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番組プロデューサー、村上太一のオススメする本を紹介しています。 |
『赤い土・フェロシルト〜なぜ企業犯罪は繰り返されたのか』
杉本裕明 風媒社/定価2,100円 環境問題を専門に取材を続けていらっしゃる朝日新聞の記者・杉本裕明さんが徹底、かつ丹念な取材を通して、企業と自治体の不正と社会的な責任を追究した読みごたえのある一冊。 | |
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『温暖化防止のために 一科学者からアル・ゴア氏への提言』
清水浩 ランダムハウス講談社/1,800円 地球温暖化というとんでもない問題をみせてくれたゴアさんの「不都合な真実」。政府間の駆け引きや排出権取引などによる小手先の手法で、国際世論をかわし、この問題の主導権を握ろうとしている先進国の思惑とは別に、温暖化を防止するために省エネ活動を行なったり、一生懸命にリサイクルやゴミの分別をしている我々庶民は、心の底の方で徒労感が強くて、結局無理なんじゃないの?と思わないでもなかったけど、この本を読んだ後には希望の光が差し込んでくるのを実感する。21世紀型の技術、ガ・ン・バ・レ!! | |
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『ごみ処理のお金は誰が払うのか』
杉本裕明・服部美佐子 合同出版/定価1,680円 『納税者負担から生産者・消費者負担への転換』というサブタイトルが付いている杉本さんと環境ジャーナリストの服部美佐子さんによる共著。容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、建設リサイクル法の施行後の状況に焦点を当て、処理費用をキーワードに“日本のゴミ問題”を再点検し、その現状と解決策を、豊富な実例満載で提起。 | |
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『森と人間』
田嶋謙三・神田リエ 朝日新聞社:朝日選書/定価1,200円 里山の雑木林や二次林と人間が、文化的に上手に付き合ってきた歴史を踏まえつつ、今、日本人はどのように森とかかわっていけばいいのか。農林水産業的な視点からも語られる森と人間の真の共生の姿。国土の3分の2を森に囲まれた日本人であるからこそ読むべき、森の文化論。 | |
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『温暖化クライシス』
山根一眞 小学館/定価2,300円 温暖化時代/大気候変動時代にこそ光る凄い技術。週刊ポストの人気連載「メタルカラー烈電」をまとめた山根氏版「プロジェクトX」。それにしても日本にはとんでもないことをやってのけたスーパー技術者のなんと多いことか。 |
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