2009年12月27日
島系環境ライター・有川美紀子さん
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●有川さーん!
「はーい。こんばんは。」
●1ヶ月ぶりでーす。
「エイミーさん大変なんです! 出たんです!」
●何が出たんですか? お化けか何かが出たんですか?(笑)
「(笑)。12月3日に今年初めてのザトウクジラが確認されました。」
●すごい!
「これからいよいよ、こちらではクジラのシーズンとなります。」
●有川さんは、もう見ましたか?
「残念ながら、まだ見ていません。」
●出たのは確認できたけど、まだ見てないんですね。
「はい。残念ながら、まだ見れていないんですよ。あと、毎年、年末年始に母島で行なわれているイベントをご紹介しようと思います。」
●はい、お願いします。
「1月1日の明け方、4時半スタートで、島の最南端にある『小富士』という小さい山があるのですが、そこで島の方たちと一緒に行って、初日の出を見るというイベントが行なわれます。
『母島歩こう会』という会がありまして、その会員の方が一緒に行ってくださって、約30分ぐらい遊歩道を歩きながら、最後に初日の出を見るということなんですね。だから、暗闇の中で森を歩きながら、たどり着いたら初日の出という感じですね。」
●それはちょっとスリリングな感じがしますね(笑)。
「そうですね(笑)。で、母島は日本で、人が住んでいる場所では、1番早く初日の出が見られる場所なんですよ。」
●そうなんですか。楽しみですね。
「しかも、数年前には、この初日の出のイベントの最中に、日の出とともにクジラがジャンプをする様子が見れたみたいなんですよ。」
●そんなドラマチックなシチュエーションを見たいですね!
「来年はそんなシーンに出会えたらいいなって思います。」
●それが元旦のイベントですね?
「そうですね。そして、朝10時からは、脇浜なぎさ海岸で海開きが行なわれます。」
●早っ!(笑)
「そうなんです(笑)。日本一早い海開きなんですけど、このイベントでは、冬ですけど、カキ氷の無料サービスがあります。」
●寒そう(笑)。
「いや、寒くないんですよ(笑)。あと、小笠原ならではの、漁業で認められているカメ漁があるんですけど、カメの煮込みの無料サービスもあるんですね。」
●この時期は小笠原に絶対にいたほうがいいですね。
「いたほうがいいですよね。しかも、この時期には“おがさわら丸”という唯一の交通機関の船が、頑張って折り返し便を行なっていまして、もしこの放送を聞いて行きたくなったら、29日に船が出ますので、そのときに乗っていただければ、元旦に間に合います。」
●それじゃあ、この放送が終わったらすぐ寝て、明日早起きして、申し込んで、29日には出発してくれればいいんですね。
「はい。そうすれば一緒に初日の出を見ることができるので、是非お越しください。」
●私も行きたいんですが、ちょっと無理そうなので、代わりに有川さんがしっかりと目に焼き付けて、また来月レポートをしていただければと思います。
「わかりました(笑)。今お話したのは全て母島のお話なんですが、父島でもカウントダウンとか色々なイベントがありまして、両方ともそれぞれの観光協会のホームページに詳しい情報が載っています。」
●是非みなさんも、ホームページをチェックして、おでかけください。有川さんありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
「はい。よろしくお願いします。」