2011年11月19日
今週のベイエフエム/NEC presents ザ・フリントストーンは、先日、釣りガール・ブームのシンボルで、男性ファンも多い「永浜いりあ」さんに指導を受けながら、長澤が神奈川県・足柄上郡・開成町にある管理釣り場「開成水辺フォレストスプリングス」で初めてルアー・フィッシングにチャレンジしたときの模様をお送りします。果たして、長澤は釣り上げることができたのでしょうか?
●今日は神奈川県・足柄上郡・開成町にある管理釣り場「開成水辺フォレストスプリングス」にやってきました。そして、今私の隣にいるのは、“釣りガール・ブーム”のシンボルと言っていいでしょう! 永浜いりあさんです! お久しぶりです!
「お久しぶりです! シンボルっていう表現をしていただいてありがとうございます(笑)」
●(笑)。釣りをやっている女性にとって、永浜さんは憧れの存在だと思います。実は今回、永浜さんと一緒に行く、釣りガールのツアーに同行させていただいています。
「今回、バスツアーをやることになりまして、横浜からバスに乗って、開成水辺フォレストスプリングスさんに来るまでの約一時間の移動の中で釣りの話をたくさんしながら、到着してから竿やルアーの使い方を説明したあと、釣りを楽しむという女子会になっています。」
●私も先ほど、導入部分を聞かせていただいたんですけど、参加者がたくさんいらっしゃるんですよね。
「18名の方が参加してくださいました。今回初めての企画だったので、どのぐらい集まるのか心配でもあり、楽しみなところだったんですけど、これだけの人が集まっていただきましたし、女性だけということで、旦那さんや彼氏、友達と来るのとは違った感じなので、不安もあったかと思いますけど、これだけの方が参加してくれたのはすごく嬉しいです!」
●永浜さんは管理釣り場にはよく行くんですか?
「そうですね。私が管理釣り場で釣りをするようになったキッカケは、釣りを始めてからすぐの頃に、気軽に行ける釣り場があることを知って、行ってみたんです。そのときに、ルアー・フィッシングの色々なことを学びました。例えば、ルアーでやる釣りなので、どういうタイミングでどういう色のルアーに変えるかを、お魚の反応を見ながら勉強したり、ルアー・フィッシングで一番大切なのはキャスティングだと思うので、キャスティングの勉強もさせていただきました。そこから、もう少し大きな魚を釣りに海に行ったり、川に行ったりして、発展していきました。
釣りを7年近くやっているんですけど、管理釣り場はやっぱり奥深くて楽しい場所なので、初心者からベテランの方まで、楽しめる場所だと思いますね。」
●私の目の前に池があるんですが、その奥には電車が通っていて、都会からのアクセスがいいなと思います。さらにその奥には山が見えるので、自然も感じますよね!
「不思議な感覚がありますよね!」
●私、今日、ルアー・フィッシングをやるのは、ほとんど初めてなんですよ。大丈夫ですかね?
「全然大丈夫です! 私が初めて来たときも、お魚を釣らせてもらいましたし、今日参加された方のほどんどは、管理釣り場は初めてという方なんですけど、ほとんどの方は釣っているので、バッチリだと思います!」
●そうですか! 今すごくドキドキしているんですけど、この後ルアー・フィッシングでの釣り方について教えてください!
「はい。よろしくお願いします!」
●早速ですが、先ほど、釣竿をお借りしました。長さが2メートルぐらいありますね。
「そうですね。カーボン製のロッド(釣竿)ですね。」
●すごくしなるんですね。
「色々なロッドがある中で、最も柔らかい作りになっていますね。なぜなら、2~3グラムといった軽いルアーを遠くに飛ばすため、反発しやすいようにできてるんですね。あと、軽いルアーを投げるためには、細い糸を使います。太い糸だと、糸の抵抗であまり遠くに飛ばなかったりするので、3~3.5ポンドぐらいの細い糸を使います。なので、ロッドも柔らかめにできています。」
●ルアーって、釣竿の先に付いている鉄の塊のようなものですか?
「はい。これは“スプーン”って言います。聞いたところによると、昔、外国の方がスプーンを落としたら、それに魚が食いついたらしいんですね。そこから名前が来ているみたいなんですね。私も最初、名前を聞いたときに『もしかして、あのスプーンから来ているのかな?』と思っていたんですけど、やっぱりそういうことだったみたいです。」
●そうなんですね! そういう話を聞くと、身近に感じますね。これをエサの代わりにして、魚を釣るんですね?
「でも、これは疑似餌なので、本物のエサじゃないじゃないですか。これをうまく泳がせて、魚を誘い出して釣り上げます。」
●なるほど! 魚と人間の知恵くらべですね。大丈夫かなぁ。
※ここで、永浜さんがお手本を見せてくれます。
「まず私がやってみるので、見ててください。」
●いりあ先生、お手本をお願いします!
「イメージでは、1で上に振り上げて、2でロッドを前に振ります。ロッドを前に振るのと同時に、糸を抑えていた人差し指を離します。」
●指差し確認をするような感じですね。
「そうですね。それじゃあ、やってみますね。」
●はい、お願いします!
「ルアーには針が付いていますので、人や木があると危ないので、投げるときは後ろを確認してから投げてください。それじゃあ行きます!」
●おおー!! ヒューっと遠くまで飛んでいきましたね!
「ルアーが水の中に入ったら、糸が出続けないように、すぐにベールを戻します。戻したら、巻き始めます。これだけなんです。」
●なるほど。
※永浜さんのお手本の後、ついに長澤が挑戦します!
●すごく緊張します! 投げる前からドキドキしてます。投げる前に後ろを確認して、1、2! あれ?どこに行った??
「右側に反れましたけど、前に進んでますよ!」
●ここからどうすればいいですか?
「ベールを戻して、糸が出ないようにしてから巻きます。」
●なるほどー。なんだか魚が釣れる気がしないです(笑)。大丈夫ですかね?
「大丈夫ですよ! 普段、釣りに慣れている人がやってるじゃないですか。それとは違う動きが入ってくると、魚がそれに反応したりするんですよ。」
●本当ですか!? そう言っていただけると、すごく勇気がでるんですけど、皆さんはちゃんと前に飛んでるじゃないですか。でも、私のルアーは右側にふわっと柔らかめに飛んでいったので、「周りとは随分違った動きだな」と思ったんですが、それが逆によかったりするんですね。
「そうですね。なんでそうなったかというと、初めてなので、自信を持って投げている感じじゃないじゃないですか。なので、ルアーもそういう風に飛んでいくんです。長澤さんの気持ちと同じ感じでふわっと行っちゃうんです。」
※釣りを開始して数十分。ついにお魚が掛かりました!
「お、来た! 来ましたよ!」
●ここからどうすればいいんですか!?
「巻いてください!」
●はい! あ、あー!!
「でも、引きをちょっと感じましたね!」
●今来たんですけど、バラしてしまいました。
「バーブレスという、針にカエシというものがなくて外れやすくなっているので、ちょっとでも緩めると、バラしやすくなっているんですよ。なので、バラシをそれほど気にしないで、これを糧にして、次に繋げていきましょう! テンションを緩めてしまうと外れやすくなっているので、緩めずに、テンションを感じつつ、巻いていけば釣れますよ!」
●そうなんですね! あのまま一気に釣り上げればよかったんですね。
「ロッドが揺れたりして、ちょっとでも緩めてしまうと、その反動でお魚が逃げてしまうんですね。」
●そうなんですね。でも、確かに、手元にビビっときました! お魚が掛かった感触がありました!
「引っかかったのが見えました! あとちょっとで手に入れられますよ!」
※そこから何度もキャスティングを繰り返した後、再び掛かりました。
●きた! きました!!
「引きを感じつつ、テンションを緩めずに巻くんですよ!」
●重いです! ここからどうすればいいですか!?
「このまま巻いてください!」
●こんな感じで合ってますか!?
「合ってますよ! 引きはどうですか!?」
●すごくきてます!
「お魚がきますよ!」
●すごい力を感じます! あっ!
「あー!」
●今、目の前まできたんですけど・・・。
「もうすぐそこでしたよ!」
●えー!! ※2度目のバラシに心が折れそうになった長澤でしたが、永浜さんをはじめ、釣り場のスタッフの皆さんの暖かい励ましがあって、ついにその時が来ました! ●きた! よし! このままでいいですか?
「はい。魚の引きを感じつつ、テンションを緩めないでくださいね!」
●すごい引きです!
「オッケー!!」
●やったー!! 釣れたー!!
※釣れた瞬間、周りからたくさんの拍手をいただきました。
●拍手までしていただいて、ありがとうございます! 皆さんの多大なるご協力のおかげで、釣れました!
「いや、長澤さんが頑張った結果ですよ!」
●永浜さんに色々教えていただいて、釣ることができました。ありがとうございます! これはニジマスですか?
「そうですね。針だけ先に取りますね。このお魚は元気ですね!」
●針はどうやって外すんですか?
「この針にはカエシが無いので、刺さっている方向と逆の方向に回してあげると、簡単に取れます。」
●このときに、魚にはなるべく触らない方がいいですか?
「そうですね。もし写真を撮ったり、触りたいと思ったら、手を水で一度冷やしてください。そのままだとお魚が火傷してしまうので、必ず一度手を冷やしてから持ってください。」
●なるほど。持ってみてもいいですか?
「是非!」
●おー! ありがとうございまーす!
●私たちは今、釣堀の横にあるレストハウスに戻ってきました。お疲れ様でした!
「お疲れ様でした!」
●本当に、永浜さんのおかげで貴重な一匹を釣らせていただきました。
「やり始めたら、すごく夢中になって頑張っていたので、見ているこっちも嬉しかったです。」
●ついつい真剣になっちゃいますね。
「夢中になっちゃって、色々なことを忘れて、自然の中でお魚と一対一になっちゃいますよね。」
●そうなんですよ。集中しすぎて、周りが見えなくなってしまって、釣りをしている途中で、後ろを通る人とぶつかりそうになって、危ないと思ったことがあったんですよね。やっぱり、ああいうことがないように、気をつけた方がいいんですよね?
「そうですね。ルアー・フィッシングの場合、最初の頃は、投げるときに毎回後ろを見ることを意識してください。そうすると、いずれ自然と投げるときに後ろを見るようになりますから。」
●あと、管理釣り場だと針にカエシが付いていないということでしたが、その他に管理釣り場での決まりとかあるんですか?
「ルアーのサイズやグラム数など、管理釣り場さんによって変わってくるので、自分が行く管理釣り場さんに一度確認してください。あと、ほとんどのところでは“ラバーネット推奨”です。長澤さんがさっき釣り上げたとき、私がお魚をすくうために使った網がラバーネットなんですけど、あれはラバー製なので、他のネットとは違って、お魚に絡みついたりしないので、魚の体を痛めないようにできているんですね。 この開成水辺フォレストスプリングスさんはもちろんのこと、色々な管理釣り場さんでレンタルしてくれるところがあるので、お持ちでない場合は、借りていただければと思います。そういったものを使うといった、お魚への配慮も、管理釣り場さんはしっかりしてますね。」
●管理釣り場って、人工的なイメージがあったんですけど、そういった中でも変化があったり、お魚が隠れやすい場所など、“自然に近い”ということを意識することも大切なんですね。
「来たことがない人は『釣り堀でしょ?』っていう先入観を持っていたりすると思うんですけど、思っている以上に自然に近いと思いますし、それでいて、足場がちゃんとしていますし、都会からのアクセスもいいので、初心者が行きやすい釣り場じゃないかなと思います。」
●今回は管理釣り場での釣りのポイントをうかがいましたが、永浜さんは他にも色々なところで釣りをしていると思うんですね。永浜さんの、これからの時期オススメの釣り場やお魚ってありますか?
「これからの時期ですよね。何にしようかなぁ~?(笑)」
●イッパイあるんですね(笑)。
「本当たくさんあるので、難しいですね。例えば、お正月が過ぎてからぐらいから始まって、春ぐらいの間でメバルというお魚がでてくるんですね。そのお魚はルアーで釣れるので、漁港や磯場みたいなところでメバル釣りが楽しめます。これからの時期は食べても美味しいですし、食べなくても、引きが強くて面白いですし、見た目も、目がクリっとしていて、背ビレが鋭いのでカッコいいしカワイイんですよ! メバルは初心者でも挑戦しやすいお魚なので、オススメです。」
●今回、永浜さんからキャスティングの仕方は教わったので、メバル釣りに挑戦してみたいですね!
「ここでキャスティングができれば、メバル釣りもできると思うので、挑戦したいですね!」
●是非、次回もよろしくお願いします!
(この他の永浜いりあさんのインタビューもご覧下さい)
今回、永浜さんと一緒に釣りを体験させて頂き、色々な事を教えてもらったんですが、中でも釣らせて頂いている時の、手に伝わる感触がとても印象的でした。予想以上に”ぐいぐいっ”と強く引っ張れる感じは何とも言えないんですが、魚が生きようとする力をダイレクトに感じさせて頂いたような気がしました。
今回は管理釣り場での体験だったので、ぜひ次回は川や海など自然の中での釣りにも挑戦させて頂きたいと思います。
釣りガールのシンボル的存在の永浜いりあさんからの指導を受けたり、一緒に釣りを楽しんだりすることができるツアー。
今回行なわれたのは「バスで行く 週末アウトドア女子会ツアー」ということで、
女性だけのバスツアーでしたが、次回11月26日(日)のツアーは性別・年齢を問わないツアーとなっているそうです。
◎会場:開成水辺フォレストスプリングス(神奈川県・足柄上郡・開成町)
◎ツアー料金:6,800円
◎集合・解散:横浜駅西口天理ビル前
◎締め切り:11月21日(月)まで
◎お問い合わせ:日本旅行・横浜支店
永浜さんの公式ブログ「HAPPY DAYS!」では、仕事などで行った釣りの様子がすごくよく分かります。
今回のツアーの様子も掲載されていますので、気になる方はご覧ください。