<スペシャル・インタビュー>
冒険ライダー・風間深志さん、ユーラシア大陸横断中!ドイツを走る風間深志さん電話インタビュー2007年7月29日
2007年6月17日の放送で番組にメッセージを送ってくれた地球元気村の大村長/冒険ライダーの風間深志さん。風間さんは、「ユーラシア大陸横断隊」として、6月15日に日本を出発し、現在、ロシアのウラジオストックからユーラシア大陸の一番西、ポルトガルのロカ岬まで、およそ1万8千キロをバイクで走破する旅を続けていて、予定では8月5日にゴールすることになっているのですが、そんな風間さんに電話でお話をうかがいました。 ●風間さーん! 元気ですかー? 風間さん「はーい! 今、朝ごはんを食べていたところ」 ●旅は順調でしょうか? 風間さん「うん。おかげさまで順調だよ。走りに走っている」 ●バイクの旅ってやっぱり楽しい? 風間さん「そうだね。全部忘れて風になっているからやっぱり楽しいね」 ●今回はバイク2台とサポート・カーで旅をされていて、主治医の方も一緒にバイクに乗っていらっしゃるそうですね。 風間さん「そうなのよ。病院の先生がいるから転んでも安心だよ」 ●今回の旅は、3年前にパリダカで足に大怪我を負った風間さんには、特別な意味のある旅なんですよね? 風間さん「そうだね。医療っていう問題を副題にして、その疑問点を解いてみようって思って、こちらの有名な病院を訪ねて歩くっていうこともやっているんですよ」 ●世界保健機構のWHOが提唱する「運動器の10年・世界運動キャンペーン」の一環で、風間さんは親善大使として回られているそうですね。 風間さん「そういうふうにお墨付きをもらって、『やってこい!』ということで、実際に体が自由に動いたりすることの幸せを本当に身にしみて感じているからさ。体が自由に動いた上で夢を手に入れたり、実行したりっていうことが素晴らしいことだと思って、旅の趣旨を感じながら走っていますよ」 ●ロシアでは最大の整形外科病院も訪問されたとうかがったんですが、どうでしたか? 風間さん「いやぁ、すごかったよ。800床もベッドがあるところに、僕と同じような治療をやっている人たちがズラリといて、本当に色々な方がいるわけですね。足とか手とか首とか色々なところを痛めて、治療を続けて頑張っている人たちがいるから、数年前の自分を見ているようなんだけど、逆にものすごくエネルギーをもらっちゃった」 ●相手に対しても「頑張って!」って言えるし、逆に「俺もこうだったなぁ。今は幸せだなぁ」って思えるんじゃないですか? 風間さん「みんな治ろうと、ものすごく前を向いているよね。で、少しでも治療経過が上向いていると、すごくいい目をしているね。輝いた目をしているね。僕も分かるんだぁ。前が見られないとうつむき加減で、寂しそうな顔をしている気持ちがね」 ●風間さんもそうでしたもんね。 風間さん「いやいや(笑)。お見舞いに来てもらったりね。ガハハハ(笑)。いや、『喉元過ぎれば熱さを忘れる』ですよ(笑)」 ●(笑)。今では、バイクでユーラシア大陸横断隊として活動されていますけど、予定通りに8月5日にはポルトガルのロカ岬に行けそうですか? 風間さん「行けそうですよ。今、ドイツのムルナウっていうところだけど、明日にはもうスイスへ行くからね。あと2週間くらいで行けそうです。もうバイクのメーターが1万4千キロになったよ」 ●すごいですね! 風間さん「毎日乗っているから肩とか首とか痛くてね(笑)。毎日乗るんだよ!」 ●でも、やっぱり風間さんはバイクに乗っているときが一番活き活きしているんじゃないですか? 風間さん「そうだね。普段、街を歩いていると変なブ男だからね(笑)」 ●(笑)。フリントストーンでは「ガハハおじさん」というあだ名がついていますよ!(笑) 風間さん「ただの『ガハハおじさん』だからね(笑)。でも、バイクに乗っていると、カッコイイんだよー!(笑)」 ●ねー!(笑) ただ、私はあまり見たことがないんですよ。 風間さん「そうだろうね。一度も見たことないかもしれないね。今度、後ろに乗りなよ!」 ●是非! 風間さん「今度はエイミーも風になって。いいねー!」 ●やったー! 今度、帰ってきたら是非、乗せてくださいね! 風間さん「はい。日本の風もたまに走ると新鮮で気持ちがいいんだろうね」 ●楽しみにしています。気をつけて旅を続けてくださいね。 風間さん「はいよ。ありがとうございました」 ●どうもありがとうございました。 風間さんには帰国後にもお話をうかがいたいと思いますので、お楽しみに。 旅の模様が写真つきで詳しくアップされている風間さんのブログと、風間さんが連載している朝日新聞のサイト「asahi.com」もご覧下さい。
・風間さんのブログ「kazama world Blog」:http://blogk.kazama-world.com/
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ユーラシア大陸横断・出発前コメント2007年6月17日
この番組ではお馴染みの、冒険ライダー/地球元気村の大村長、風間深志さんがこの度、バイクによるユーラシア大陸横断の旅に出ることになりました。この旅は、風間さんが2004年のパリダカールラリーで負った怪我を元に、運動器(骨・関節・筋肉・腱・神経など、体を支えたり、動かしたりする器官の総称)の大切さを痛感し、改めて適切な治療の重要性を多くの人にアピールしたいと考えたのがキッカケで始まったもので、「運動器の10年世界運動」の日本運営委員会・親善大使として9ヵ国を訪問するというものです。そこで先日、出発前に行なわれた記者発表会で風間さんからコメントをいただきました。 「こんばんは、風間深志です。僕はこの度、ユーラシア大陸横断隊と称しまして、地球上で一番大きな大陸であるユーラシア大陸を富山の高岡から出まして、ウラジオストックからずいーっと行きまして、ポルトガルのロカ岬っていうところまで1万8000キロ、これをバイクで走ってきます。
ということなんですが、お話にあったように、すでに風間さんを中心とした「ユーラシア大陸横断隊」は日本を出発、予定ではロシアのウラジオストックからユーラシア大陸のいちばん西、ポルトガルのロカ岬まで、およそ1万8000キロを52日間かけて横断する予定です。その間には今回の横断の趣旨でもあるロシアやヨーロッパの最先端の病院を訪問することになっています。コメントにもあったように風間さんには横断の途中、電話でご出演いただく予定になっていますので、お楽しみにしていてくださいね。 ■このほかの風間深志さんのインタビューもご覧ください。
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