2001.12.23放送 薬丸裕英(ヤクマル・ヒロヒデ)さんを迎えて 元シブガキ隊のヤックンこと薬丸さんは、今では「はなまるマーケット」ですっかり朝の顔になっています。結婚してから12年。その間、4人の子宝に恵まれ、幸せな家族を築きました。そんな人生を振り返る本「薬丸式・幸福家族の処方箋」が、小学館から出版されたばかり。「我が家は平成に暮らす昭和の家族」と、父親の権威を保ちつつ、「これからの時代は家事を分担するのは当たり前」と、主夫としても働くヤックン。そんな薬丸さんは相当な健康オタクだったんです。今週の番組はさながら「薬丸博士の健康講座」のようになりました。 「薬丸式・幸福家族の処方箋」を読むと、ここまで健康オタクだったのかと驚かされるんですが・・・。 『健康に限らず何でも凝り性なんですね。何でもためしてみるっていう。だから今まで自分がやってきた健康法で続いているものもあれば、やめちゃったものもあります。今僕が是非お薦めしたいのは“マイナス・イオン”ですね。芸能界のマイナス・イオン博士と。ホントの博士はたくさんいますから、あくまでも芸能界内の博士ですけど。なぜ、僕がここまでマイナス・イオンにこだわるかというと、今までの健康法って、物を買ってください、とか、固形物を口から入れたり、とか、そういうことがあったんですけど、マイナス・イオンというのは自然と発生する空気中のビタミンですから。科学的なことを言うと細かくなってしまうので割愛させていただきますけど、子育てとかにも関係していると思って、子供たちにも勧めているんです。というのは、きれやすい子供ができてる。これホントにプラス・イオンが多いんですよ。人間だれしも、どんなにとがった人でも、どんなに突っ張っていても、滝の下とか、川のせせらぎの流れのところに連れてったら、フッと絶対安らぐんですよね。あんまり川の近くで突っ張ってるやつ見たことないですから。僕ね、ある大学の先生のところで話を聞いたことがあるんです。マイナス・イオンっていうものが体にいい効果をもたらしているんだと。だからいろんなブームがあったと思いますけど、絶対2001年から2002年にかけてマイナス・イオン・ブームはかなり来ますね。』 この番組で以前、炭に注目したことがあって、“備長炭プクプク装置”というものを取り上げたことがあるんです。(SPOKEN WORDS参照)備長炭の効能プラス、マイナス・イオンの効能を兼ね備えたもので、水をプクプクはじかせてマイナス・イオンを出しつつ備長炭で空気を清浄して、植物なんかを飾るとデコレーションにもなるというものなんですけど。 『へぇー。ウチ、備長炭プクプク装置はないですけれども、マイナス・イオン発生器というのはあるんですよ。これ、ちょっと高価なものなんですが、マイナス・イオンを機械が出してくれるんです。それとか、マットのように敷いて、そこからマイナス・イオンを出して腰痛とかを取るというものも購入しました。あと、ドライヤーとか、入浴剤もあるし、携帯カイロもあります。』 じゃぁ、シャワーヘッドとかも? 『シャワーヘッドはいらないんですよ。あのシャワーがそのままですから。皆さんにお薦めしたいのは、僕がやってることなんですけど、シャワーをそのまま湯船にバーッと。よく乾燥したときに蒸気を出すためにやりますよね。あれ、そのままマイナス・イオンなんです。で、換気扇を付けてください。換気扇を付ける。湯船にシャワーを当てる。蒸気が出る。ここでもうマイナス・イオンがでる。身体中マイナス・イオンに包まれてるわけですよ。だから、子供たちも僕がやるから、わけわからず湯船にシャワーを当ててますよ。』 知らず知らずのうちにお子さんはマイナス・イオンを浴びてると。 『そうです。だから水まきもさせますし、マイナス・イオン出てますから。洗い物をするときも水を出して、ちょっと水道代がかかるなぁと思っても、そこでマイナス・イオンを浴びながらコップを洗う、お箸を洗う。』 じゃぁ、薬丸さんが主夫として洗い物をしたりするのは、自分の健康を考えてマイナス・イオンを得るためだったんですね? 『マイナス・イオンは後付けです。洗い物とか、基本的にそういうのが好きなんです、僕は。でも、やっぱり僕はマイナス・イオン博士を自負してたなぁと思うのは掃除は好きなんですけど、その中でも水周りが特に好きなんです。シンク、トイレ、お風呂。これ以外、掃除機かけたりとかはあまりしないんですよ。この3つ、水周り関係は昔から非常に好きだったんですね。前世はマイナス・イオンだったのかもしれない、僕は。あの、リスナーの皆さんもですね、お金を出して買ってくださいとは言いません。シャワーとお風呂、それに換気扇。これだけでいいんですから。ホント、イライラした時なんか絶対いいです。特に我々みたいな仕事してると、常に見られているという意識があるから、お酒を飲んで発散するとかってできないんですよ。だから僕はどうしてもマイナス・イオンに頼っちゃいますね。』 ミスター・マイナス・イオンの薬丸さん、食べ物にも気を遣ってらっしゃいます。ヨーグルト、納豆、緑茶。この3つを積極的に取るようにしているとか。 『この3つは健康トライアングルですね。』 納豆をカレーにも入れるとか? 『カレー、ミートソース、お味噌汁。ウチはなんにでも。ウドンにも入れますし、おそば、パスタ。不思議ですか?』 いや、パスタとかはわかるんですけど、カレーに納豆? 『カレー納豆はねぇ、食べるとはまるんですね。芸能界で一応僕、納豆党首といわれてるんです。副党首が中山秀征なんですけど、ヒデちゃんもやってますね。何人かいますよ。隠れ納豆カレー・ファンが。で、納豆は夜食べるのがいいんですね。血栓の予防になるんです。血管の中の老廃物を除去してくれる効果が納豆キナーゼにはあるんですけど、この納豆キナーゼは6~8時間たつと効き目が表れるんです。朝食べてると、どうしても活動してますから、活性酸素は作られていっちゃうんです。だから就寝中、寝る前に食べて、寝ているあいだに活性酸素が除去されるという、素晴らしいことなんです。夜、納豆。』 健康そのものという感じの薬丸さんですが、実は脂肪肝? 『そうなんですよ。だから非常に信憑性がないんですけど。人間ドックに入ったときにわかったんですけど、僕、そんなに脂っこいものも食べてないし、気を遣ってるのに、何で?って聞いたんですよ、先生に。これは、食生活だけではないと。脂肪肝というのは過度のストレスもあるんだと。 これですね、「はなまるマーケット」を楽にやってると、皆さん思われてますけど、なんか、おいしいまずいとか、ゲストの話聞いてクイズでママダスとか言ってりゃいい、楽な仕事だよねとか、友達にも言われるんですよ。でも生放送なわけですよね。これはね、非常に見えないプレッシャーがかかってて、ものすごく気を遣いながらしゃべってるんですよ。やってるときは楽しいですけど、終わるとぐったりするんですね。だから僕の脂肪肝はストレスだと思いますね。』 いくらミスター・マイナス・イオンでも取りきれないストレスというのが。 『だから僕がずーっとマイナス・イオンにつかってれば、脂肪肝にはならないと思います。だからなるべくマイナス・イオンに触れるようにと、必ず携帯カイロを持ち歩いてるし、楽屋には加湿器。だから時間があれば皆さん自然の中に行かれることをお薦めしますよ。テーマ・パークもいいと思いますけど、自然に触れて、川のせせらぎとか、緑の中のフィトンチッドだとか、そういうものを浴びて。気持ちいいじゃないですか、深呼吸するだけでも。リフレッシュできますよね。心をリラックスさせるのが健康の第1歩。何でも気の持ちようですよね。』 さて、今後の抱負というか・・・? 『すごく仕事の面では充実してるんですね。だから現状維持ですね。多く望むとどこかに負担がかかってきますし、無くなると寂しいし、現状維持というのは難しいですけど、これからはずっとキープ。上を見るときりがないし。』 4人のお子さんと奥さんに囲まれて“平成に生きる昭和の家族”を作り上げた薬丸さん。これからも優しさを伴った父権の回復のお手本になってくれると思います。 薬丸裕英さんの著書紹介 『薬丸式・幸福家族の処方箋』 小学館/本体価格1,300円 絶賛発売中 薬丸さんの半生を振り返った、とても読みやすいエッセイ集。少年時代、アイドル時代、結婚、人生の転機、そして健康法、家族のことなどを綴っています。 最初に戻る ON AIR曲目へ ゲスト・トークのリストへ ザ・フリントストーンのホームへ photos Copyright (C) 1992-2001 Kenji Kurihara All Rights Reserved. |