今週のベイエフエム/NEC presents ザ・フリントストーンは、予定を変更して、特別企画「THE FLINTSTONE MUSIC ALBUM」をお送りします。今回は自然保護や環境問題に関心の高い、海外のアーティストの楽曲をセレクトしてお届けします。
オープニングは、ジャクソン・ブラウン。環境問題にも造詣の深い社会派のシンガー・ソングライターです。2008年、アルバム『時の征者』をリリースした時に、この番組に出演してくれました。
今回は、そのアルバムの1曲目に収録されているタイトル・トラックをお届けしましょう。「これまで何をやってきたのだろうか、この先、何をやっていくべきなのだろうか」と問いかけています。
M1 TIME THE CONQUEROR / JACKSON BROWNE
続いては、イーグルスのドン・ヘンリー。「ウォールデン・ウッズ・プロジェクト」という環境保護団体を立ち上げ、豊かな自然保護区を守る活動を1990年から続けています。
M2 THE END OF THE INNOCENCE / DON HENLEY
1979年、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで、脱原発を掲げる「ノーニュークス」という歴史的なコンサートが開催されました。ドゥービー・ブラザーズも、その趣旨に賛同して出演しました。
M3 DEPENDIN' ON YOU / THE DOOBIE BROTHERS
続いて、ジョン・ホールで「パワー」。「太陽のパワーを僕にください」と歌っているこの曲は「ノーニュークス」を象徴するような名曲といわれ、今でいうなら「自然エネルギー」への賛歌といえるかも知れません。
M4 POWER / JOHN HALL
まわりの自然や環境にインスピレーションを得て音楽を創作しているという、アイルランドの歌姫エンヤ。2006年にこの番組に出てくださったときには、2005年11月に発表したアルバム『アマランタイン』について語ってくださいました。
この“アマランタイン”は、「永遠」を意味する言葉だそうです。実は“アマランス”、永遠の花という名前の植物があるそうですよ。そんなアルバム『アマランタイン』から、エンヤが初めて日本語で歌った「菫草(すみれぐさ)」をお送りします。
M5 SUMIREGUSA / ENYA
海を愛するサーファーでシンガー・ソングライターのジャック・ジョンソン。環境団体 All At Onceを設立して活動しているほか、ソーラー発電の電力でレコーディング、また、CDの売り上げを環境保護団体「1% FOR THE PLANET 」に寄付しています。
M6 UPSIDE DOWN / JACK JONHSON
そしてサーフィンをこよなく愛するシンガー・ソングライター、トリスタン・プリティマン。
M7 LOVE LOVE LOVE / TRISTAN PRETTYMAN
ここ数年、海を漂っているマイクロプラスチックが問題になっています。そんなプラスチック汚染を止めようと、ツアーやフェスで、プラスチックの使い捨て容器などを一切使わない取り組みが行なわれています。先ほどご紹介したジャクソン・ブラウンやジャック・ジョンソン、ベン・ハーパー、そしてマルーン5もその取り組みに協力しています。
M8 SUNDAY MORNING / MAROON 5
続いて、ジェイソン・ムラーズ。地球環境に造詣の深いアーティストのひとりで、自分の農場で3000本ものコーヒーの木を育てているそうです!
M9 BACK TO THE EARTH / JASON MRAZ
M10 EARTH IS MY HOME / SUSAN OSBORN
ラストは、この番組の母、自然派シンガーのスーザン・オズボーンで「アース・イズ・マイ・ホーム」をお届けしました。
・2002.08.18出演回はこちら
・2008.01.06出演回はこちら