2018年10月6日

「密やかで、怪しい野生」
〜独特な世界観! 新進気鋭の写真家!

 今週のベイエフエム/NEC presents ザ・フリントストーンのゲストは、写真家・佐藤岳彦(さとう・たけひこ)さんです。

 独特な世界観で注目されている佐藤さんは1983年、宮城県生まれ。身近な自然から熱帯のジャングルまで「密やかな野生」を軸に、生命が織りなす世界を撮り続けてらっしゃいます。2011年から明治神宮の森を撮影し、写真集『生命の森 明治神宮』を発表、2018年には日本写真協会賞・新人賞を受賞されています。
 佐藤さんには以前、明治神宮の森を散策しながらお話をうかがったことがありますが、 そんな佐藤さんの最新の写真集が『密怪生命(みっかいせいめい)』。これは佐藤さんの造語なんですが、いったいどんな想いでこのタイトルにしたのでしょうか。密やかで怪しい、そんな生命に迫っていきます!

怪しさの中に奥深さ!?

※佐藤さんの新刊『密怪生命』。この写真集の初めには「蛇の目で見つめた生命の記憶」と書いてあるんですが、一体どういうことなんでしょうか。

「僕がヘビになったように這い回って藪(やぶ)の中を入っていくような、そしていろんなものを探して、そこを切り取っていくっていう世界観と、さらに日々っていうものを持ち出すことによって、読者の皆さんに怪しいものを感じて欲しい、神秘的なものを感じて欲しいっていうことで、最初にこう書きました」

●私も写真集を拝見したんですが、本当に目線を下げて自然の中を見ているような、“あ、こんな世界が野生の、自然の中にもあるんだ!”っていう、発見の連続の写真集ですよね!

「今までだと自然写真として取り上げられてこなかったような、とっても小っちゃいものとか隠れているものとか、人によっては気持ち悪いとか嫌いって思うようなものもちゃんと(写真の中に)入れ込んで、自然って本当はこんなに怪しい世界であって、その怪しさの中に奥深さがあるんだよっていうのが、今回のテーマになっていますね」

●美しかったり、かっこいいだけが自然じゃないということですね!

「そうですね。やっぱり皆さん、自然の写真に求めるものって、癒しであったり可愛さとか綺麗さとかかっこよさとか……。そういうものが多いと思うんですけど、それだけじゃなくて、自然の中にいるとやっぱり怖いものがあって、気持ち悪いと思う人は気持ち悪いと思うだろうし……僕は綺麗だと思っちゃうんですけど(笑)、なのでヘビとか色々登場しちゃうんですけど、でもそれが自然なので、そういうところに僕は凄く自然の深い部分を感じるので、そこを中心にまとめたという感じですね」

●佐藤さんが怪しい生き物たちに惹かれたきっかけとは何だったんですか?

「いや……自分でもわからないんですよね。けど多分、自然の中をたくさん歩くことによって、普段よく見慣れているものから、どんどん深い世界や全然知らなかった世界を発見していって、最初はその“良さ”がわからなかったものが僕もたくさんあるんですけど、見つめれば見つめるほど、対峙すれば対峙するほど、時間をかけると凄く“良さ”が見えてくる。そういうふうにやることによって、自然の多様さとか幅広さとかっていうものが見えてきて、そういうものをまとめたくなったというか、そこに凄く“良さ”も感じたし、やっぱり自然の知らない部分があるんだなっていうのを感じましたね」

●じゃあ、私たちも普段、見落としがちだったり、ちょっと避けて通っていたような自然でも、よぉーくよぉーく観察することで、もっともっと自然って広がっていくものなんですかね?

「知らないっていうことが、怖いっていうことにつながると思うんですね。例えば、ヘビが苦手な人は多いと思うんですけど、ヘビもよく見ると結構つぶらな瞳をしていたりして、ダメな人はダメかもしれないですけど、それで愛着を持つ人もいるかもしれない。けど、怖いと思っている人は、怖いままでも僕はいいと思っているんですよね。それが自然だと思うし……。なので、そこを怖がりながら、“自然ってどうなのかな?”って思いながら、ペラペラとこっそりこの写真集のページをめくっていって欲しいですね」

●ちなみに、今回の写真集の撮影地はどこだったんですか?

「今回の写真集の面白いところというか、特徴は、東京からアマゾンまで、世界中いろんな所の写真がランダムに混ざっているんですね。普通、写真集って結構、どこかの場所を紹介するとか、僕も前に明治神宮の写真集を作って、それは明治神宮の写真でまとめたんですけど、今回はテーマが“生命”なので、場所は関係ないかなと思ったんです。それは、いろんな所を回って来てそういうふうに思ったんですね。
 例えば東京の都心、明治神宮で見る生き物も、アマゾンの奥地で見る凄く奇抜な生き物も、ずーっと向き合っていると、生命の根本的なところというか、力強さって一緒なんだなって思うところが凄くあって、これを東京もアマゾンも東南アジアも全部まとめてみると、実は意外に、“あっ、生命って場所は全然違うのに、同じものとして見ることができるんだな”って思ったんです。それは、僕も発見だったんです。最初はちょっと不安で“これだけランダムなものをどういうふうにまとめようかな”って思ったんですけど、だんだん形になってきて、だんだん確信になってきて、“あっ、これは逆に面白い!”っていうのはありましたね」

足元に広がる天の川!?

※では、そんなアマゾンでの撮影はどうだったんでしょうか?

「大変なこともたくさんありましたね。とにかくジャングルは暑いし湿度も凄いので、まずその中を、いろんなスタイルがあるんですけど、僕はキャンプ道具や撮影機材、食料も全部背負ってずーっと歩いて中に入っていって、野営生活をしながら撮影することもあるので、汗をかき過ぎて、もう背負っているリュックも絞れるくらい汗だくになっていましたね」

●それでジャングルの中で生活していたんですか!?

「そうですね。ハンモックを吊るして生活するんですけど、そのハンモックが凄くいいんですよ。 ジャングルの中で宙に浮いているような感覚! ジャングルの中で宙に浮きながら寝るって、なかなかできないですよね(笑)」

●ターザン気分ですね(笑)!

「テントは物凄く雨が降ると浸水してしまうので、宙吊りになっているハンモックは凄くよくて、ジャングルの中で寝泊まりしているので24時間撮影し放題なんです。なので、終わりがないというか(笑)、ずーっと自分の力が果てるまで撮って、泥のように眠るという、その繰り返しでしたね。目の前には川が流れているんですけど、そこが飲み水であり、お風呂であり、食料庫みたいな感じでしたね」

●凄い……!

「そこで体を洗っていると、ドクターフィッシュみたいに突っついてきてくれる魚がいっぱい来て、僕の汚れを食べてくれて(笑)。そうやってくつろいでいると、凄く珍しい鳥が僕の眼の前に飛んできたりするんで、お風呂に入りながらも隣の岩の上にはカメラを必ず置いておかないと、何があるかわからない。そういう環境なので、僕にとっては天国、人によっては地獄のような生活でしたね」

●ジャングルの一部になって撮影されている感じですね。

「だんだん一体化していく感覚ですかね。長くなれば長くなるほど、やっぱり自然の中に僕は溶け込んでいっている感覚にはなっていきますね。研ぎ澄まされていくというか、だんだん僕も疲れてくるんで、おかしくなってきて、見えないものが見えるっていうわけじゃないですけど(笑)、今まで切り取れなかった、感じ取れなかった別のものが見えてくるっていう感覚も味わえました」

●どんな場面が切り取れたんですか?

「ジャングルの中で同じ所に通っていたんですけど、最初は見えなかったもの、例えば岩が途中で凄くく面白い形に見えて、そこに生き物がちょんっと佇んでいて、それを凄く切り取りたくなって、そこでずっと待っていたりしたことがあります。最初の頃はガッついてしまっていたんですが、そうすると見えていないものがたくさんあるんですね。けれど、だんだん慣れていって、僕もそこの一部になっていくと、また全然目線が変わってくるっていう感覚はありますね」

●ブログで拝見したんですけども、ジャングルで滝行(たきぎょう)もされたんですよね(笑)!

「そうですね(笑)。“あの滝、凄いな! 滝の撮影をしようかな”と思って滝の中にパンツ一丁で入り込んで撮影しましたね」

●滝行しながら撮影していたんですか!?

「撮影が滝行みたいな感じで(笑)、滝に打たれながら、その飛沫(しぶき)の中を撮りたくて、飛沫の中に入って撮影していましたね」

●ジャングルの滝の中に入って撮影する人って、なかなかいないと思うんですけど(笑)。

「めちゃくちゃ気持ちよかった! やっぱり毎日汗だくなので、川の中が一番気持ちいいんですね。だから、そこで全身洗って、また自分のキャンプ地まで戻るんです……けど、キャンプ地まで戻る頃には、また汗だくになっているんで、またその川に入り直さなきゃいけないんですけど(笑)」

●忘れられない景色とか生き物とかはいますか?

「みんな忘れられないんですけど、凄く印象的だったのは、ハンモックで寝ていて、夜になってだんだん僕の眼が暗闇に慣れてくると、辺りが全部光りだすんです! それが何かっていうと、僕の足元には落ち葉がいっぱい積もっていたんですが、その落ち葉を分解する発光菌っていう菌類が、そこら中の落ち葉を全部光らせるんですね。すると足元が天の川みたいにポツポツと光っていって、それをハンモックから眺めながら過ごしたのは、本当に不思議な感覚というか、夢の中に自分が溶けていくような感覚にもなりますし、その光景を見ているだけで癒される……癒されるというか、神秘的で、逆に怖いくらいですね」

●なんだか、話を聞いただけでも鳥肌が立ちそうな光景ですね。

「それが落ち葉の形に光っているので、なかなか不思議でしたね。遠くから見ると星が広がっているようで、よーく近くで見ると、落ち葉の形に光っているんですよ」

●それがまた、生き物たちが作りだした光景っていうのが素晴らしいですよね!

「だから、“これが僕と同じ生命なんだ……!”って思って毎回、尊敬しちゃいますね。“僕と同じ生命がこんなことできるんだ!”って思います。ぼくができることと全然違うことができるということに、素直に尊敬しますね」

生命の繋がり

※「密怪生命」の代表に、この番組でも以前取り上げたアメーバの仲間、変形菌がいます。今回の写真集でも変形菌はたくさん登場するんですが、まるで人間の毛細血管のように広がる黄色い変形菌の写真が、本当に美しいんです。そして驚いたことに、時間をかけて変形菌を撮影すると、まるで人間の血管が脈打つようにドクッと動いているように見えるんです。人間とは生態も見た目もまるで違う生き物ですが、そう考えるとやはり、同じ地球に生きる生き物なんだなと感じますよね。
 そんな生き物たちを撮り続けている佐藤さんですが、なぜそこまで様々な生き物を撮るのでしょうか。

「僕のもともとの撮影スタイルなんですけど、僕は何か明確な目的を持って撮影に行くっていうわけじゃないんですね。例えば人によってはゾウを撮りに行こうってサバンナに行く人もいると思うんですけど、僕はそうじゃなくて、“あそこに面白い森があるな”って思ったら、そこを歩きに行くんですね。
 例えば最初から“これを撮影しよう”って行くと、そればっかり見ちゃうんで、そうすると自分の頭の中の範囲でしか撮れないことが結構あって、そうじゃなくて僕はその面白い森を歩きにいって、そこで偶然、その中に溶け込んいて僕が見つけたものとか、本当にめぐり合わせみたいなものの中で見つけたものとか、そういうものをなるべく切り取るようにしているんです。その方が自分の想像しなかった世界に出会える可能性があるんですね。なので、何を撮ろうかっていう目的は、実はあまりないんですね」

●確かに今回の写真集も、本当に被写体の幅が広いですよね!

「そうですね。本当に生命って多様性が凄い! この写真集の中にも書いたんですけど、今まで僕が10年間ぐらい世界中で撮り貯めた写真なんですけど、これは生命の多様性と可能性を見つめる旅だったなって思っています」

●今回の写真集の中で私が凄く好きな一枚があるんですけど、それがタニシの写真で、私、タニシってこんなにじっくり見たことがなかったんですよね(笑)。

「まあ、じっくり見る機会はないですよね(笑)」

●でも、この写真のタニシはすっごく小っちゃいつぶらな瞳で、葉っぱの隙間からこちらをのぞいていて、それが可愛いなと思いました!

「タニシってなかなか自然写真では取り上げられる機会がないんですけど、僕はこういう小っちゃい生き物の世界も大事にしたいので、こういうのを載せました。さらに見開きで、隣にあえてゾウを載せることによって、小さなものから大きなものの対比の中で、瞳を比べていただけるとわかるんですけども、ずーっとそこに寄っていって自分の魂で見ていくような感覚で見ていくと、そこに同じ生命を感じて、その中で“生命は等価なんだ。あらゆる生命は同じなんだな”っていうのを凄く感じましたね」

●なるほど、見開きで見るといいんですね!

「そう、写真集のいいところって、見開きで見せられるので、対比させながらとかいろんな組み合わせで見せていくことができるんで、そこは凄く面白いところですね」

●この2枚、どちらもカメラ目線というか、こちらを見ているので、何となく私はこの2枚から、小さな生き物にも大きな生き物にも、人間は見られているんだよっていう、そんなメッセージを感じました。

「確かに、そうですね! こういうのを見て、いろいろ感じてもらえると嬉しくて、これも本当に藪の中からのぞいているような感覚があるので、そういう受け取り方もアリだなっていう気はしますね」

●あともうひとつ、写真集を見て感じたのが、生命のリレーでした。生もあって死もあって、でもそこが表裏一体で繋がっているという、そういったメッセージも感じました。

「そこは凄く意識していて、やっぱり自然の写真とか生き物の写真っていうと、割と生きているものに視線がいきがちなんですけど、そうじゃなくて、自然の中に生と死は当たり前のようにたくさん転がっているというか、生があれば死があるんですよね。
 例えば、この写真集の中に冬虫夏草っていう、虫から生えるキノコの写真を載せているんですけど、それは死んでいる虫から生きているキノコが生えているんですね。それはどういうことかっていうと、死んでいるものと生きているものが同じ画面の中に写り込んでいるっていうことだと思うんです。

 なかなか生と死を同時に撮るっていうのは難しいと思いますし、さらにその生命が繋がっている、死んでいるものから生きているものが生えてくるという、生命の繋がりも形となって現れている写真だと思うので、そういうものを見せることによって、生命は自然と繋がっていって、大きな循環が生まれていくっていうところを、この写真集の中で繰り返し提示していって表現したかったっていうのはあります」

●そういう生命の繋がりを見せていただくと、自分の人生観とか死生観も変わりそうですよね。

「そうですね。だから僕は、そういう生と死を見て、“自然の流れの中に自分を見た”ってこの写真集にも書いてあるんですけど、その壮大で大きな循環の中にある自分はちっぽけで小さいけど、大きい流れにいるときの存在の不思議というか……。小っちゃなことでくよくよしていられないなっていうことも思いましたし、そういう、自分のちっぽけさと広さ、みたいなのも凄く感じましたね」

生命の中の矛盾を撮る!?

※最後に、佐藤さんが今後撮ってみたい被写体は何か、うかがいました。

「今回いろんな生き物を撮影して、もっと人を撮りたくなりましたね。僕とは違う、例えば変形菌とか昆虫とかキノコを見て、その中に僕は自分を見たし、人を見たんですね。そうすると、今度は“人って何だろう?”っていうことを凄く感じてきたので、もっと人を撮って、人とその生命との繋がりというか、もっとその奥までグッと入り込んでやってみたいなというのはありますね。より、人への関心が出たというか……。もちろん、この写真集にも3、4枚あるんですけど、もっとちゃんと人と向かい合って、こういう世界観の中の人をもっと描きたいな、写真として切り取りたいなっていうのはありますね」

●確かに、人も“生き物”ですもんね。

「そうなんですよね。忘れがちなんですけど、当たり前のように本当は同じ生き物なんですよ」

●佐藤さんがどんなふうに人を撮るのか、楽しみです!

「僕は普通に人を撮れないんで(笑)、ヘビを撮るように人を撮ったり、虫を撮るように人を撮ったり、変形菌を撮るように人を撮って、変形菌と人が何か関わっていく“接点”みたいなものとか、そういうところを撮りたいなと思いますね」

●楽しみだなぁ(笑)。

「普通の可愛らしい人とか撮れないと思うんですけど……“怪しさ”ですよね。やっぱり、生命の中にいろんな矛盾するものがあって、美しいものと醜いものや、怖さと心地よさとか、そういう人間の中でも矛盾するものってたくさんあると思うんですけど、僕は今回の生命の中にそういうものをいっぱい見て、同じひとつの生命の中にいろんなものが入り込んでいて……。そういう怪しさとか、そういうものを醸し出しているような人っていうのを撮りたいなっていうのは、凄くありますね」

●ぜひ次回作、スネーク佐藤の(笑)、人間の写真集を楽しみにしたいと思います! では最後に、リスナーの皆さんにメッセージをお願いします!

「この写真集は、もちろん自然が好きな人や生き物が好きな人に見て欲しいんですけど、そうじゃなくて、普通に都会で暮らしている、普通の人に見ていただきたいなと思います。そういう人が、自分と同じ生命の幅広さとか多様性を見てもらって、そこに自分と同じものを感じたり、全然違うものを感じて、とにかく僕ら生命って何なんだろうなっていうのを、この写真集を見て感じて欲しいなと思っています」

YUKI'S MONOLOGUE 〜ゆきちゃんのひと言〜

 地球上にはまだまだ怪しくて不思議な生き物たちがたくさんいるんですね。そして、それらは私たちと同じ「生き物」。そう考えると、生命の多様性と可能性を感じました。

INFORMATION

『密怪生命』

最新写真集『密怪生命

 講談社 / 税込価格3,888円

 東京からアマゾン、そしてアメーバのような粘菌から大きなゾウまで、ヘビの目で捉えた生命の多様性に驚かされます。まさに、得体の知れない生き物の写真が満載!

 そして写真集の発売を記念して、写真展が現在、開催されています! 開催は10月10日(水)まで。会場は新宿駅西口から徒歩5分の、オリンパス・ギャラリー東京。入場は無料です。

 いずれも詳しくは、佐藤さんのオフィシャルサイトをご覧ください。

今週のオンエア・ソング

オープニング・テーマ曲
「(MEET) THE FLINTSTONES / THE B-52's」

M1. WHEREVER I GO / ONEREPUBLIC

M2. ROLLING IN THE DEEP / ADELE

M3. JUNGLE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA

M4. 獣ゆく細道 / 椎名林檎と宮本浩次

M5. SWEET LULLABY / DEEP FOREST

M6. HUMAN NATURE / MICHAEL JACKSON

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」