2007年1月21日

WWFジャパン・小西雅子さんを迎え 映画『不都合な真実』を考える

今週のベイエフエム/ザ・フリントストーンのゲストは小西雅子さんです。
映画『不都合な真実』
映画『不都合な真実』1月20日(土)TOHOシネマズ六本木ヒルズ・日劇3ほか全国ロードショー
配給:UIP映画

 1月20日から一般公開されたドキュメンタリー映画『不都合な真実』。この映画は地球温暖化の衝撃的な事実をリアルに伝える映画として大変話題になっていますが、その事実を出演者として伝えているのがアメリカの元副大統領「アル・ゴア」さんということで、一層注目を集めています。実は「アル・ゴア」さんは1960年代から環境問題に強く関心を持ち、温暖化によって引き起こされる数々の問題に心を痛めていたそうです。そこで彼は人々の意識を変えるために、温暖化問題に関するスライド講演を始め、世界中を回って、地球と人類の危機を訴えてきました。その講演が評判となり、真摯でユーモラスな語り口に共感した映画製作者が「アル・ゴア」さんを主人公にしたドキュメンタリー映画を作ったということなんです。
 こうして出来上がった映画『不都合な真実』は、温暖化の数々のデータや事実をスライドで見せながら説明する講演のシーンが中心となっているんですが、そこで明かされる驚愕の事実に唖然とします。さらに「アル・ゴア」さんの生き様もかいま見られる内容になっていて、去年すでに公開されたアメリカではドキュメンタリー映画史上、記録的な大ヒット作品となっています。
 今週はそんな映画『不都合な真実』にスポットを当てます。ゲストは(財)世界自然保護基金ジャパン/WWFジャパンの気候変動担当オフィサー「小西雅子」さんです。「小西」さんは昨年11月にケニアで開催された、地球温暖化防止のためのナイロビ会議にも参加された温暖化問題の専門家なんですが、そんな「小西」さんから見た『不都合な真実』の評価や、ナイロビ会議の結果を分かりやすく解説していただきます。また、アメリカの元副大統領「アル・ゴア」さんのコメントもご紹介する他、国内外のアーティストによる映画の推薦コメントなどもお届けします。

この映画をキッカケに、
温暖化対策を世界的ムーブメントに<アル・ゴア>

 映画『不都合な真実』の出演者である「アル・ゴア」さんが、日本での一般公開に先立ち急遽来日し、1月15日に「有楽町・朝日ホール」で開催されたジャパン・プレミアで上映前に舞台挨拶を行ないました。まずはその時の模様お送りします。

アル・ゴアさん

アル・ゴアさん「アメリカも京都議定書に批准し、リーダーシップを取るべきだということは痛感している。しかし、この映画を観ていただければ、他の国々同様、アメリカ国内でも明るい兆しが観られることがわかっていただけるだろう。この危機的問題に対する様々な解決策は揃っている。唯一足りないのは、行動しようという意志だけだ。しかし“行動しようという意志”は再生可能な資源だと考えている。最後に、この度会場に来て下さった皆さんに感謝を述べると共に、この映画を観る際は、眼と耳を傾けるだけではなく、心で受け止め、この大きな挑戦を成功させるための解決策という世界的なムーブメントの一員となっていただきたい」

こう語った「アル・ゴア」さんはこんなことも話しています。

アル・ゴアさん「もし子供が熱を出したらお医者さんに連れていき、先生のアドバイスを聞くのと同じように、地球という星が熱を出している今、専門家のアドバイス通り、熱の原因となっている大気汚染を止めなければならない」

という、非常に分かりやすい例え話をしてくれたんですが、そんな「ゴア」さんの映画『不都合な真実』は各界からも注目を集めていて、音楽界も例外ではありません。世界的に有名なカナダのシンガー「マイケル・ブーブレ」さんはこう語っています。

映画『不都合な真実』1シーン
映画『不都合な真実』1シーン

マイケル・ブーブレさん「今、僕が一番尊敬しているのはアル・ゴアだよ。彼はこの活動を最近始めたわけじゃなく、もう10年から15年に渡ってやってきているんだ。それも押しつけがましいやり方ではなく、彼は人々が自分たちで判断できるよう、ただ淡々と真実を述べているだけなんだ。でも彼が人々にどんな影響を及ぼしているのかは手に取るように明らかで、みんなが避けてきたものに目を向けさせているんだ。誰だってこの地球が危機に直面しているなんて知りたくないし、オゾンホールのことや化石燃料が無くなりかけているなんて暗い話は聞きたくもないと思う。でも誰かが真実を知らせなければならない。アル・ゴアが勇気を持ってそれをやり続けていることはすごいと思うよ。しかも確か、元々は彼がコンベンションを開いたことがきっかけだったはずなんだよね。ただスクリーンを使って人々が知らされていない真実、世界で起こっている現実を語ってきたんだ。実は僕はこれが大げさなナレーション付きのハリウッド映画になるんだと思っていたんだよね。でもそうではなく、ただアル・ゴアが淡々と話しているだけなんだ。聞いた話では、以前ゴアはスライドを使ってカチャ、カチャってやっていたらしいんだけど、何度か写真の順番にミスがあったらしいんだよね(笑)。それで奥さんから『コンピューターを使ったら?』って提案されて、今ではコンピューターを使って作業がスムーズに行なわれるようになったみたいなんだけど、メッセージはとてもはっきりと届けられているんじゃないかな。
 おもしろいことは、彼が大統領選に出た時、民衆は彼はカリスマ性に欠けるし、面白味もない、つまらないヤツだって言っていたんだ。でも今では映画のスターなんだ。なぜなら彼は実はとても面白いし、カリスマ的な存在で、しっかりとした意識を持った心の広い人間だからなんだ。そして今みんながようやくそんな彼の真の姿に気がつき始めたんだ。きっと多くのアメリカ人は大統領選でゴアに1票入れれば良かったって後悔しているんじゃないかな(笑)。とにかくこの映画はすごく怖いけど、素晴らしい映画だよ。僕が今年観た映画の中では一番怖い映画だけどね」

 去年来日した際、この映画について熱く語ってくれた「マイケル・ブーブレ」さんですが、確かに映画を観て、大統領選で「アル・ゴア」に投票すれば良かったと感じているアメリカ人も少なくないかもしれません。
 さて、日本国内でも話題になっているこの映画、ここで、ミュージシャン「GAKU-MC」さんからのコメントをご紹介しましょう。

GAKU-MCさん「今回、『不都合な真実』を試写会で見てまいりました。僕は今、ap bankのことをしゃべったり、ap bankに参加しながら環境のことについて、自分でも勉強して日々過ごしているわけなんですけど、頭では地球が大変なことになっているというのを理解しているつもりではいますが、その実情がどのくらい深いところにいっているのかというのは曖昧なまま、ここまできてしまったなぁという気がしています。この映画を見て僕が思ったことが、アル・ゴアさんが非常にウィットに富んだトークで観客を笑わせながら、なおかつ僕らに数字を突きつけて色々なことを伝えていくという手法をとっていて、非常に分かりやすくできております。約2時間のこの映画で僕らが色々なことを考えるきっかけになるのではないかなと思って、チャンスがある方は是非、見てみるといいんじゃないかなと思います。僕は非常に面白く見ることができました。ありがとうございました」

 「GAKU-MC」さんのお話に出てきた「ap bank」とは、2003年に「小林武史」さん、「桜井和寿」さん、そして「Artists' Power」の発起人でもある「坂本龍一」さんの3人が、可能性のある、新しい未来を作ろうとしている環境プロジェクトに融資を行なう目的で設立された団体なんですが、日本の音楽界でもどんどん環境に関心が集まっている表われといえそうです。

「ナイロビ会議」によって一歩前進した温暖化対策

 ここからは、昨年11月にケニアで開催された、地球温暖化防止のためのナイロビ会議にも参加された温暖化問題の専門家でもある(財)世界自然保護基金ジャパン/WWFジャパンの気候変動担当オフィサー「小西雅子」さんにお話をうかがっていきたいと思います。

小西雅子さん

●1月20日(土)からドキュメンタリー映画『不都合な真実』が一般公開されたわけですが、「小西」さんはご覧になられましたか?

小西さん「はい。見ました」

●この映画ってすごく細かいデータとかも入っているじゃないですか。専門家から見て、『不都合な真実』は信じていい映画ですか?

小西さん「ええ、そうですね。現在の世界の科学の中で最も信頼できる最新のデータを使っているんですね。最初に映画を観たときの印象が『すごい! これは信頼できる!』っていう印象でした」

●やらせが入っているハリウッド映画ではないんですね。

小西さん「全然違いますね。きちっとしたドキュメンタリーで、しかも私達が見ても『あ、こんな人が出ている!』って驚くくらい最先端の人達のデータを使って、しかも、ゴアさんが大学時代に自分が受けた授業で初めて温暖化に興味を持ったっていう、その教授が温暖化の黎明期に温暖化そのものを発見したという先生なんですね」

●じゃあ、「ゴアさん環境活動やっているっぽいけど、演出なんじゃないの?」っていうのは違うんですね。

小西さん「全然違います。もともとのところからしっかりした、一番ちゃんとした人に習って、そこから興味を持ってきているっていうのが最初の印象なんですね」

●私も『不都合な真実』を見せていただいて、あれが本当だとしたなら、なぜアメリカは京都議定書を無視しているんだろうなってことがすごく気になってしまったんですけど、実は去年11月6日から17日までケニアのナイロビで、地球温暖化の対策について話し合う、通称「ナイロビ会議」というのが開催され、「小西」さんも行かれたそうですが、この「ナイロビ会議」というのは正式には第2回京都議定書締約国会議と第12回国連気候変動枠組条約締約国会議の2つを示すものですが、この2つの違いを分かりやすくご説明いただけますか?

小西さん「一言で言うと、アメリカ、オーストラリアが参加しているのが条約の方で、参加していないのが京都議定書の方なんですね。で、もともと国際交渉っていうのは、最初に『温暖化対策をしましょう!』と世界で決まった条約ができて、その後にやはり自主的な努力だけではダメだということで、法的に拘束力のある形できちっと数字目標を持ってやりましょうというのがその後に出来てくるものなんですね。ですので、気候変動枠組条約が親で、そこから生まれたのが京都議定書会議なんです。でも、そのときにご存知のようにアメリカとオーストラリアが抜けてしまったので、それで2つの会議が並行して行なわれるようになったんですね」

●ややこしくなってしまったわけですね。今回はどんな論争が一番白熱したんですか?

小西さん「京都議定書に参加している国の中でも、先進国と途上国の溝が非常に深いんですね。で、もちろん途上国側は、もともと歴史的に温暖化を引き起こしているのは先進国の責任なんだから、先進国だけがやるべきだって言って、今は先進国だけが持っているんですけど、実は途上国っていっても、例えば中国やインドのように急速に経済発展をして、中国なんて2009年か2010年にはアメリカを抜いて、世界第1位の排出国になってしまうというような無視できない状態にきているんですね。そういう国からツバルのような小さな南太平洋の島々とか、ネパールのようなまだ開発されていない国も温暖化の影響を非常に受けてしまっていて、だけど経済力はないというように色々な国があるんですね。だから、先進国の気持ちとしてはもちろんそういう低開発の途上国は何も責任を負えないのは当然だけど、中国やインド、あるいはOECD(経済協力開発機構)の加盟国である韓国やメキシコとかは、当然、何らかの義務を負っていいんじゃないかと。でないと、温暖化対策って実際には効力がないでしょっていうところで思いっきり争ったんですね。
 今回の焦点は京都議定書で世界全体で90年に比べて5.2%減らしましょうっていうのは決まっているんですね。で、その約束期間っていうのがありまして、2008年から2012年なんですけど、実はその後、2013年以降はどうするかというのが決まっていないんですね。だから、それがきっちり続くっていうことを示さないといけないので、それをどういう枠組でしましょうかっていうのが一番の焦点だったんです。やっぱり、こういった国際会議ではすぐに何かが決まるっていうことはないんですね。まず、人間って締め切りがないと何もできませんよね。だから、締め切りを決めて、そこに向ける話し合いのプロセスを決めるっていうところが一番大事なんですね。今回、それが割ときちっと決まったんです。2008年に京都議定書を含めた全ての枠組を見直しましょう。見直すっていうことは、2013年以降どういうものを作るかをそこでやっと話し合うことができるということなんですね。で、その話し合いのプロセスが今年3回行なわれるっていうことが決まりましたので、そこが今回の一番の成果だと思います」

●色々あるけれども、一歩前進はしたんですね。

小西さん「そうですね。ただ、温暖化に追いつかないスピードではあるんですけど、でもやっぱり世界150カ国以上が一緒になって動く協定ってこれ1つですからね。その意味では大きいと思います」

娯楽映画としても上質な映画『不都合な真実』

小西雅子さん

●去年、地球温暖化防止のための「ナイロビ会議」が行なわれたわけですが、私達の生活には動きがそんなに見えてこないじゃないですか。そんな中で、今回の「ナイロビ会議」ですごく注目された講義があって、その講義っていうのが世界銀行の元副総裁で、現イギリス政府特別顧問の「ニコラス・スタン」氏の「スタン・レビュー」というものがあったとうかがったんですが、この「スタン・レビュー」について簡単に教えていただけますか?

小西さん「世界銀行の元チーフ・エコノミストで現在、イギリス政府の一番経済的な特別顧問なんですね。その方が始めて、経済学から見た気候変動の影響というものを発表したのが、スタン・レビューなんです。要は一言で言いますと、このまま対策も何もしないで温暖化を放っておくと、いずれGDP(国内総生産)の20%に達するような被害額に達すると。でも今、対策を行なうと、GDPの1%から2%の額で済むと。だから、経済学的に見てこのまま放っておくと、大変な費用になるけれども、今、対策したほうが経済的だよっていうことを訴えたんですね」

●早めに対策したほうが、損害は少ないよっていうことなんですね。

小西さん「そうなんです。というのは、今対策するっていうことに対して、アメリカとかは経済的な負担が嫌だって言っていますよね。そういった声が多くてなかなか対策が進まないので、今対策したほうが安いっていうことがスタン・レビューなんです。
 今年、IPCCといいまして、世界の温暖化の、権威ある国連の科学機関があるんですけど、そのIPCCが第4次報告書っていうのを出すんですね。で、その中で、影響が非常に多く世界中で出ていて、実は今、温暖化と共存している時代で、これから非常に影響が大きくなっていくっていう内容が出るんですけど、それにスタン・レビューを合わせた2つがこれからの温暖化の世界では大きなキーになると思います」

●そんな「スタン・レビュー」とともに、日本では昨日から『不都合な真実』が公開されたということで、それだけ危機的状況であるんだなっていうことを感じてしまうんですけど、「小西」さんご自身がこの『不都合な真実』をご覧になって、データ的には専門家から見ても信頼できるものだって先ほどおっしゃっていましたが、実は「小西」さん達も知らなかったデータとかもあったそうですね。

小西さん「ええ。やっぱり政治的に手に入りにくいデータっていうのがあるんですね。それをゴアさんが圧力をかけて、公表させたりっていう場面もあるんですよ。我々的には『おぉ! これが出てきた!』みたいなところもあって(笑)、『すごい!』って驚きましたね」

●やっぱり、伊達に元副大統領じゃないぞっていう感じですね。

小西さん「そうなんです。ご自分のキャリアと持てる力を全て注ぎ込んでいるっていうのが映画に出ているんですよ。そして、行動力も素晴らしいですよね。人間ゴアの生き様に感銘を受けましたね。そして、すごく上質な娯楽映画だとも思ったんですね。というのは、温暖化って大上段に振りかざして『さぁ、勉強してください!』っていっても、結構ひきますよね。ではなくて、人間ゴアの生き様が出ていて、胸に迫るものがあるんですよ。フロリダの大統領選で負けてすごく挫折した中から、自分にできることは何かと考えたときに、地球市民のために昔から追いかけてきたこのことを世界に広める役目だって立ち上がって、1人で世界各地の空港を廻りながら行くっていう、胸に迫るものがあって、そういったところを興味持って見て、その後で『温暖化ってすごく深刻だったんだな』っていうことに気づくと思うんですね。なので、是非とも温暖化とかに興味がなくても、そういった意味でデートでもご家族とでも見ていただきたいなと思います」

●映画の中での「小西」さん的な注目すべきシーンを教えていただけますか?

小西さん「アニメとか色々使って分かりやすくしているんですけど、私がみなさんに一番見ていただきたいなと思ったのは、まだ『温暖化って単に自然の流れだよ』っておっしゃる方がいらっしゃるんですけど、ゴアさんが過去2000年か3000年のデータを示して、その後の伸びをご自分がクレーンを使って上がって、『これだけ伸びて、人間活動とこれだけ合っていて、どこが人間活動じゃないのかな?』ってユーモラスに言うところがあって、会場がすごく沸く場面があるんですけど、そのシーンがすごくインパクトあるので、そのシーンを是非見ていただきたいですね(笑)」

●「ゴア」さんがクレーンでギュンとなるシーンを皆さんも期待してご覧下さい(笑)。

温暖化の緊急性を訴える映画

映画『不都合な真実』1シーン
映画『不都合な真実』1シーン

●「ゴア」さんは落ちるべくして大統領にはならなかったんだな、もっと大きな使命があったんだなって感じさせてくれる映画が『不都合な真実』なんですが、見ていると本当に怖いですよね。

小西さん「そうなんですよ。日本にいると感じないんですけど、それは経済力でカヴァーしているっていう面も大きいので、それが途上国へ行くと、どれほど深刻に、自分の家をすでに奪われている人達がたくさんいるっていう現実。すごく緊急に行なわないと、温暖化って怖いところは、徐々に暖まっていって、ある一定値を越えると、一気に加速して後戻りできなくなるんですね。だから、そこにいかないと目が覚めないっていうんじゃなくて、今、非常に深刻で緊急性のある問題なんだっていうことを、訴えるにはいい映画ですよね」

●そうですね。アメリカの視点で見ているので、日本で見ていると規模が分からなかったりするので、WWFジャパンさんが似たようなシミュレーションを日本を使ってやっていただけると、日本に住んでいる私達にとってさらにリアルに伝わってくると思うんですけど、その辺はいかがですか?

小西さん「日本の研究者も色々出していますので、また機会があれば是非やりたいと思います」

●今後、WWFジャパンとしても色々な取り組みがまだまだ続くと思うんですけど、2007年の取り組みにはどんなものがあるんですか?

小西さん「皆さんがこういった映画を見たりとかして、危機感を持っていただいて、それで日本の現状、日本って実は京都議定書で6%減と約束していますけど、一番最初の予定からは8.2%増えてしまっているんですね。つまり、全然減らすことができていないから、本当に減らすためにはある程度痛みを伴ったことが必要ですので、それを『必要なんだ!』って声を上げて、政治を動かしていけるような仕組みを作るのが今年の私達の活動です」

●この番組でも今後ずっと、WWFジャパンをはじめとした方々に協力していただきながら、現状を報告していきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。

小西さん「こちらこそ、よろしくお願いします」

●今日はどうもありがとうございました。

■このほかのWWFジャパンのインタビューもご覧ください。

このページのトップへ

■アメリカ元副大統領「アル・ゴア」さん主演の
 ドキュメンタリー映画『不都合な真実』

 長年、温暖化問題に心を痛めていた「ゴア」氏が、温暖化の数々のデータや事実をスライドで見せながら説明する講演のシーンを中心として構成されているドキュメンタリー映画。アメリカではすでに去年公開され、ドキュメンタリー映画史上記録的な大ヒット作品となっている。そんな映画『不都合な真実』が1月20日(土)からTOHOシネマズ六本木ヒルズ、日劇3ほか、全国でロードショー公開中!(配給:UIP映画)

『不都合な真実』公式HPhttp://www.futsugou.jp/

■「WWFジャパン」情報

 「(財)世界自然保護基金ジャパン/WWFジャパン」では活動をサポートして下さる会員を随時募集しています。
 会費は、ひと月500円から。会員になると、会報やパンダショップのカタログなどが送られてきます。詳しくは「WWFジャパン」のホームページをご覧下さい。
 また、「WWFジャパン」のホームページには地球温暖化の現状や昨年11月にケニアで開催された地球温暖化防止のためのナイロビ会議の結果などもしっかりアップされているので、こちらもぜひご覧ください。

・「WWFジャパン」公式HPhttp://www.wwf.or.jp/

このページのトップへ

オープニング・テーマ曲
「ACOUSTIC HIGHWAY / CRAIG CHAQUICO」

M1. EMERGENCY ON PLANET EARTH / JAMIROQUAI

M2. to U / BANK BAND with SALYU

M3. THE EARTH IS / AIR SUPPLY

ザ・フリントストーン・インフォメーション・テーマ曲
「THE CARRIAGE ROAD / JIM CHAPPELL」

M4. 脈動変光星 / PSALM

M5. FRESH WIND / ORLEANS

M6. ONE (Funky Tweak barefoot on the sand version) / SAKURA

M7. I NEED TO WAKE UP / MELISSA ETHERIDGE

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」
このページのトップへ

新着情報へ  今週のゲストトークへ  今までのゲストトーク・リストへ  イベント情報へ
今後の放送予定へ  地球の雑学へ  リンク集へ  ジジクリ写真館へ 

番組へのご意見・ご感想をメールでお寄せください。お待ちしています。

Copyright © UNITED PROJECTS LTD. All Rights Reserved.
photos Copyright © 1992-2007 Kenji Kurihara All Rights Reserved.