今週のベイエフエム/ ザ・フリントストーンは、千葉大学の「ミツバチ・プロジェクト」をクローズアップ!
千葉大学の西千葉キャンパスに訪ね、ミツバチと、周りの植物や都市環境を研究している三輪正幸(みわ・まさゆき)さんに、ミツバチの生態やハチミツの研究についてうかがってきました。
三輪さんは1981年、岐阜県生まれ。千葉大学大学院を経て、現在は千葉大学・環境健康フィールド科学センターの助教として活躍中。専門は果樹園芸学。テレビ番組「趣味の園芸」の講師としてもお馴染み。
現在、三輪さんが進めている「ミツバチ・プロジェクト」では、千葉大学の柏の葉キャンパス、亥鼻(いのはな)キャンパス、そして今回の取材でお邪魔した西千葉キャンパスの3ヶ所でミツバチを飼育しています。
※校舎の屋上に設置されていた巣箱は、通常の木のタイプからプラスチック素材のものまであって、巣箱の周りをたくさんのミツバチが元気よく飛び回っていました。まずは、そのミツバチの種類を教えていただきました。
「ミツバチの中でも“セイヨウミツバチ”といって、よく西洋で飼われているものです。日本には明治時代から入ってきた西洋のミツバチを飼っています」
●ニホンミツバチという名前も耳にしますけれども、それとはどう違うんですか?
「まずセイヨウミツバチのほうが、形がニホンミツバチよりもちょっと大きめなのと、色が黄色っぽいです。ニホンミツバチはどちらかというと白黒だったり黒っぽい色をしていますね。
あとは、セイヨウミツバチっていうのは巣箱に入れても逃げにくいんですね。なので私たちは、まずはセイヨウミツバチでやっています」
●ハチっていうと、刺されちゃたりとか、危ないところもあるんじゃないかな、なんて思ってしまうんですが、そのあたり、セイヨウミツバチはどうですか?
「巣箱を開けて悪いことをしなければ、基本的には刺されなくてですね、通行人として、もしくは庭にいてミツバチが遊びに来ているという場合には、基本的には刺されないと思って問題ないと思います」
●あ、そうなんですね! なんか、ハチが来るとビックリしちゃって、払ったりとかしちゃいそうになりますけれども、あまりそういうことはしないほうがいいんですね?
「基本的には、エサとかを求めて飛んできているハチというのは、刺すということはまずないと思ってください。むしろ、払ったり邪険にすると刺される確率が高いので、部屋の中にたまたまハチが入ってきちゃったら、窓を開けて待っているとかすれば、基本的には刺すことはないです。
これはスズメバチにも同じことが言えますので、ハチだからといって刺されるというイメージで付き合うんじゃなくて、もちろん、気をつける必要はあるんですが、恐れすぎる必要もないのかなというふうに、私は専門家としては思っています」
●ハチミツはどんなふうに集めるんでしょうか?
「基本的には、巣箱を中心に3キロぐらいミツバチは飛んでいくんですけど、そこから花に行って蜜を集めます。人間はその集めた蜜を定期的に絞っていくっていう作業になります」
●3キロも飛ぶんですね!
「それは目安であって、例えばいいエサとなる花が100〜200メートルとか近くにあれば、わざわざ3キロ先まで出かけることはなくて、近場で過ごしますけども、いろいろな研究者が実験した結果、だいたい3キロぐらいまで飛んでいくことが多いということがわかっていますね」
●じゃあ、ここは西千葉なので、ここにいるミツバチたちは(bayfmのある)海浜幕張までは来ないけど、その近くまでは来ているっていうことですかね(笑)
「そうですね、南だったら千葉駅のほう、北のほうだったらスポーツセンターのほうといった範囲で飛んでいますので、その半径の中にいらっしゃる人のお庭にはお邪魔しているかもしれないですね(笑)」
●もしかしたら、リスナーの皆さんのところにも来ているかもしれないですね!
●ミツバチはどんな植物の蜜を採るんですか?
「ハチってどんな植物に行くのかなっていうのが、今まではなかなか科学的にわかってなかったんですね。例えばスーパーとかでアカシアのハチミツとかクローバーのハチミツとか売っていますけど、あれはクローバーの多いところに巣箱を置いて、クローバーが開花している時期にハチミツを絞って売っているんですね。
ただ、なかなか科学的根拠に乏しくて、(ハチに)鎖をつけて“クローバーのところだけに行きなさい!”とかはなかなか言えないので、実際はアカシア蜜っていっても、違う蜜が結構入っていたりすることがあるんですね。
私は、それは結構問題があるんじゃないかということで、科学的に明らかにする方法はないかということで目をつけたのが、DNA鑑定やDNA分析でした。
ハチミツの中に入っている微量な花粉で植物を特定出来ないかということで、分析したりいろいろと努力した結果、ハチミツの中に入っている花粉で、どんな植物から集めているのかが科学的にわかる、ということが明らかになったんです!
ですので、例えば私のところで手に入るハチミツですと、4〜7月まで、1ヶ月ごとに絞るんですが、だいたい1ヶ月で、多ければ80種類ぐらい、少なくとも40種類ぐらいのいろんな植物から蜜を集めてハチミツにしているというのがわかってきたんですね」
●結構、いろんな蜜をハチは採るんですね!
「そうなんですよ! 少なくとも、この西千葉のような都市で集めているっていうことがわかってきています。いわゆる、もうちょっと田舎の農村地で絞ると、例えば一面菜の花畑だとか、一面栗畑というところもあるので、(花粉の種類が)少なくなることはありますけど、都会で飼うといろんな花に浮気しながら(笑)、いろんな花から集めてきているので、非常に複雑な味になりやすいということがわかってきています」
●逆にいうと、生きる戦略というか、都会育ちのミツバチたちは、いろんな蜜をいただいているっていうことが言えるんですね。
「おっしゃる通りで、いろんな蜜を集めています。例えば4月ですと、千葉県の花である菜の花を集めたりですとか、さくらんぼも家庭とかに結構あるので、そういうのも集めています。それから5月ですと、トチの木ですとかクローバーなども集めています。6月ですと、ヤグルマギクっていうような花を集めたり、ヘアリーベッチっていう牧草などを集めたりしています。7月だと、クローバーとか夏の花を中心として集めているということが、DNAで明らかになってきています」
●そうすると植生も、ハチミツを調べることでわかりますよね。
「そうなんですよ! 通常、どういう植物があるかを調べることを“植生調査”って言うんですけど、植物に詳しい人が紙と地図を持って、“ここにはこういう植物がありました”というふうに、足を使って調査をしないといけないんです。
ですが、そんなことをしなくても、その中心でハチさえ飼っていれば、その半径3キロにどんな植生があるかっていうことが、歩かなくてもわかるんです。なので、いわゆる緑化ですとか植物にはどういうものがあるかっていうことを調べるためにも、養蜂っていうのは今後、役に立つんじゃないかなと思っていて、そういうものに応用も考えて今、研究しています」
※そんなミツバチが暮らす巣箱は、どうなっているのでしょうか?
●巣箱の中がどうなっているかも凄く気になるんですけど、実は今、マイクを置いている台、これも巣箱なんですよね! これはベーシックなタイプの木の巣箱で、下のほうに2cmぐらいの隙間がありますね。
「ここからハチが出入りしますね。巣門(すもん)といって、ハチが出入りする、いわゆるエントランスが、だいたい高さが1センチ、横が20〜30センチぐらいの広さの門があって、そこを出入りしています」
●門の中はどんな感じなんですか?
「基本的には真っ暗になっているんですけど、巣板(すばん)という板が、だいたい1段目は9枚、2段目も9枚で18枚入っています。この巣箱の中に、ミツバチは何匹ぐらいいると思います? 正解を言うと、この巣箱2段で、4万匹います!」
●今、外に出ているハチは50匹ぐらいですけど、中にはそんなにいるんだ!?
「そこからミツバチが出て行って蜜を集めているんですね」
●結構、密集住宅ですね(笑)。
「中はもう、押し合いへし合いして、蜜を貯めたり産卵している女王蜂がいて、そのお世話をしたり、掃除をしたり換気をしたり……。いわゆる仕事をみんなで分担しながらやっています」
●蜜を運ぶ役割のハチだけじゃなくて、他の役割を持ったハチたちがいるんですね。
「そうなんです。仕事がいっぱいあるので、4万匹いても仕事は追いつかないような状態ですね」
●この巣箱の中で、ひとつの大きな会社というか、組織として成り立っているんですね!
ここに女王蜂は、たった1匹なんですよね。最近、ニュースとかで“分蜂(ぶんぽう)”っていう、別のところに巣を作っちゃったなんていうこともありますけど、そういう場合は女王蜂がもう1匹生まれるということなんですか?
「あ、いいご質問ですね! 最近、東京の恵比寿で巣別れというのがあったんですが、それは分蜂ですね。なぜああいった巣別れが起こるかというと、だんだん巣の中が狭くなってくると、新しい女王を産んじゃうんですね。女王が2匹いるというのは異常な状態なので、新しい女王を産んだ古い女王が、半分の手下を引き連れて(巣の)外に出て行く、それが巣別れなんですね。
つまり巣別れっていうのは、新しい女王が出来なければ起きない現象なんですけど、恵比寿ではそれが起こっちゃった、ということなんですね。
通常、人間で考えると、家を建てたお父さんはずっと家の中にいて、子供が独立したら、子供が新しい家を建てますよね。でもそうじゃなくて、ハチの世界では、新しい女王が生まれたら、古い女王は自分の子供のためにいい環境を残して巣立って行くということで、人間も見習わなきゃいけないというか(笑)、自分が新しい新居を求めて飛んでいくというのは、非常に健気だなと思って私はいつも観察しています」
●へ〜、そうなんですか。ところでここには、普通の巣箱のタイプではなくて、プラスチックの巣箱とか、スチール製の机のような形の巣箱もあったりするんですけど、巣箱が違うとどういう変化があるんですか?
「普通の巣箱の問題点を考えた時に、皆さんがよく見る木製の巣箱というのは、だいたい150年前に開発された巣箱で、ほとんど変わらない状態で150年間使われているんですね。それは便利だからなんですけど、一方で今の時代では、ちょっと人が持つには重過ぎるだとか、例えば材質とか大きさからいろいろ改善の余地があるんじゃないかなということで、研究しています。
それで、プラスチックでも出来るんじゃないかとか、形も真四角じゃなくて、場合によっては丸とかひし形でも出来るんじゃないかとか、いろいろな形を実証しています。もしかしたら我々千葉大学が作った巣箱が、150年間ぐらい当たり前になるような巣箱になるのかもしれないですね!」
●確かに、いろんな形が出来ればどんな人でも養蜂にチャレンジ出来る可能性というのはどんどん広がっていきますよね!
「そういうのを非常に我々は狙っています」
※実は今回、西千葉キャンパスで採れたハチミツの試食もさせてもらいました! 驚いたのは、採れた時期によって色や味が違うこと!
5月に採れたハチミツは、アカシアの花から採れた蜜が中心になっていて、黄色でさらっとしていて、比較的サッパリしている、蜂蜜の王道的な味!
7月に採れたハチミツは、オレンジ色でクローバーから採れた蜜が中心になっていて、味が濃くてフルーティ! ちょっとメープルシロップっぽい味でした。
ほかにも、4月に採れたものは、さくらんぼの花が中心の蜜で、6月に採れたものはヤグルマギクが中心の蜜だそうです。ハチミツは季節と地域の恵みなんですね。
そんなハチミツですが、最近では都会でミツバチを飼う「都市養蜂」が流行っているそうです。その理由は何なのでしょうか?
「日本でいうと、例えば銀座とか、実は東京駅の近くの八重洲でも飼っていたり、新木場とか、都市で養蜂しているっていうのは凄く流行っていますね」
●海外でも結構、ありますよね。
「そうですね。皆さんが知っているような、パリのオペラ座とか、ノートルダム大聖堂とかでも飼っていたりとか……。それらは非常に有名でして、養蜂は田舎で飼うんじゃなくて、都会でも飼えるというのが最近のトレンドですね」
●なんで今、そんなにムーブメントが起きているんでしょうね?
「いろんな要因があると思うんです。ひとつがですね、都市で飼ってみても、意外とハチミツは採れるんですね。具体的な数字を言うと、この西千葉で飼っている巣箱だと、1箱で1年間でだいたい50キロのハチミツが採れるんですね」
●そんなに採れるんですか!?
「統計上だと、日本人は1日1グラム、1年間で360グラム(ハチミツを)食べることになっているので、100人が1年間食べても食べきれないほどの量が1箱で採れるんですね。ですので、“ハチを飼ってみたいなぁ……”って思う人が、リスナーの中にもいらっしゃるかもしれないですけども、非常に多いんですね。
また、同じ虫を飼う場合でも、カブトムシとかを飼うんじゃなくてハチを飼うことで、恩恵物、つまり収穫物が採れるというのは非常にメリットがあります。例えば、そのハチミツを周りの企業さんとかとコラボでどら焼きにしたりとか、ハチにはそういうメリットがあるというのが、都市で飼う大きな理由になっているのかなと思います。
そして、もうひとつ私が考えているのが、都市と農村のボーダレス化というか、あまり線引きがされないということがあるかなと思っています。というのも、高度経済成長期っていうのは、いわゆる都市と農村に線引きをして、都市には人間が住み、農村には少ない人間が食料とかエネルギーを作る、というように分業するということが進められてきました。
ですが、最近は震災とかを機に、スマートシティとかコンパクトシティということで、そういうエネルギーとかを農村に頼るんじゃなくて、都市でもある程度、自給自足をするようにしよう、目指そうというのが流行っているんです。
食料の面でもある程度、都市でも出来ないかということがありますけども、そういうことで“ハチミツを都市でも作れるようにしようよ”と考える人が結構、増えてきているんじゃないかなと思います。
面白い話があって、食料自給率が今は結構、低いって言われていますけど、だいたい38%とかで、30%台後半だと“危機的状況が起きるとマズい”って言われています。ですけど、ハチミツの自給率は、だいたい7%なんです」
●あ、そんなに低いんですか!?
「なので、90%以上は海外から輸入しているのを皆さん、食べているんですね。その90%の中でも、約80%が中国からなんですね。日本産というのは本当に10%にも満たないので、非常に貴重な存在です。それを都市で作れるというのは、さらに貴重なんですね。なので、国産のハチミツに目を向けていただきたいなというのが、我々大学の願いでもあります」
※そんなハチミツ以外にも、ミツバチは私たちの食生活には欠かせない存在だそうです。
「ハチっていうと、ハチミツだけのイメージがあると思うんですが、いわゆる食べる農産物、野菜とか果物もかなりハチに助けられていて、ある学者によると、皆さんが食べている野菜とか果物といった農産物の、だいたい7割はハチに由来していると言われています。
果物を作る時には受粉が必要ですし、“じゃあ、例えばほうれん草とかキャベツは必要ないんじゃないの?”って言われるんですが、それも実は関係ないわけじゃなくて、タネを取らなきゃいけないので、葉っぱを収穫する人もいれば、タネを作っている農家の人もいて、ハチがいなければタネが出来ないわけなんですね。
ですので、菜っ葉ものとか、いわゆる根菜類と言われる根の物なんかも、タネがないと作れないものに関してはハチにお世話になっているんですね。なので、ミツバチっていうのは、非常に大きな役割を果たしていると私は思っていますね」
●本当に我々はお世話になっていますね! そうすると、今ではミツバチが減ってきてしまっているというお話もありますから、都市養蜂がもっともっと広まっていくといいですね。
「そうですね、広まっていくというのは、私はいいことだと思っています。一方で、ハチというのはまず、生き物を飼うことなので、安易に飼うことは難しいですし、安易に考えないほうがいいということも思っています。
あと、ちゃんとした技術がないと、恵比寿(で発生したような)分蜂を起こしちゃって、人に迷惑をかけるということがあるので、何でも増やしましょう、じゃなくて、ちゃんとしたスキルを持って、しかもちゃんと飼える場所があるのかっていうことを確認しながらやっていただくというのが重要かなと、私は思っていますね」
●なるほど。長年、ハチを飼っていてどんなことを感じますか?
「だんだん、魅力にとりつかれているというのが現状です(笑)。反響も凄く大きいんですよね! 皆さん、ハチのことについてお話しすると興味を持っていただけるというのが、私としても嬉しいので、ミツバチの研究というのは非常に奥が深いなと思って、いつも取り組んでいます」
●可愛いですか?
「可愛いですね! ですけど、私は結構、巣箱の周りで作業していると刺されます、我が子に刺されるような気分ですね(笑)」
●お世話しているのに(笑)!
「まあ、ハチは飼われているという意識はないので、上から目線で飼うのではなくて、横から目線で、一緒に育てていくっていうのが重要かなと思いながら飼っていますね」
●“管理人”みたいな感覚ですか?
「そうですね、アパートの管理人で、“住まわせてやっている”というよりかは、“住んでいただいている”。もし(巣箱が)悪い環境になったら、いつでも出て行ってしまうということを意識しながら、住みやすいような環境を作っていく管理人でいる、という意識が非常に重要かなと思っていますね」
●ハチミツという家賃を滞納されないように(笑)。
「それは非常に重要ですね(笑)」
●今後についてですが、もちろん養蜂は続けられると思うんですけど、どんなふうに展開をしていきたいと考えていますか?
「まずはですね、我々は大学ですので、研究をして皆さんの役に立つような発見、それから技術の開発をしていくっていうのが重要かなと思っています。それから、新たにわかったことを皆さんに、より知っていただく努力をするというのが重要だと思っています。このようなラジオで皆さんにお伝えするというのもありますね。
そして、我々、千葉大学が今やっていることは、ハチミツが結構採れるので、このハチミツを一般に販売しているんですね。大学というと、ちょっと難しい話をするのかなと思って、なかなか耳を傾けてもらえないんですが、千葉大学で作ったハチミツをいろんなところで買うことによって、“あ、千葉大学はこんなことをやっているんだ!”“こんな新しいことがあるんだ!”っていうことを、より皆さんに広げる活動としてハチミツを売っています。
今後も、どんどん販売する拠点を増やしていって、より皆さんに広まっていくような活動に出来たらなと思っています」
※最後に、三輪先生は養蜂を通じてこんな思いを持ったそうです。
「我々は、都市に住んでいると自然の移ろいとか、自然からの恩恵というのはなかなか感じることが出来ないですよね。例えば、小学校とかでは“緑は大事だよ”とか“木を大事にしましょうね”と、漠然としたことは教えてもらえるんですけど、なかなか実感ができないんですね。
でも、都市と人間の間にミツバチとかハチミツっていう存在が発生することで、人間がより自然を身近に感じることが出来る、そういう効果があるんじゃないかなと思っているんです。
ハチミツっていうのは自然の恵みであり、花の恵みであるわけですから、そういったものを食品を通して、大学の先生が高邁(こうまい)なことを言っているというよりは、実体験として感じていただければなというのが、私が皆さんに伝えたいことですね」
普段都会に暮らしていると実は周りは植物に囲まれているという事を忘れてしまいがちですが、そこで採れたハチミツを頂く事でその事を改めて実感出来ました。 まさに蜜蜂は自然と人間を繋げてくれる存在ですね。
ミツバチ・プロジェクトで採取されたハチミツは、今年2019年も販売されています。
売っている場所は、千葉大学の学内では、柏市にある柏の葉キャンパス内の直売所と、千葉市にある西千葉キャンパスのインフォメーション・センター。
さらに、千葉駅前「そごう千葉店」の地下1階ギフトコーナー、千葉県ヤクルト販売株式会社の県内20ヶ所のエステ店でも販売しています。
収益は研究費やプロジェクトの活動に役立てられます。ぜひお早めにお買い求めください。
ミツバチ・プロジェクトについて、詳しくは千葉大学のホームページをご覧ください。