2003年4月20日
エイミー&深ちゃんの日本の心、野点の心1
先日の番組終了後、冒険ライダー・地球元気村の大村長・風間深志さんとの雑談で、突然出たのが「桃の花を愛でながらの野点に行こう!」とのお誘いでした。そして数日後、我々ザ・フリントストーンは『万・茶太郎』こと“風間深志先生”がお立てになったお茶をいただいてきちゃいました! ●やってまいりました、日本の心、野点の心。ここは桃源郷というところなんですが、どの辺になるんですか? 「ここはねえ、山梨県、一望できるのが甲府盆地ですね。この辺が今の時期になるとピンクに染まってですね、桃源郷というニックネームがあるんですよ」 ●本当に見渡すかぎり、桃の木だらけ。 「ねえー。桃の木、ナントカの木、山椒の木、とかあったねえ(笑)。バーってピンクで。いいでしょう。で、いっぱい人が歩くでしょう、カメラぶら下げて。みなさんここに来てね、画板持ったりね、すごくみんな歩くわけ。ちょっと年寄りが多いですけどね、どちらかと言うとね(笑)」 ●でも、ちょうど良いハイキングコースで。そんな中で、これから私達は、風間深志先生がお点てになるお茶をいただくという。 「僕ね、名前があるんですよ。万・茶太郎と言いましてですね」 ●あっ、万先生なんですね。 「そうです。あるでしょ? お茶を点てる先生なんですね。それでお手並みを今からね。まずこれ、エイミーが持ってきたんだけど、いただかないとね」 ●はい、お茶菓子を。風間さん、バイクでどっかに行ったりするときも、やっぱりちょっとしたとこで、お茶菓子でも食べながらやってるんですか? 「最近はこの野点セットをどこに行くにも持っていくんですよ。おっ、沸いてますかね? これ、1分で沸きますからね。ねっ、小っちゃい、これ。お茶は大体、1500円以上使って欲しいですね、あまり安いの買わないように。今日はこれ、小倉山というやつですね。あのねー、俺、野点がね、茶室で素晴らしい掛け軸なんか見ながらやるより、一番いいと思う。だってね、どんな掛け軸、どんな絵よりこの自然の奥行きのダイナミックにはかなわないわけですよ。これ見ながらね、ちょっと一汗かいたところで、一服いただくとね、適当なビタミンの補給とか、水分の補給になるんですね」 「どうぞ!」 ●いただきます。お点前、頂戴いたします。 「もうね、桃源郷の味ですからね。いかが? いける?」 ●・・・大変結構でございます。いけますね。万先生、さすがでございますね。 「ガハハハ(拍手)。うまかった? うまいでしょー? だって、号がついてるんだもん、万茶太郎って(笑)」 ●では、お返しに、わたくしが先生に点てさせていただいて。 「おっ、やってくれる? 俺、初めてだよ、人にやってもらうのは」 ●でもこれ、アウトドアキットがちゃんと出てるんですね。これいいなあ、私も欲しいなあ。 「そう、某M社からね。3800円。これ、いいですよ、なかなか。それからこの、耳掻きみたいなやつね、二つ折りになってる。でもこれだけで、非常に優雅な気分になれるのがいいね」 ★ ★ ★
●では、どうぞ。 「いただきまーす。・・・いや! うまい! エイミー、やっぱりやってるんですね?」 ●小学校の頃、やってたんですよ。 「どうりでうまいと思ったよ!」 ●億・・・茶子と呼んでくれますか?(笑) 「ガハハハ(笑)万の上の、億ね。億茶子さん! いいねー。それ、色紙に書いてもらおうかな? 茶の心をね」 ●(笑)。 「この、なんつーかなあ、桃の花のね、ピンクに染まる桃源郷にくるとね、なんかここからが1年の始まりのような気がするんだよ、いつも。今年もやるぞー!っていう感じをね、ここから感じるんですよね。春の芽吹きね、全てが芽吹いてくでしょ? 人がにぎやかに来始めて、躍動感が出て来て。今年も素晴らしい旅をしたいと思うんですけど、ぜひ、お茶を持ってですね、いろいろ、あちこち、ご一緒してやりましょう」 ●あっ、この『エイミー、深ちゃんの日本の心・野点の心』シリーズ化ですか? 「ゲストがエイミーですからね。ホストが僕ですから。今日は出ませんでしたけど、必ず俳句を読むようにしますんで」 ●分かりました! じゃ、次回から、万先生の俳句も楽しみにしておりますので。今日は、大変結構なお点前、どうもありがとうございました。 「いえ、かたじけない。どうも(笑)」
突然のお誘いから始まった『エイミー&深ちゃんの日本の心・野点の心シリーズ』。このシリーズは風間さん仕切りということで、次回の開催は未定。突然入る予定の風間さんからの連絡を受けて決まるので、その時、またお届けしたいと思います。 『エイミー&深ちゃんの日本の心、野点の心』第2回目はこちら!
■このほかの風間深志さんのインタビューもご覧ください。
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