2014年5月31日

長澤ゆき 初めてのキャンプ体験 第2弾!
~シェルパ斉藤さんと “犬連れ”トレッキング~

シェルパ斉藤さん

 今回は“長澤ゆき 初めてのキャンプ体験リポート”の第2弾をお送りします。前回は、バックパッカー、そして紀行家のシェルパ斉藤さんの八ヶ岳・南麓にあるご自宅のフィールドで、テント設営、焚き火用の枝集めや火起こし、アウトドア・クッキング、さらに焚き火トークキャンプを行なった体験リポートをお送りしましたが、今回はキャンプ・サイトをベースに、斉藤さんオススメの近くの山までトレッキング、それも斉藤さんの愛犬で、黒ラブの“千歩(せんぽ)”ちゃんを供なっての山歩きの模様をお送りします。

景色が最高! 飯盛山!

●斉藤さん、おはようございます!

「おはようございます。初めてテントに泊まってみて、どうでしたか?」

●床が予想以上にフカフカで、寝起きが悪い私でもすごくスッキリと起きられました! それに、起きたときに鳥の鳴き声が聴こえたりして、すごくよかったです。

「テントだと外に出なくても周りの音が聴こえるのがすごく楽しいので、僕も、起きてるんだけど、テントの中で寝袋に包まれながら、ぼーっとしているのが好きですね。」

●それだけでも幸せな気持ちになれますよね。それで、今日なんですけど、この後どうしますか?

「今日は素晴らしい天気なので、とっておきのところに“歩いて行きたい”と思います。僕は、ゲストが来たときによく連れていくハイキング・コースがあるんです。そこは難しくなく、子供でも歩けるところですし、犬連れでも行けるところなんですね。頂上まで歩いて50分ぐらいで、今日みたいなすごくいい天気だと眺めがすごくいいはずなので、絶対に満足していただけると思います!」

●登山口までは車で行って、そこからは歩きですよね?

「そうです。そこまでの道のりまでもすごく眺めがいいので、それだけでも楽しめますよ。」

●ちなみに、なんという名前の山なんですか?

「“飯盛山(めしもりやま)”といいます。なぜそういった名前が付いたのかは、行けば分かります。」

●分かりました! では早速行きましょう!

※車で登山口まで移動してきました。

●というわけで、私たちは野辺山(のべやま)高原・平沢峠にある登山口まで来ました。

「ここは『登らなくても、ここを見るだけでもいいんじゃないか』と思えるほど、気持ちいいところなんですよね。ちなみに、ここは“分水嶺”なんです。南側は太平洋へ流れていって、北側は日本海へ流れていきます。」

●そうなんですね!

「ここで雨が降ると、どっちに流れていくか、長い旅の分かれ目となるわけですね。
 それでは、ここから飯盛山に向けて登っていきますが、今僕たちがいるところは1,450メートルで、飯盛山はどのぐらいまで登るのか忘れるぐらいの大した山じゃないです(笑)。だから、さっきから見ていると、小さい子もいますよね?」

●はい。そして、犬連れも結構いますけど、実は私たちも、仲間がもう一人いるんですよね!?

「さっきからヒューヒューと高周波が聞こえているかと思いますが、千葉から来た僕の大事な大事な家族、愛犬の“千歩”と一緒に歩きます。」

●黒ラブですよね。いくつなんですか?

「もうすぐで生後5ヶ月になりますね。」

●まだ子犬で可愛らしいですよね!

「体は大きいんですが、やることは子供なんですよ。小学生みたいな感じですね。」

●今日は一緒に登りますが、千歩ちゃんに負けないようにしないといけないですね!

「この子は足腰が強いから、僕らよりも強いかもしれないですね(笑)。僕は犬連れバックパッカーでもあるので、“今後、色々なところをこの子と歩きたい”と思っているから、そのときのマナーを教えていきたいと思います。」

●私も、一緒に習いながら登りたいと思います。よろしくお願いします!

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※この日がトレッキング・デビューとなる“千歩”を連れて、シェルパさんと登山を始めました。

●登り始めて10分ぐらいになりますが、入り口からいきなり急勾配でしたね。

「そうですね。ここまで一気に登ってきましたが、振り返ると八ヶ岳の峰々が見渡せますよ。」

●すごい! キレイ!

「少し解説すると、一番高く見える山が主峰の“赤岳(あかだけ)”で2900メートル弱あります。そこから横に並んでいるのが“横岳(よこだけ)”で、反対側にいくと“権現岳(ごんげんだけ)”が広がっています。縦走するのが楽しい山々ですね。」

●まだ雪がうっすら残ってますね。

「今年は雪が多かったですからね。麓の方に目を移すと、パッチワークのように広がっているところがあるじゃないですか。あれは全部畑ですね。この辺りは高原野菜で有名なところなので、あの辺りでレタスとか作っているんじゃないでしょうか。」

●それらが一望できるんですね。この辺りでも素晴らしい景色が広がっているんですから、頂上にはどんな景色が広がっているのか、すごく楽しみです!

「今は八ヶ岳側しか見えてないですけど、登っていくと反対側も見えるようになりますよ。」

●この後も頑張っていきましょう! 千歩、よろしくね!

※さらに上に登っていきます。

●結構登ってきたんじゃないですか?

「いや、大して登ってませんよ(笑)。今、立ち止まってもらいましたが、北側を見てください。天文台があるのが分かりますか?」

●衛星放送をキャッチするような大きなパラボラアンテナがいくつも見えます。

「あれは“国立天文台”です。ここで色々な天体観測ができるんですが、なぜここなのかというと、ここって空気が澄んでいて、周りに明かりがほとんどないので、天体観測をするのに非常に適したところなんです。」

●確かに、昨日の夜もすごくキレイな星空でした!

「ここはもっとキレイですよ!」

●そうなんですか! こういう風に里を一望できるのっていいですね。

「さっきから、うちの千歩が鳴いております(笑)」

●今日は千歩が一番ハイペースで、私たちが遅いと怒ってるみたいなんですよね(笑)。千歩ごめんね! 頑張るよ!

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※さらに上に登っていきます。そして、途中で斉藤さんからアドバイスをいただきました。

●私たちはどのぐらいまで登ってきましたか?

「登山口からだと100メートルぐらい登ってきましたね。そういえば、朝、最初に細かくチェックするのを忘れていたんですが、長澤さんの今日のウエア、ダメですね。」

●あ、そうですか!?

「長澤さんが今着てるのってコットンのTシャツですよね? コットンは汗を吸えるだけ吸うので、体が段々と冷えてしまうんですよ。ウエアって大事で、僕のように、登山をするときの基本的な服装として、重ね着をするんですね。寒ければもう1枚着るし、暑ければ1枚脱ぎます。
 僕は下着から全て化学繊維のものを着ていて、これだと汗をかいてもすぐ乾く、そんな素材を着ています。だから、今こういう風に休憩している間に風が吹けば、体が冷えずに水分が飛んでいきます。なので、“乾きやすくて、濡れても体温を奪われないもの”を着るのが、登山をするときの服装の基本になります。」

●分かりました!

「次回から気をつけてください。もう少ししたら牧場に出るので、頑張りましょう!」

※もうまもなく牧場に着きます。

●樹林帯が終わって、これから開けたところに入っていきますが、実はここ、牛の放牧場なんですね。今、目の前には有刺鉄線の柵がありますけど、ジグザクな入り口になってますよね? 僕ら人間は細かい動きで通ることができますが、牛はジグザグができないので、これだけで牛は出ることができないんですよね。ここを入ると、眺めが一気に変わります。」

●それは楽しみです! あ、本当だ! 目の前に富士山が見える!

「ここから見ると、その手前にもこっとした山が見えるじゃないですか。あれが、“ご飯をお椀に盛ったような山”ということで“飯盛山”という名前が付いた山です。ここからは緩やかで眺めのいい道を進んで、頂上を目指します。ここからでも南アルプスが見えて、素晴らしいですね。
 ここから見える景色で特徴的なのが、今、富士山が見えますね。そのすぐ傍にひときわ雪が多い山があるじゃないですか。あれが“北岳(きただけ)”なんですよ。だから、“日本で一番高い山”と“日本で二番目に高い山”を同時に見ることができます。」

●すごく贅沢です! “大パノラマ”って、こういうことをいうんですね!

「今日はいい天気ですから、すごくよく見えますよね。飯盛山に行けば、違う景色が見えますよ。ここからは景色を楽しみながらいきましょう!」

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※飯盛山に向けてゆっくり歩いていると、なにやら素敵なことをやっている方々がいました・・・。

斉藤さん「今、眺めが最高にいい場所で、最高にオシャレなことをしてるグループがいます!」

●楽しそうな女子4人組がいます!

斉藤さん「テーブルを出して、テーブル・クロスを敷いてるんですよね。それに、こういうところではチタンや金属のカップを使うのが普通なのに、陶器のカップを使ってるんですよ!」

●本格的なチョコレート・ケーキや、ナッツのケーキがあるんですよね!

ハワードさん「あとは、ガトーショコラとベイクド・チーズケーキですね。」

斉藤さん「こんなオシャレなことをしている人は誰かなと思ったら、知り合いでした!」

●お名前を教えていただけますか?

ハワードさん「ハワードと申します。 “キャロル”という、家内が作っている自家製ケーキの店をやっています。」

●ちなみに、どこの国の方ですか?

ハワードさん「私はカナダで、家内は日本人です。」

●今日は山の上でティー・パーティですか!?

ハワードさん「今日は練習でやっています。希望者がもっと集まれば、店の企画として、道具一式を背負って、この山の景色を見ながらティー・パーティをやりたいなと思います。」

●この景色でティー・パーティができたら最高じゃないですか!

ハワードさん「天気次第ですが、年に何回かやれればと思います。お店に連絡していただければ、計画します。」

●最高ですね! 実際に参加されてる方のお話を聞いてみたいと思います。このロケーションでケーキと紅茶をいただくのって、どうですか?

参加者「すごく気持ちいいです! ケーキもすごくキレイで、いいなって思います。」

●太陽の下でいただくと、見た目もそうですし、味もいいですよね! では、あまり長居してしまうと、みなさんのパーティーの邪魔をしてしまいますので、これで失礼します。ありがとうございます! 楽しんでください!

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※そして、まもなく頂上に到着します。

●あとちょっとですね!

「目の前に“1,643メートル”と書かれた、飯盛山の山頂が見えています。正面に富士山が見えてますよ。」

●いやぁ、こうやって見ると、富士山ってシルエットがすごくキレイな山ですね!

「そうですね。それに、今日は赤岳もハッキリ見えてますしね。」

●まさに絵葉書のような景色ですね。

「反対側を見てみると、北側に見えるのが浅間山(あさまやま)で、視線をちょっと移動させると、奥秩父(おくちちぶ)の山々が見えます。その手前に岩だらけの山があると思いますが、あれが水無山(みずなしやま)で、その奥に一番高い山があると思いますが、あれが金峰山(*山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼ぶ)です。水無山と金峰山は日本百名山に入ってます。なので、ここから見える日本百名山が相当あるということになりますよね。」

●本当すごいですね! なんて贅沢なんでしょうか!

「ここは360度、景色を楽しめるところですね。どうですか?」

●最高です! せっかくなので、頂上にある目印の柱にタッチしたいです!

「じゃあ、千歩と一緒にタッチしましょう!」

●飯盛山、1,643メートル! 到着しましたー! やったー! では、ここで記念撮影をしましょう!

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※今回、途中でお話をうかがったハワードさんのお店“キャロル”は、清里の萌木の村にあり、自家製ケーキとランチをティールームで楽しめます。絶景の場所で行なっていたティー・パーティですが、新しい企画ということでご要望があればご案内しますとのことでした。詳しくは、キャロルのサイトをご覧ください。

◎キャロルのHP:http://www.carole.co.jp/tearoom.html

頂上でワンバーナークッキング!

「では、お昼というほどでもないですが、軽く食べましょう。」

●嬉しいです!

「実は、ここに来る前にコンビニでおにぎりを買ってたんですけど、山でおにぎりを食べるとパサパサになるんですね。山では温かければ、それだけでご馳走になるので、僕が最近出した『シェルパ斉藤の“元祖”ワンバーナークッキング』の中で“最も簡単な料理ベスト3”を挙げたんですが、その中の1つの料理を今から作ります。使うのは、昆布のおにぎりです。ポイントは、普通にフィルムを剥がしてしまうと、海苔とご飯がくっついてしまうから、あえてご飯だけにして、海苔と別にします。このご飯をコッヘルに入れます。この中に水を入れて、温めながらかき混ぜるだけです。要するに、雑炊を作ります。」

●簡単すぎますね!

「ここで一つポイントがあります。スーパーでお刺身などを買うと付いてくるおろしワサビを入れるだけで風味が増します。」

●調味料はそれだけですか?

「これだけです。では、かき混ぜます。」

●昆布のいい香りがしてきました! 美味しそう! こんな山々が見える素晴らしい景色の中でクッキング、最高ですね!

「温まってきました。ここにワサビを入れます。そして、さっき別にしておいた海苔を適当に入れます。これで出来上がりです!」

●早い! それでは、いただきます! 海苔とワサビのいい香りがしますね。・・・美味しい!

「山では、パサパサなものが温かくなるだけでご馳走になるし、美味しいんですよね。」

●すごく贅沢です!

「1分もかかってないぐらいの簡単な料理ですけどね(笑)」

●(笑)。こんなにも美しい景色を見ながら温かいものが食べられるって、すごく贅沢ですよね!

「今日は天気がいいからそこまで寒くはないですけど、もっと寒いときにこれを食べたら、もっとご馳走に感じますよ。」

●“幸せ!”って感じです!

※そして、贅沢にも、もう1品作っていただきました。

「では、もう1品作ります。さっきと同じくコンビニのおにぎりを使いますが、今度は梅おにぎりを使って、チャーハンを作ります。今回は、梅おにぎりに加えて、ツナ缶を使います。このツナ缶には油が最初から入っているので、この油を使います。」

●その油をコッヘルの中に入れるんですね。おにぎりでも、味によって雑炊やチャーハンが作れるんですね!

「火を点けたら、梅おにぎりを入れます。そしたら、ほぐします。」

●香ばしいですね!

「ほぐれてきたら、ツナも入れます。あとは炒めるだけです。」

●いい音がしますね!

「これも色々と試してきたんですけど、このツナのちょっとしたしつこさが梅と合うんですよ。しかも、塩を入れなくても、おにぎりにあらかじめ塩が付いているので、わざわざ付ける必要がありません。はい、これで出来上がりです。そして、仕上げとして海苔を適当に入れます。では、どうぞ。」

●すごく簡単ですね! いただきます! 私、実は梅が大好きなんですよ。それに、ちょっと疲労感もあるから、この梅が染みるんでしょうね。・・・うん、チャーハン! 梅の酸味とツナのうま味のバランスが最高ですね! 美味しいです! 最高!

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※今回登った“飯盛山”は標高1,643メートル。登山口の“しし岩登山口”までは車で行くことができ、そこから約50分で頂上に着きます。最寄りの駅はJR小海線・野辺山駅。詳しくは南牧村観光協会のサイトを見てください。

◎南牧村観光協会のHP:http://www.kanko-nobeyama.jp/

これを期に、もっとキャンプをしてほしい

●無事、飯盛山から戻ってきました。今日は天気がすごくよくて、気持ちいいトレッキングでした!

「これはいくらお金を払っても買えるものじゃないと思うんですよね。天気はもちろん、面白い出会いとかもありましたね。それに、今の時期、気候がちょうどよかったし、眺めも最高でしたね。これを期に、こういったアウトドアをもっと好きになっていただけたらと思います。」

●これを味わったら、どんどん行きたくなっちゃいます!

「実は、あまり詳しく話していなかったんですけど、今日歩いたコースって、“八ヶ岳山麓スーパートレイル”という全長200キロメートルを超えるロングトレイルの一部なんですよ。“ずっと歩いていたい”と思えるのがロングトレイルなので、そのロングトレイルの魅力も、今日、分かっていただけたかなと思います。」

●機会があれば、ほかのロングトレイルも歩いてみたいです。

「長いですけど、どこ行っても楽しいところですよ!」

●今回、それ以外でも、盛りだくさんな1泊2日になりました!

「サービスしすぎたかなって思うぐらいでしたね(笑)」

●(笑)。本当に色々とお世話になりました。ありがとうございました! まずはテントを張るところから始まりました。

「今思えば、遠い昔のことのように感じますね。」

●あのときは、「今日、ここで寝られるのかな?」って不安になりました。

「最初はテントのことをよく分かってませんでしたが、ちゃんと建てられましたね。僕がビックリしたのが焚き火でした。火が大きすぎましたけど、ちゃんと火をつけることができたことに驚きました。これで分かっていただけたと思いますが、実は焚き火はそこまで難しくなく、楽しいことなんですよね。当然、責任も生まれますので、火をうまくコントロールして、火と付き合っていくことも体験できたと思うので、よかったと思っています。」

●火が使えると、料理もできるし、暖も取れるし、話も弾みますね。

「あと、ほどよい明かりですから、女性がキレイに見えますよね(笑)」

●本当ですか! ありがとうございます!(笑) そして、美味しいご飯を一緒に食べることができました。

「これを期に、キャンプをもっとしていただけたらと思いますし、トレッキングもしていただけたらと思います。僕は来月、スペインの巡礼街道を2~3週間近くかけて歩いてこようと思っています。今日歩いてみて思ったのが、“歩くことがやっぱり楽しい”んですよね。それを何日間も続いて味わえるというのは、バックパッカーとして楽しみにしてます。なので、長澤さんも機会があれば、一緒に歩きましょう!」

●是非お願いします! 今回来るまで、ちょっと大変だったり難しかったりするところもあるのかなと思ったんですね。

「その不安も大事ですよ。あまりにもイージーに考えるのではなく、ある程度の不安は大事なことだと思いますよ。」

●ただ、純粋に“楽しい!”と感じられた2日間でした!

「ウエアの失敗とか、ところどころミスがありましたけど、それはそれで次に生かせると思いますので、これを終わりとせず、むしろ始まりにしてもらいたいと思います。」

●今後ともよろしくお願いします!

(この他のシェルパ斉藤さんのインタビューもご覧下さい)

YUKI'S MONOLOGUE ~ゆきちゃんのひと言~

 斉藤さんから最初に「キャンプは衣食住の食と住を野外に持ち出すこと。それも自分らしいスタイルでいい」と教えてもらいましたが、今回始めてそれを体験してみて、寝床を作ったりご飯を食べたり、本当にシンプルなことですが、自分でどんな風にしようかなと考えると、すごくワクワクしました。なにより、自然の中にいると開放的になれて、ありのままの自分でいられました。またぜひキャンプ行きたいです!

シェルパ斉藤さん情報

新刊『シェルパ斉藤の“元祖”ワンバーナークッキング

 エイ出版社 本体価格1,000円
 飯盛山の山頂で作っていただいた料理のレシピは、シェルパ斉藤さんの新刊となるこの本に掲載されています。ほかにも、ワンバーナーで作ることができる料理が“ごはんもの”“麺類・パスタ・粉モノ”“つまみ”“デザート”とジャンル分けされて、50のレシピが掲載されています。

 今回お世話になったシェルパ斉藤さんは、旅人のために、敷地内にあるゲスト・ハウスやキャンプ・サイトを開放しています。ただし、事前に問い合わせて予約を入れてください。使用料はカンパ制となっていますが、バックパックや自転車、バイク、車など、旅のスタイルによって目安の金額が変わります。寝具やバーナー、かまど、焚き火台などのレンタルもあります。

カフェ&ギャラリー「チーム・シェルパ」

 斉藤さんの奥様「京子」さんが切り盛りしているカフェ&ギャラリー「チーム・シェルパ」が母屋のとなりにあります。京子さん手づくりの特製ベジタブル・カレーは絶品! コーヒーやチャイ、ケーキも美味しいですよ。また、ギャラリーには斉藤さん愛用のアウトドア・グッズや著書なども置いてあります。

◎営業日:金・土・日・月の4日間と祝祭日(原則)
◎詳しい情報:チーム・シェルパのホームページ

今週のオンエア・ソング

オープニング・テーマ曲
「GRACIAS / LARRY CARLTON」

M1. TOP OF THE WORLD / CARPENTERS

M2. WALKING IN THE SUN / TRAVIS

M3. TEA FOR TWO / 古沢厳

M4. VIVA LA VIDA / COLDPLAY

M5. HAPPIEST FOOL / MAIA HIRASAWA

M6. LA / OLD MAN RIVER

エンディング・テーマ曲
「THE WHALE / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA」