2005年11月6日
C.W.ニコルさん、イギリスの名誉勲章を授与
すでにテレビや新聞などでも報じられて、ご存知の方も多いと思いますが、この番組でもお馴染みのウェールズ系日本人作家の「C.W.ニコル」さんが先日、日本と英国の関係発展に大きな貢献をされたということで、その功績が認められて、イギリスの名誉勲章を授与されました。
なにより評価されたのは、2002年に設立した「財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」を通しての、南ウェールズのアファン・アルゴード森林公園との姉妹森の締結や、子どもたちを対象にした「心の森プロジェクト」の活動などの、自然保護や環境教育活動だったわけですが、勲章を授ける叙勲式(じょくんしき)は駐日英国大使館・大使公邸で多くの友人・知人や報道関係が見守る中、行なわれました。
当日、出席したスタッフによると、グレアム・フライ駐日英国大使が、羽織袴(はおりはかま)に身を包んだニコルさんの左胸に「名誉大英勲章MBE」を着けたときには、感極まったニコルさんが涙を浮かべるといったシーンもあったそうです。
ここで、そんな「C.W.ニコル」さんの歓びの声をご紹介しましょう。式典のあとに行なわれた記者会見の第一声です。
ニコルさん「胸が熱くなってね、目も熱くなって恥ずかしかった。すみませんでした。18歳の時の友達も来てましたし、日本に初めて来てからの色々な友達がいました。武道家、海軍関係、クジラ捕り、出版関係、森の関係。
私、勲章をもらって、男の子に戻っちゃったんですよね(笑)。小さいときにビール瓶の蓋を付けて『勲章! 勲章!』って言ってましたけど(笑)、その気分です。
これから私は森の復活、それから森を通して子供達の健康と教育に英国の色々なグループと頑張っていきたいです。『頑張る』っていうのは『やる』っていうことです」
おめでとうございます。ザ・フリントストーン一同、今後のご活躍、祈念いたします。
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