな環境があるんですね。例えば、深めの池があればカモがいるとか、海沿いに近いところだとカモメがいたりしますね。あと、メジロやジョウビタキがいたかと思うんですけど、彼らも住むところが違っていて、林があればメジロが、ちょっと広がったところがあれば、ジョウビタキがいるという感じで、それぞれの環境に合った鳥がいるという感じですね。」
鳥類園のスタッフがその日、どんな野鳥が 見られるか、ボードに書いてある。これはうれしい! ●活動する時間帯も違うんですか?
「そうですね。例えば、カモは夜行性ですし、大体の鳥は昼間に活動します。そうなると、同じ場所を使い分けることができますので、そういった意味では、鳥は賢いと思いますね。」
●そうですね。同じ鳥といっても、色々な特性があって、それぞれでぶつからないように、うまく共存しているんだなと感じました。中村さんは、生態教育センターからこちらに派遣されて、鳥の案内をしていると思うんですけど、生態教育センターというのはどういったところなんですか?
「生態教育センターは、生き物を守っていったり、生き物と共生していったりするということを目標にしているんですけど、そのやり方って色々あると思うんですね。例えば、法律を決めて守ったり、新たな技術的なものを開発していったりすることもあると思うんですが、それ以外に、僕たちが考えているのが“教育”です。最近では環境教育のことが話題になってきていますけど、そういったもので、多くの方に、身の回りにはどんな生き物がいるのか、それに気がついて、そこから、どうすれば仲良くやっていけるかということを伝えていくことを手段にして、生き物と共生していくことを目標にしているNPO団体です。」
ウォッチング・センターには 写真パネルを展示した部屋もある。 ●私はこれまで、バード・ウォッチングっていうと特別なことだと思っていて、特別な機会があって、特別な場所に行かないといけないと思っていたんですけど、それって実際はどうなんですか?
「そんなことはないですね。例えば、今回見た鳥の中の何種類かは、皆さんの家の周りでも見ることができる種類ですので、家の庭に来ている鳥に注目してみることで、東京でも10種類ぐらいはすぐ確認できますので、それほど難しいことではないと思います。」
●実は私、鳥って、スズメとカラスとハトしか東京にはいないと思っていたんですけど、そんなにたくさん身近にいたんですね。
「そうですね。例えば、今まではスズメだと思っていた小さな小鳥が、よく見ると、実はメジロだったとか、シジュウカラだったということが分かってくると、すごく面白くなってきて、そこから段々と『もうちょっと見てみようかな』とか『今、声が聞こえたから、姿が見えるまで待ってみようかな』って思うようになってくると思うので、そういうところから始めてみるといいかもしれないですね。」
●今回は色々と鳥を観察していて思ったんですけど、葛西臨海公園って鳥を見つけやすい場所ですよね。
「そうですね。都内の鳥を観察する場所の中では、ピカイチだと思います。」
●どのぐらいの種類がいるんですか?
「この鳥類園だけでも毎年120種類ぐらいの野鳥が観察されています。」
●そんなにたくさんいるんですね! 今日は冬の鳥を観察したんですけど、他にオススメの時期ってありますか?
「一番オススメの時期は、冬なんですけど、寒いですよね。なので、暖かくなってくる時期、3~5月ぐらいの間には、色々な渡り鳥がやってくるので、その頃もオススメですね。」
●それなら、次は渡り鳥の季節に、また一緒に観察していただけますか?
「喜んでお待ちしています。」
●ありがとうございます! 今回は、NPO法人・生態教育センターの主任指導員・中村忠昌さんにバード・ウォッチングの手ほどきをしていただきました。ありがとうございました。
|